難しいコインマジックまとめ。さまざまな技法を使うコインの手品
マジックの中でも定番の、コインを使ったマジックをご紹介します。
硬貨があれば披露できるため、どんな場所でもすぐに披露できるのがメリットの一つでしょう。
そんなコインマジックですが、多くはコインを扱う技法の習得が必要な、難易度が高いものが多いってご存じでしたか?
そこでこの記事では、数あるコインマジックの中から難易度の高い手品を紹介していきますね。
技法の習得はもちろん、それを演技の中で自然とおこなうことはなかな一筋縄ではいきませんが、ぜひこれから紹介するマジックを習得し、披露してみてくださいね!
難しいコインマジックまとめ。さまざまな技法を使うコインの手品(11〜20)
ハンピンチェンムーブを使ったコインの瞬間移動

ハンピンチェンムーブを知っていますか?
こちらは複数枚のコインを置いたように見せて、実は置いていないというテクニックです。
まず必要となるのがサムパーム。
サムパームは、親指にコインを隠すテクニックのことです。
まず2枚のコインをつかみ、そのままサムパームしましょう。
それから反対の手に受け渡すのですが、実際には渡さないでおきます。
その際、コインがぶつかる音を鳴らすのが、ハンピンチェンムーブの肝になりますよ。
透明だったコインが最後に出現する

手の中に透明なコインがあると主張、そのコインの姿を出現させたり消したりするマジックです。
手のひらにコインを挟み込むクラシックパームや、投げるように見せかけるテクニックを使って、目線を誘導しつつ手を振る動きなどでコインを取り出しています。
手首や指のなめらかな動きが大切なポイントで、指が自在に動いている点でそこにコインがあることを悟らせないという手順ですね。
どの位置でコインをキープするのか、またどのタイミングでどの場所にコインを移動させるのかなど、細かい動きの切り替えを意識しましょう。
両手を見せられるコインの消失と出現

両手の中には何もないと直前に見せられたにもかかわらず、次の瞬間には手の中にコインが出現しているマジックです。
手のひらを見せているときには、人差し指と中指の間、手の甲の側にコインがあるというシンプルな仕掛けですね。
手のひらを見せるタイミングと手首の返しなどで手の甲が見えるタイミングの見極めが大切で、それぞれの瞬間にあわせてコインを移動させています。
指や手のひらの内側で挟み込む動作を切り替えて進めていくため、より違和感の少ない角度や形を意識しましょう。
時計の下にコインが移動するマジック

コインが時計の下に移動するマジック、すごく不思議ですよね。
コインがふわっと浮いて、時計の隙間に吸い込まれていくような感覚さえ覚えます。
このマジックを披露するには、フィンガーパームという技法をマスターする必要があります。
コインを指の付け根で隠し持つ技なんです。
鏡の前で何度も練習して、自然な動きを身につけましょう。
角度にも気をつけて、観客の死角をうまく利用するのがポイントです。
完璧にできるようになれば、きっと観客を驚かせられますよ。
ぜひ挑戦してみてください!
3枚でおこなうコインの瞬間移動

片方の手に3枚のコインを入れた状態で両手を握り、片方の手にあるはずのコインをもう片方の手へと移動させていくマジックです。
3枚のすべてを渡しているように見せかけて親指で1枚だけキープしているというシンプルな内容で、そこから手のひらで挟み込む形に切り替えることで違和感を少なくしています。
キープした瞬間を相手に見せないような手のひらの角度、クラシックパームでキープした状態で他の動きをおこなうことも大切なポイントですね。
コインをキープする瞬間に音を鳴らすと、コインが手のひらに運ばれたことがしっかりと演出されますよ。
3枚のコインの消失と出現

コインを1枚ずつ手の中に入れたはずなのにその姿を消していき、そこから消えた3枚のコインを出現させていくというマジックです。
コインを入れたと見せかけてもう片方の手でキープ、手の角度などでキープしていることを悟らせないように進めています。
最後に消すコインは瞬時に人差し指に挟み込むウィルソンパームで、挟み込む動きを両手でそれぞれにおこなうことが難しいポイントですね。
あとは隠していったコインを順番に見せてくという流れを、指や手首の角度も意識しつつおこないましょう。
難しいコインマジックまとめ。さまざまな技法を使うコインの手品(21〜30)
握ったはずのコイン瞬間移動マジック

コインの瞬間移動マジックをご紹介します。
コインを1枚ずつ、計5枚もコインを相手の手の上に乗せていくのですが、5枚乗せたあとに握った手の中から、なぜか1枚のコインが瞬間移動をします。
手元がお客さんから見えているので、披露することはとても難しく、視覚的にも聴覚的にもテクニックが必要です。
また、練習がしにくいので習得するのも難しいかと思いますが、披露すると驚かれること間違いなしなので、ぜひ習得してみてくださいね。