デイサービスなどの高齢者施設で毎月変わる壁飾り。
季節を感じるものが多いので気持ちも華やかになりますよね。
今回は高齢者の方向けの壁飾りを、ひな祭りにスポットを当ててご紹介します!
おだいりさまとおひなさまが主体となる飾りが多いですが、作り方はいろいろ。
お気に入りのものを選んでみてくださいね。
梅の花や桃の花も一緒に飾れば一気に春の雰囲気になりますよ。
作って飾ったあとは、みなさんで壁飾りを眺めながら、ひな祭りを楽しんでくださいね。
【高齢者向け】ひな祭りを彩る。壁面飾りのアイデア(1〜10)
扇とおひな様

壁面を毎月変えている高齢者施設は多いですよね。
今月は何にしよう?
と頭を悩ませている職員さんも多いはず。
3月の壁面では、扇とひなかざりを作ってみてはいかがでしょうか。
おひな様とおだいり様をイメージした、和柄の折り紙を2枚用意します。
動画を参考に折り、扇子や杓をあしらいます。
画用紙をびょうぶ状に折って扇を作り、松や梅のデコレーションをしたら完成です。
古くから縁起物として親しまれてきた扇やひなかざりは、きっと高齢者の方にもなじみ深いものですよね。
とても簡単な工程ばかりなので、3月の工作レクリエーションとしてチャレンジしてみてくださいね!
扇のつるし飾り

縁起物として人気が高い扇は、ひな祭りの装飾としてもオススメです。
今回は扇のつるし飾りを高齢者の方と作ってみましょう。
無地と金色、和柄の折り紙を用意します。
無地の折り紙に細長く切った金色と和柄の折り紙を貼ります。
同じものを2つ作り、じゃばら折りにしていきましょう。
2つを重ねてホチキスで留め、開いたら立派な扇ができました。
折り紙はさまざまな色や柄ものを使うと、アレンジが楽しめますよ。
折り方もとても簡単なので、指先トレーニングを兼ねながら高齢者の方と楽しく作ってみてくださいね。
手まりのつるし飾り

3月の壁面を彩る装飾に、手まりのつるし飾りはいかがでしょうか?
こちらの作品は折り紙とひもだけで作成できるので、準備するものが少ないところが嬉しいですよね。
無地と和柄の折り紙を円形に切りとって、柄が交互になるように貼り合わせたらひもに取り付けます。
お花は3枚の折り紙を重ねて、お花の形に切ると立体的なお花になりますよ。
同じようにひもに取り付けたら完成です。
ゆらゆら揺れる手まりやお花は見ている人の心を癒やします。
まだまだ肌寒さが残る3月ですが、色鮮やかなつるし飾りをながめながら暖かい気持ちで過ごしたいものですね。
うさぎのおひな様リース

ふわふわとかわいいうさぎのリースです。
100円ショップでも購入できる、土台となるリースや毛糸を用意しましょう。
毛糸をリースに巻き付けていきます。
ポンポンに針金を通して、お花やつるし飾りを作りましょう。
ひな人形はポンポンにフェルトで作った耳やお顔を取り付けて作ります。
土台に装飾の針金をさして固定したら完成です。
こちらのテーマはおひな様ですが、アレンジ次第ではいろいろなイベントで楽しめそうな作品です。
高齢者施設や自室の壁面に飾ると、一気に明るくなりますね。
とてもかわいいので、お孫さんへのプレゼントにも喜ばれそうです。
型紙で簡単おひな様

近年では目にする機会が減ってしまったひな人形ですが、幼い頃に自宅に飾っていた高齢者の方は多くいらっしゃいますよね。
高齢者施設にひな人形を飾るのは難しくても、壁面飾りなら場所をとらずお手軽に飾れるのでオススメですよ。
こちらの動画では型紙をダウンロードできるのが嬉しいポイントです!
型紙に沿って画用紙を切り、折り進めていきましょう。
簡単な作業が多いので、取り組みやすいかと思います。
作りながら、ひな祭りのなつかしい思い出話をてくださる高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
みなさんでわいわい話しながら、工作の時間を楽しんでくださいね。
桃の花リースおひな様

3月といえば、ひなまつりですよね。
ひなまつりの雰囲気を盛り上げる、桃の花リースのおひなさまにチャレンジしてみましょう。
リース部分は紙皿の中心を切り抜いて作ります。
リースの土台ができたらピンク色のすずらんテープでぐるぐると巻いていきましょう。
巻き終わりは外れないようホチキスで留めてくださいね。
画用紙と柄物の折り紙でおひな様とおだいり様を作ります。
折り紙はお好みのものを選んでいただくとオリジナリティがでてすてきですね。
桃の花を作ってリースにデコレーションしたら完成。
ホチキスをした部分は桃の花を貼って隠してくださいね。
梅の花がとても鮮やかなこちらの作品は、見るだけで元気になれますね。
ぜひ参考になさってください。
桜が舞うおひな様

毎年春らしい壁面飾りを考えるけどそろそろネタ切れ……。
新しいアイデアはないかな?
と悩んでいる職員の方にオススメしたいこちらは、桜が舞うおひな様です。
折り紙でおひな様やおだいり様を作ったら扇をイメージした土台に貼り付けて、透明のプラコップに入れます。
桜の花やポンポンなどお好みで中に入れておいてくださいね。
底部分を切り取った風船を先程のプラコップにかぶせたら完成です。
風船を下に引くと中の桜やポンポンが舞い散る様子が楽しめますよ。
ひもを取り付けてつるし飾りにしたら、インパクト抜群ですよね。
どんな仕上がりにしようか想像力を働かせながら作ってくださいね!