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ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ

まもなくハロウィンシーズン!

不思議な雰囲気たっぷりの音楽で、仮装パーティーやお家時間をもっと楽しみませんか?

クラシックのピアノの名曲から、サントラのテーマ曲のアレンジなどハロウィンの気分を盛り上げるピアノ曲をご紹介します。

ちょっと不気味だけどどこか愛らしい、ハロウィンならではの独特な世界観を、ピアノの音色で味わってみませんか?

BGMとして聴いて楽しむのもよし、ピアノが弾ける方はぜひハロウィンパーティーでその腕前を披露してみてくださいね。

それではどんな曲があるか一緒に見ていきましょう!

ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(21〜30)

組曲「動物の謝肉祭」:水族館Camille Saint-Saëns

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスさんが手掛けた組曲『動物の謝肉祭』は、動物たちの祝祭をユーモラスに描いた作品として知られていますよね。

その中の一曲は、ハロウィンの夜に不思議なきらめきを添えてくれます。

ピアノのさざ波のようなアルペジオに、ガラス・ハーモニカの透明な音色が重なり、まるで水中の異世界に迷い込んだかのような、幻想的で少々不気味な雰囲気を醸し出します。

この楽曲は、作者の意向で生前はほとんど公開されず、1922年2月になって初めて公に演奏されたという逸話もミステリアスですよね。

カンヌ国際映画祭の公式上映前にも使用されるなど、映像を美しく彩る音楽としても評価されています。

静かで美しい、けれどどこかゾクッとするハロウィンを演出したい時にぴったりの一曲です。

組曲『動物の謝肉祭』第7曲『水族館』Camille Saint-Saëns

サン=サーンス:動物の謝肉祭より「水族館」 ピアニスト 近藤由貴/Saint-Saëns:The Carnival of the Animals “Aquarium” Piano,Yuki Kondo
組曲『動物の謝肉祭』第7曲『水族館』Camille Saint-Saëns

シャルル=カミーユ・サン=サーンスが作曲した『動物の謝肉祭』の1曲、『水族館』。

幻想的で神秘的な雰囲気が魅力的な本作は、その名の通り水族館の中を漂う水生生物や、水中の透明感、光の揺らめきを音楽で表現しています。

1886年に作曲されましたが、サン=サーンスの死後1922年に公開されました。

アニメ『のだめカンタービレ』の印象的なシーンにも使用され、多くの人々に親しまれています。

ハロウィンの季節、幻想的な雰囲気を味わいたい方にぴったりの1曲です。

幻想的小品集 作品3-2「前奏曲」Sergei Rachmaninov

『鐘』という名で有名な、ロシア出身のセルゲイ・ラフマニノフが19歳の頃に作曲したピアノ曲。

彼の代表曲の一つです。

冒頭の重厚な和音がまるで鐘の音のように鳴り響き、おどろおどろしい雰囲気はハロウィンにぴったり!

中間部では激しい三連符が不安と緊張を高め、ゾクゾクするような気分にもなります。

欧米では「モスクワの鐘」の愛称で親しまれ、ラフマニノフの演奏会では必ずアンコールで求められたそう。

ハロウィンパーティーのBGMや、怖い話をする時の伴奏にもいかがでしょうか?

本作を聴けば、きっと特別な雰囲気を味わえるはずです。

これがハロウィン(映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』より)Danny Elfman

毎年同じように繰り返される単調なハロウィンに、クリスマスの華やかさを取り入れようと奮闘するドタバタ劇を描いたディズニー映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の劇中歌。

おどろおどろしい街の様子を自慢げに紹介する、まさにハロウィンを盛り上げるのにピッタリの楽曲です。

この曲を聴けば、パーティーや仮装の準備も捗ること間違いなし!

ノリがよく演奏しやすい作品でもあるので、ぜひご自身でも弾いてみてくださいね!

交響詩『魔法使いの弟子』Paul Dukas

【ピアノソロ】『ファンタジア』より “魔法使いの弟子” -P.Dukas, “The Sorcerer’s Apprentice” on a piano
交響詩『魔法使いの弟子』Paul Dukas

フランスの作曲家ポール・デュカスの代表作である交響詩『魔法使いの弟子』。

完璧主義だったデュカスは、気に入らなかった作品を生前にことごとく破棄……。

残った13曲のうちの1曲がこの作品なのだそうです。

デュカスの出世作として知られていた本作は、ミッキーマウスが弟子役で登場する1904年公開のディズニー長編映画『ファンタジア』の挿入曲に起用され、さらに広く親しまれるようになりました。

次の展開が読めないワクワク感に満ちた曲調が、ハロウィンの雰囲気にピッタリだと思いませんか?

ペール・ギュント 第1組曲 作品46「山の魔王の宮殿で」Edvard Grieg

グリーグ #山の魔王の宮殿にて #ピアニスト 近藤由貴/Grieg: In the Hall of the Mountain King, Yuki Kondo
ペール・ギュント 第1組曲 作品46「山の魔王の宮殿で」Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家、エドヴァルド・グリーグが手掛けた組曲『ペール・ギュント』は、ノルウェーの劇作家イプセンの戯曲のために作られた劇付随音楽の一部。

その中の「山の魔王の宮殿で」は、主人公ペール・ギュントがトロールたちに追い詰められる場面を描いています。

緊張感と不気味さを増すため、徐々にテンポと音量が増していく構成が特徴的。

静かに始まり、クライマックスに向けて加速していく展開は、迫り来る危機感を見事に表現しています。

ノルウェー民族音楽の影響を受けたスタイルも感じられ、グリーグの「国民楽派」としての一面がうかがえますね。

ハロウィンの雰囲気作りにぴったりの1曲。

不気味で幻想的な世界観を楽しみたい方にオススメです。

組曲『動物の謝肉祭』第12曲『化石』Camille Saint-Saëns

『サン=サーンス:動物の謝肉祭~化石 』(Saint-Saëns, Carnival of the Animals No.12 Fossiles)(ピアノ楽譜)
組曲『動物の謝肉祭』第12曲『化石』Camille Saint-Saëns

全14曲で構成された『動物の謝肉祭』は、フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスが手掛けた組曲で、子ども向けの管弦楽曲としても非常に人気の高い作品です。

センスのある遊び心や他の作曲家のパロディなど、ユーモアたっぷりの作風は大人から子どもまで楽しめますよね。

今回、ハロウィンにおすすめの曲ということでこちらの『動物の謝肉祭』より第12曲にあたる『化石』を紹介しましょう。

自作品『死の舞踏』や多数のフランス民謡などの旋律を引用したパロディ色の強い作風で、軽妙な雰囲気がハロウィンにもぴったり合いそうですね。

ピアノアレンジで弾く場合もそれほど難易度は高くないので、ユーモアたっぷりに軽快なタッチで弾くことを心がけましょう!