ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ
まもなくハロウィンシーズン!
不思議な雰囲気たっぷりの音楽で、仮装パーティーやお家時間をもっと楽しみませんか?
クラシックのピアノの名曲から、サントラのテーマ曲のアレンジなどハロウィンの気分を盛り上げるピアノ曲をご紹介します。
ちょっと不気味だけどどこか愛らしい、ハロウィンならではの独特な世界観を、ピアノの音色で味わってみませんか?
BGMとして聴いて楽しむのもよし、ピアノが弾ける方はぜひハロウィンパーティーでその腕前を披露してみてくださいね。
それではどんな曲があるか一緒に見ていきましょう!
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ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(1〜10)
前奏曲 嬰ハ短調 「鐘」Sergei Rachmaninov

重々しく鳴り響く鐘の音のような和音が、聴く人を一気に荘厳でミステリアスな世界へと誘う作品です。
ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフによる本作は、幽玄なメロディと、内面の激しい動揺を表すかのようなドラマチックな展開の対比が魅力ですよね。
棺の中にいる自分自身の夢から着想を得たという逸話もあり、ハロウィンの少し不気味な雰囲気にぴったり合います!
この楽曲は、1892年に書かれた組曲『Cinq Morceaux de fantaisie』の一曲で、フィギュアスケートの浅田真央さんがプログラムで使用したことでも広く知られています。
ピアノで弾くなら、この静と動のコントラストを意識して物語を語るように演奏すれば、ハロウィンパーティーが盛り上がること間違いなしですよ。
ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」 Op. 68Alexander Scriabin

闇の底から静かに湧き上がるような旋律から、すべてを飲み込む嵐のようなクライマックスへ向かう劇的な展開は、ミステリアスで少し怖いハロウィンを演出したいときにぴったりですね!
神秘主義に深く傾倒した作曲家Alexander Scriabinが手掛けたこの楽曲は、邪悪さというよりも、人間の内なる闇や精神的な超越といった深遠なテーマを描いているかのようです。
1913年に出版された本作は、ウラディミール・ホロヴィッツをはじめとする多くの名ピアニストによって録音が残されています。
複雑な不協和音が渦巻く本作をBGMにすれば、ぐっと大人びた雰囲気になるはず。
ピアノで挑戦するなら、目まぐるしく移ろう感情の起伏をダイナミックに表現することを意識して弾きこなしてくださいね!
葬送行進曲Frédéric Chopin

「ピアノの詩人」として知られるフレデリック・ショパンの作品です。
ずっしりと響く和音と荘厳な行進曲のリズムが、ハロウィンの夜にミステリアスで格調高い雰囲気をもたらしてくれますね。
深い悲しみのなかに気品がただよう、物語性に満ちた一曲ではないでしょうか。
この楽曲は1840年に出版された『Piano Sonata No. 2, Op. 35』に収録されています。
ケネディ大統領の国葬など、歴史的な追悼の場面で演奏されてきたことでも有名ですね。
本格的なゴシックな世界観でパーティーを演出したい人にオススメですよ。
ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(11〜20)
妖精の踊りEdvard Grieg

北欧の森の奥深く、月明かりの下で小さな妖精たちが踊る情景が目に浮かぶようなこの作品。
軽やかで愛らしい雰囲気の中に、短調ならではのミステリアスな響きが混じり合い、ハロウィンの幻想的な夜を彩るのにぴったりの一曲ですよね。
ノルウェーを代表する作曲家エドヴァルド・グリーグによって1867年に発表されたピアノ小品集『Lyric Pieces Op.12』に収められています。
ピアニストのイングリット・フジコ・ヘミングさんが演奏するアルバム『グリーグ:ピアノ名曲集』などで聴くことができます。
本作はハロウィンパーティーのBGMとして流せば、不思議でおしゃれな空間を演出できること間違いなし!
ご自身で演奏する際は、妖精の軽やかなステップを表現しつつ、どこか影のある表情を大切に弾いてみてくださいね。
子供のアルバム Op. 39 – 第20曲 魔女Pyotr Tchaikovsky

なにか悪いことが起こりそうな、不穏な空気が漂うこの作品は、Pyotr Tchaikovskyが甥にささげたピアノ小品集『Album pour enfants』Op.39の中の一曲です。
この作品集は1878年5月には全曲のスケッチが完成したという、愛情のこもった贈り物なのだそうです。
本作は、速いテンポで駆け抜ける中に、魔女の妖しさとコミカルな恐ろしさが描かれており、まさにハロウィンの雰囲気にぴったりですよね。
この曲を含む作品集は1878年10月に初版が出版されました。
BGMとして楽しむのも良いですが、ピアノで弾けばパーティーが盛り上がること間違いなし。
魔女が飛び回るようなスピード感と歯切れの良さを意識して、ドラマチックに演奏してみてくださいね!
おばけの足あとWilliam Gillock

抜き足差し足で忍び寄る、見えない誰かの気配。
そんなミステリアスで少しコミカルな情景が目に浮かぶ、William Gillockさんによるピアノ小品を紹介しましょう。
「教育音楽作曲界のシューベルト」と称された彼ならではの、物語性あふれる作品です。
スタッカートで表現される足音と、ドキリとさせる不協和音がハロウィンの不思議な雰囲気にぴったりですね。
この楽曲は1970年に公開され、日本ではアルバム『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1』にも収録されていますよ。
ブルグミュラーコンクール2025年度の課題曲にもなっており、パーティーで披露すれば盛り上がること間違いなし。
演奏時間も短いので、足音が消える結末を想像して、物語を語るように弾いてみてくださいね。
Lux AeternaClint Mansell

壮大でドラマチックな曲調が印象的ですね。
イングランド出身の作曲家、Clint Mansellさんの楽曲です。
2000年9月発売のサウンドトラックアルバム『Requiem for a Dream』に収録された作品で、今も根強い人気があります。
弦楽器が奏でる反復的なフレーズが、じわじわと緊張感を高めていく構成に引き込まれてしまいますね。
歌詞はありませんが、抗えない運命に翻弄される物語を思わせる悲壮感が、ハロウィンのミステリアスな雰囲気にぴったりですよ。
本作は映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の予告編でアレンジ版が使用されたことでも有名です。
壮大で少し不気味な世界観を演出したいハロウィンパーティーにオススメですよ。






