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ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ

まもなくハロウィンシーズン!

不思議な雰囲気たっぷりの音楽で、仮装パーティーやお家時間をもっと楽しみませんか?

クラシックのピアノの名曲から、サントラのテーマ曲のアレンジなどハロウィンの気分を盛り上げるピアノ曲をご紹介します。

ちょっと不気味だけどどこか愛らしい、ハロウィンならではの独特な世界観を、ピアノの音色で味わってみませんか?

BGMとして聴いて楽しむのもよし、ピアノが弾ける方はぜひハロウィンパーティーでその腕前を披露してみてくださいね。

それではどんな曲があるか一緒に見ていきましょう!

ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(11〜20)

おばけの足あとWilliam Gillock

【ギロック】おばけの足あと《発表会におすすめの曲》Gillock “Spooky Footsteps” クラシックピアノ – Classical Piano – CANACANA
おばけの足あとWilliam Gillock

抜き足差し足で忍び寄る、見えない誰かの気配。

そんなミステリアスで少しコミカルな情景が目に浮かぶ、William Gillockさんによるピアノ小品を紹介しましょう。

「教育音楽作曲界のシューベルト」と称された彼ならではの、物語性あふれる作品です。

スタッカートで表現される足音と、ドキリとさせる不協和音がハロウィンの不思議な雰囲気にぴったりですね。

この楽曲は1970年に公開され、日本ではアルバム『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1』にも収録されていますよ。

ブルグミュラーコンクール2025年度の課題曲にもなっており、パーティーで披露すれば盛り上がること間違いなし。

演奏時間も短いので、足音が消える結末を想像して、物語を語るように弾いてみてくださいね。

映画『ハロウィン』メインテーマJohn Carpenter

得体の知れないものが迫ってくるような緊張感ただよう楽曲!

ハロウィンの日に犯行を繰り返す残酷な殺人鬼の姿を描いたアメリカ映画『ハロウィン』のテーマ曲です。

曲の構成自体は、同じリズム、同じ進行が繰り返される非常にシンプルなもの。

しかし、絶妙なコードの組み合わせが、なんともいえないゾクゾク感を生み出しています。

リズムをとにかく正しく刻み、抑揚をつけずに淡々と演奏することで、よりおどろおどろしい雰囲気を演出できますよ!

部屋を真っ暗にしてピアノで演奏すれば、一人でも十分に恐怖を味わえそう……。

ヘドウィグのテーマ(映画『ハリー・ポッター』メインテーマ)John Williams

映画『ハリー・ポッター』といえばこの曲!

主人公ハリー・ポッターのペットである白フクロウ、ヘドウィグの名が付けられた楽曲ですが、シリーズ全体を通して重要な場面で使われており、「ハリー・ポッターのテーマ曲」として広く親しまれています。

ちなみに、シリーズすべてに起用されたのは、この曲のみだそう。

聴く者を非現実的な世界に引き込むような不思議な雰囲気を放つシンプルなメロディは、ピアノの繊細な音色とも相性抜群。

冒頭部分をさらっと弾くだけでも、ハロウィン気分になり盛り上がるでしょう!

ザ・ヴィランズ・ワールド(東京ディズニーシー ハロウィンイベントより)Marco Marinangeli

【TDS】ザ・ヴィランズ・ワールド ディズニーシー ハロウィーン 【かふねピアノアレンジ】
ザ・ヴィランズ・ワールド(東京ディズニーシー ハロウィンイベントより)Marco Marinangeli

東京ディズニーリゾートで開催されるハロウィンイベントの曲って、ドキドキワクワクした気持ちにさせてくれますよね!

そんな中でも東京ディズニーシーで2015年〜2018年に開催されていた『ザ・ヴィランズ・ワールド』の曲は、ピアノでの弾きごたえも抜群の1曲です。

ピアノで演奏すれば、ハロウィンの怪しげな雰囲気がまた違った装いで感じられますよ。

ショー音楽ということで難しさはありますが、ディズニー好きの方ならショーの雰囲気を感じながら演奏できるはず!

ハロウィンパーティーのBGMにもぴったりなので、ぜひ聴いて、演奏して楽しんでくださいね。

組曲「くるみ割り人形」Op.71a 第3曲「こんぺい糖の踊り」Pyotr Tchaikovsky

Piotr Tchaikovsky, Nutcracker – Dance of the Sugar Plum Fairy (Opus 71), Piano Sheet music
組曲「くるみ割り人形」Op.71a 第3曲「こんぺい糖の踊り」Pyotr Tchaikovsky

ロシア音楽代表のピョートル・チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽『くるみ割り人形』。

その中の『こんぺい糖の踊り』は、お菓子の国の宴を描いている、少し不思議な世界を感じられる曲です。

チェレスタという鍵盤楽器の繊細な音色が、こんぺい糖の精の優雅な踊りを表現しています。

聴く人を異世界へと誘う軽快で夢幻的な旋律は、ハロウィンにもぴったり!

クリスマスシーズンになると世界中のバレエ団で上演されますが、一足先のハロウィンの時期に聴いてみてはいかがでしょうか?

気になった方はぜひピアノでも弾いてみてくださいね。

死の舞踏 S.555 R.240Saint-Saëns=Liszt

角野 隼斗/サン・サーンス=リスト編:死の舞踏 S.555 R.240(第42回入賞者記念コンサート 特級 グランプリ)Saint-Saëns=Liszt – Danse macabre S.555
死の舞踏 S.555 R.240Saint-Saëns=Liszt

フランスの作曲家サン=サーンス作曲の『死の舞踏』は、フランスの詩人アンリ・カザリスの詩をもとに、死神の奏でるヴァイオリンに合わせて骸骨が不気味なワルツを踊る様子を描いた作品。

超絶技巧を要する数多くのピアノ作品を残したことで知られるフランツ・リストによって、ピアノ独奏版が出版されています。

死神や骸骨……ハロウィンに関連する作品ではありませんが、登場キャラクターだけ見ればまるでハロウィンのための作品!

不気味な曲調もハロウィンの夜にピッタリです!

ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(21〜30)

組曲「動物の謝肉祭」:水族館Camille Saint-Saëns

フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスさんが手掛けた組曲『動物の謝肉祭』は、動物たちの祝祭をユーモラスに描いた作品として知られていますよね。

その中の一曲は、ハロウィンの夜に不思議なきらめきを添えてくれます。

ピアノのさざ波のようなアルペジオに、ガラス・ハーモニカの透明な音色が重なり、まるで水中の異世界に迷い込んだかのような、幻想的で少々不気味な雰囲気を醸し出します。

この楽曲は、作者の意向で生前はほとんど公開されず、1922年2月になって初めて公に演奏されたという逸話もミステリアスですよね。

カンヌ国際映画祭の公式上映前にも使用されるなど、映像を美しく彩る音楽としても評価されています。

静かで美しい、けれどどこかゾクッとするハロウィンを演出したい時にぴったりの一曲です。