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ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ

まもなくハロウィンシーズン!

不思議な雰囲気たっぷりの音楽で、仮装パーティーやお家時間をもっと楽しみませんか?

クラシックのピアノの名曲から、サントラのテーマ曲のアレンジなどハロウィンの気分を盛り上げるピアノ曲をご紹介します。

ちょっと不気味だけどどこか愛らしい、ハロウィンならではの独特な世界観を、ピアノの音色で味わってみませんか?

BGMとして聴いて楽しむのもよし、ピアノが弾ける方はぜひハロウィンパーティーでその腕前を披露してみてくださいね。

それではどんな曲があるか一緒に見ていきましょう!

ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(1〜10)

忘れられた調べ Op. 39 – 第5曲 悲劇的ソナタNEW!Nikolai Medtner

嵐のように激しい情熱が駆け巡る、ドラマティックなピアノ曲です。

ロシアの作曲家、Nikolai Medtnerさんの作品で、連作集『Forgotten Melodies』Op.39に収録され、1922年に出版されました。

ロシア内戦の最中である1919年に書かれたという背景も、本作の持つ悲劇的な雰囲気を際立たせていますね。

息もつかせぬ激情的な展開は、まるでゴシックホラー映画のクライマックスのようです。

ハロウィンの夜に流せば、ミステリアスなムードが高まること間違いなし!

ピアノでこのスリリングな物語を奏でて、パーティーを盛り上げてみませんか?

Helen’s ThemeNEW!Phillip Glass

ハロウィンの夜に、少しミステリアスなピアノの音色はいかがでしょうか。

ミニマル・ミュージックの巨匠として有名なPhillip Glassさんが手がけた一曲です。

本作は、1992年に公開されたホラー映画『Candyman』のテーマ曲として作られました。

オルゴールのように繰り返される美しい旋律は、不気味さのなかにどこか温かみと切なさを感じさせます。

これは物語の主人公が持つ探究心や優しさを表現しているかのようですね。

サウンドトラック・アルバム『The Music of Candyman』に収録されています。

怪しげだけど愛らしい、ハロウィンならではの世界観に浸りたい人にぴったりの曲ではないでしょうか。

前奏曲 嬰ハ短調 「鐘」NEW!Sergei Rachmaninov

重々しく鳴り響く鐘の音のような和音が、聴く人を一気に荘厳でミステリアスな世界へと誘う作品です。

ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフによる本作は、幽玄なメロディと、内面の激しい動揺を表すかのようなドラマチックな展開の対比が魅力ですよね。

棺の中にいる自分自身の夢から着想を得たという逸話もあり、ハロウィンの少し不気味な雰囲気にぴったり合います!

この楽曲は、1892年に書かれた組曲『Cinq Morceaux de fantaisie』の一曲で、フィギュアスケートの浅田真央さんがプログラムで使用したことでも広く知られています。

ピアノで弾くなら、この静と動のコントラストを意識して物語を語るように演奏すれば、ハロウィンパーティーが盛り上がること間違いなしですよ。

ハロウィンに聴きたい&弾きたい!オススメのピアノ曲をピックアップ(11〜20)

おばけの足あとNEW!William Gillock

【ギロック】おばけの足あと《発表会におすすめの曲》Gillock “Spooky Footsteps” クラシックピアノ – Classical Piano – CANACANA
おばけの足あとNEW!William Gillock

抜き足差し足で忍び寄る、見えない誰かの気配。

そんなミステリアスで少しコミカルな情景が目に浮かぶ、William Gillockさんによるピアノ小品を紹介しましょう。

「教育音楽作曲界のシューベルト」と称された彼ならではの、物語性あふれる作品です。

スタッカートで表現される足音と、ドキリとさせる不協和音がハロウィンの不思議な雰囲気にぴったりですね。

この楽曲は1970年に公開され、日本ではアルバム『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集 1』にも収録されていますよ。

ブルグミュラーコンクール2025年度の課題曲にもなっており、パーティーで披露すれば盛り上がること間違いなし。

演奏時間も短いので、足音が消える結末を想像して、物語を語るように弾いてみてくださいね。

Lux AeternaNEW!Clint Mansell

Requiem for a Dream – Lux Aeterna (Piano Version)
Lux AeternaNEW!Clint Mansell

壮大でドラマチックな曲調が印象的ですね。

イングランド出身の作曲家、Clint Mansellさんの楽曲です。

2000年9月発売のサウンドトラックアルバム『Requiem for a Dream』に収録された作品で、今も根強い人気があります。

弦楽器が奏でる反復的なフレーズが、じわじわと緊張感を高めていく構成に引き込まれてしまいますね。

歌詞はありませんが、抗えない運命に翻弄される物語を思わせる悲壮感が、ハロウィンのミステリアスな雰囲気にぴったりですよ。

本作は映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の予告編でアレンジ版が使用されたことでも有名です。

壮大で少し不気味な世界観を演出したいハロウィンパーティーにオススメですよ。

妖精の踊りNEW!Edvard Grieg

【ピアノ発表会おすすめ】妖精の踊り ♫ グリーグ / Fairy Dance Op.12-4, Grieg
妖精の踊りNEW!Edvard Grieg

北欧の森の奥深く、月明かりの下で小さな妖精たちが踊る情景が目に浮かぶようなこの作品。

軽やかで愛らしい雰囲気の中に、短調ならではのミステリアスな響きが混じり合い、ハロウィンの幻想的な夜を彩るのにぴったりの一曲ですよね。

ノルウェーを代表する作曲家エドヴァルド・グリーグによって1867年に発表されたピアノ小品集『Lyric Pieces Op.12』に収められています。

ピアニストのイングリット・フジコ・ヘミングさんが演奏するアルバム『グリーグ:ピアノ名曲集』などで聴くことができます。

本作はハロウィンパーティーのBGMとして流せば、不思議でおしゃれな空間を演出できること間違いなし!

ご自身で演奏する際は、妖精の軽やかなステップを表現しつつ、どこか影のある表情を大切に弾いてみてくださいね。

ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲NEW!Franz Liszt

Vitaly Pisarenko plays Liszt – Après une lecture du Dante – Fantasia quasi sonata, S161/7
ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲NEW!Franz Liszt

文学作品に描かれた地獄の情景から着想を得たというFranz Lisztの大作は、ただ怖いだけではない、奥深いハロウィンを演出したいときにぴったりですね!

冒頭から鳴り響く「悪魔の間隔」と呼ばれる不協和音は、聴く人を一気に不穏な世界へと引きずり込みます。

本作は、その原型が1839年11月にウィーンで演奏された記録が残っており、後に改訂されアルバム『巡礼の年 第2年 イタリア』に収められました。

アルフレッド・ブレンデルやジョルジュ・チフラなどの名演も有名ですよね。

ピアノ演奏としては非常に難易度が高く、地獄の苦悶と天国的な救済という劇的な対比を弾き分けることが肝と言えましょう。

物語を語るように、壮大な世界観を表現してみてください!