日本のかっこいい女性ボーカル
かっこいい女性ボーカリストというとどなたを思い浮かべますか?
男性にも勝るとも劣らないパワフルなロック系シンガーや、美しく凛としたかっこよさを持つシンガーなど、さまざまなかっこいい女性シンガーがいますよね!
この記事では、そうしたオススメのかっこいい女性ボーカリストを一挙に紹介していきますね!
話題の若手アーティストはもちろん、長年愛され続けているレジェンドなど、幅広い年代からピックアップしましたので、ぜひ彼女たちの歌声を聴いてくださいね。
日本のかっこいい女性ボーカル(1〜10)
声塩塚モエカ

繊細で力強い歌声と、文学的な歌詞世界で多くのリスナーの心をつかんでいる塩塚モエカさん。
オルタナティブロックバンド『羊文学』のボーカル・ギタリストとして、バンドの全ての楽曲の作詞作曲を手掛けています。
2017年にEPでCDデビューを果たし、2020年にはメジャーデビューを実現。
シューゲイザーやインディーポップの要素を取り入れた独特の音楽性は、若い世代を中心に熱い支持を集めています。
2022年には、アルバム『our hope』が第15回CDショップ大賞2023の大賞<青>を受賞。
2023年のFUJI ROCK FESTIVALではGREEN STAGEで異例の動員を記録し、その実力を証明しました。
知的で叙情的な歌詞と独自の世界観にひかれる音楽ファンにぜひオススメしたいアーティストです。
タマシイレボリューション越智志帆

今回ご紹介する、このSuperflyのボーカル、越智志帆さん。
彼女の歌唱の魅力は何と言っても、その日本人離れしたと言っても過言でないパワフルな歌声に尽きるでしょう。
楽曲の高音になるパートでも決して喉を締め付けたような苦しげな発生にならないところは「さすが!!」と言わざるを得ません。
僕のボイトレレッスンを受けに来ている生徒さんの中にも、彼女のような歌声に憧れて目指している人がとても多くいます。
パワフルでも、決して(悪い意味で)荒っぽくならないところも彼女の歌唱のすごいところだと思います。
今回、動画でご紹介している『タマシイレボリューション』はパワフルなロックソングですが、ご興味のある方はSuperflyのバラード曲なども検索して聴いてみてください。
彼女の歌声の魅力をより深く感じることができますよ!
星とそばかすとダイヤモンドたかはしほのか

繊細な表現力とエモーショナルなギターサウンドで独自の世界観を表現するリーガルリリーのボーカル、たかはしほのかさん。
オルタナティブロックとインディーロックを融合させた音楽性で、高校在学中にバンドを結成し活動を開始しました。
アメリカの『SXSW』や中国ツアーなど海外でも精力的に活動を展開し、アルバム『bedtime story』『Cとし生けるもの』をリリース。
映画やアニメのタイアップ曲も数多く手がけ、透明感のある歌声と独自の感性で魅了しています。
NHK『みんなのうた』への楽曲提供など、幅広い層から支持を集めているアーティストです。
サボテンガールアイナ・ジ・エンド

「楽器を持たないパンクバンド」としてアイドルシーンを席巻する6人組ガールグループ・BiSHのメンバーとして知られているシンガー。
その特徴的なハスキーボイスはリスナーの心を震わせ、激しい曲であっても涙腺を刺激する魔力のようなものを感じる方も多いのではないでしょうか。
また、2021年にはインディーフォークバンド・ROTH BART BARONとのユニットであるA_oのボーカルとしての歌唱も話題になりました。
2023年にはBiSHの解散がアナウンスされていますが、ソロとしてもユニットとしても期待されている、注目の若手アーティストです。
愚か者たち松尾レミ

ハスキーでかっこいい歌声が好きな方にオススメなのが、ロックバンドGLIM SPANKYのボーカリストである松尾レミさんです。
GLIM SPANKYは2014年にメジャーデビューを果たし、映画『不能犯』の主題歌となった『愚か者たち』が代表曲として知られていますね。
ボーカリストとしての松尾さんの魅力はやはりそのハスキーな歌声ですが、加えて幼い頃から聴き込んできた膨大な音楽的バックグラウンドを生かした魂のこもった熱い歌唱パフォーマンスも彼女の魅力です。
公然の秘密椎名林檎

クールなイメージとカリスマ性を持った椎名林檎さん。
音域の広さと独特な歌い方が特徴のボーカリストです。
ロックンロールからジャズ、ヒップホップなど幅広いジャンルを歌いこなします。
ギターや鍵盤などの楽器演奏もでき、作詞、作曲、編曲までもこなす、まさにマルチプレイヤーです。
日本のトップクラスの女性シンガーの1人です。
君に夢中宇多田ヒカル

父親が音楽プロデューサーで、母親に歌手の藤圭子さんを持つという、音楽界のサラブレッド的な存在の宇多田ヒカルさん。
1998年に1st.シングル『Automatic』で華々しくデビューし、その後、日本の音楽シーンにR&Bブーム的なものを巻き起こしました。
R&Bの歌唱で多用されることの多い「ミックスボイス」という発声に注目が集まったのも、彼女のデビューがきっかけだったような覚えがあります。
ニューヨークで生まれ育ったという彼女の経歴も強く影響しているのだと思いますが、R&Bの16ビートの楽曲を平板にならずに歌って表現できるリズム感、タイム感なんかにも着目して聴いてみてくださいね。