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ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ

まもなくハロウィンシーズン!

不思議な雰囲気たっぷりの音楽で、仮装パーティーやお家時間をもっと楽しみませんか?

クラシックのピアノの名曲から、サントラのテーマ曲のアレンジなどハロウィンの気分を盛り上げるピアノ曲をご紹介します。

ちょっと不気味だけどどこか愛らしい、ハロウィンならではの独特な世界観を、ピアノの音色で味わってみませんか?

BGMとして聴いて楽しむのもよし、ピアノが弾ける方はぜひハロウィンパーティーでその腕前を披露してみてくださいね。

それではどんな曲があるか一緒に見ていきましょう!

ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(21〜30)

ペール・ギュント 第1組曲 作品46「山の魔王の宮殿で」Edvard Grieg

グリーグ #山の魔王の宮殿にて #ピアニスト 近藤由貴/Grieg: In the Hall of the Mountain King, Yuki Kondo
ペール・ギュント 第1組曲 作品46「山の魔王の宮殿で」Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家、エドヴァルド・グリーグが手掛けた組曲『ペール・ギュント』は、ノルウェーの劇作家イプセンの戯曲のために作られた劇付随音楽の一部。

その中の「山の魔王の宮殿で」は、主人公ペール・ギュントがトロールたちに追い詰められる場面を描いています。

緊張感と不気味さを増すため、徐々にテンポと音量が増していく構成が特徴的。

静かに始まり、クライマックスに向けて加速していく展開は、迫り来る危機感を見事に表現しています。

ノルウェー民族音楽の影響を受けたスタイルも感じられ、グリーグの「国民楽派」としての一面がうかがえますね。

ハロウィンの雰囲気作りにぴったりの1曲。

不気味で幻想的な世界観を楽しみたい方にオススメです。

Happy HalloweenJunky ft. 鏡音リン

[鏡音リン]Happy Halloween@Junky – Piano cover [Synthesia]
Happy HalloweenJunky ft. 鏡音リン

ハロウィンの怪しげな雰囲気もポップな雰囲気も感じられる、Junkyさん制作の『Happy Halloween』。

ファミリーマートで開催された『ミクLOVES ファミマ♪キャンペーン4th HappyHalloween ★ TRICK or MIKU?』という企画のために制作されました。

おばけになりきって、ハロウィンの街で楽しく遊ぶ様子が描かれた歌詞は、ハロウィンを盛り上げること間違いなし!

ボカロの曲なので、ピアノで演奏するのは難しいところもありますが、弾きごたえは抜群。

怪しくポップに、そして楽しく演奏したり、聴いたりしてみてくださいね。

ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(31〜40)

Tubular Bells(映画『エクソシスト』メインテーマ)Mike Oldfield

ホラー映画のテーマ曲という枠内を飛び越えて、映画史上に残る名曲の誉れ高い『Tubular Bells』。

イギリスのミュージシャンであるマイク・オールドフィールドさんが1973年にリリースした同名のソロアルバムが初出で、パート1の部分が同年に公開された名作ホラー映画『エクソシスト』のテーマ曲として起用されたという経緯があるのですね。

繰り返されるメインテーマとなるフレーズはどこか神秘的でいてひんやりとした恐怖を感じさせて本当に素晴らしいのですが、ピアノで弾くとまた違った魅力や雰囲気が表現されて興味深いですよ。

右手は基本繰り返し、左手もシンプルなベース音を弾くだけで成立しますから、初級レベルのピアノ奏者でも挑戦できますね!

交響詩『魔法使いの弟子』Paul Dukas

【ピアノソロ】『ファンタジア』より “魔法使いの弟子” -P.Dukas, “The Sorcerer’s Apprentice” on a piano
交響詩『魔法使いの弟子』Paul Dukas

フランスの作曲家ポール・デュカスの代表作である交響詩『魔法使いの弟子』。

完璧主義だったデュカスは、気に入らなかった作品を生前にことごとく破棄……。

残った13曲のうちの1曲がこの作品なのだそうです。

デュカスの出世作として知られていた本作は、ミッキーマウスが弟子役で登場する1904年公開のディズニー長編映画『ファンタジア』の挿入曲に起用され、さらに広く親しまれるようになりました。

次の展開が読めないワクワク感に満ちた曲調が、ハロウィンの雰囲気にピッタリだと思いませんか?

炎と森のカーニバルSEKAI NO OWARI

炎と森のカーニバル / SEKAI NO OWARI【ピアノ楽譜付き】
炎と森のカーニバルSEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARIの楽曲は、ファンタジー感あふれるサウンドと壮大な世界観が特徴。

本作は、幻想的な森でのカーニバルのような異世界観を強く表現しています。

夢の中のイメージを音楽で表現した曲調は、聴く人を不思議な世界へと誘います。

2014年4月にリリースされ、NTTぷららの「ひかりTV」のCMソングとしても使用されました。

ハロウィンのような非日常を楽しみたい方や、日常から少し離れて想像の翼を広げたい方にオススメです。

ピアノで聴いてもその世界観は変わらず、原曲とはまた違ったピアノならではの魅力も感じられることでしょう。

ぜひ聴いたり、弾いたりしてみてくださいね。

組曲『動物の謝肉祭』第12曲『化石』Camille Saint-Saëns

『サン=サーンス:動物の謝肉祭~化石 』(Saint-Saëns, Carnival of the Animals No.12 Fossiles)(ピアノ楽譜)
組曲『動物の謝肉祭』第12曲『化石』Camille Saint-Saëns

全14曲で構成された『動物の謝肉祭』は、フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスが手掛けた組曲で、子ども向けの管弦楽曲としても非常に人気の高い作品です。

センスのある遊び心や他の作曲家のパロディなど、ユーモアたっぷりの作風は大人から子どもまで楽しめますよね。

今回、ハロウィンにおすすめの曲ということでこちらの『動物の謝肉祭』より第12曲にあたる『化石』を紹介しましょう。

自作品『死の舞踏』や多数のフランス民謡などの旋律を引用したパロディ色の強い作風で、軽妙な雰囲気がハロウィンにもぴったり合いそうですね。

ピアノアレンジで弾く場合もそれほど難易度は高くないので、ユーモアたっぷりに軽快なタッチで弾くことを心がけましょう!

魔王Schubert=Liszt

シューベルト/リスト 魔王 – Schubert/Liszt Erlkönig
魔王Schubert=Liszt

たとえ作曲者や曲名を知らなかったとしても、あまりにも有名なこの旋律、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

フランツ・シューベルトが弱冠18歳という年齢で作曲した歌曲であり、フランツ・リストが編曲したピアノ独奏曲も非常に有名ですよね。

終始不穏で恐ろしい雰囲気で満ちあふれた楽曲ですから、怖いハロウィンを味わいたい時にはぴったりの作品です。

ピアノ演奏としては非常に難易度が高く、特徴的な三連符を正確なリズムを保ちながら緩急をつけて弾きこなすことが肝と言えましょう。

場面によっては時に物悲しく、穏やかな瞬間も訪れるドラマチックな展開も意識して表現できるように繰り返し練習してみてください!