【高齢者向け】ひな祭りを彩る。壁面飾りのアイデア
デイサービスなどの高齢者施設で毎月変わる壁飾り。
季節を感じるものが多いので気持ちも華やかになりますよね。
今回は高齢者の方向けの壁飾りを、ひな祭りにスポットを当ててご紹介します!
おだいりさまとおひなさまが主体となる飾りが多いですが、作り方はいろいろ。
お気に入りのものを選んでみてくださいね。
梅の花や桃の花も一緒に飾れば一気に春の雰囲気になりますよ。
作って飾ったあとは、みなさんで壁飾りを眺めながら、ひな祭りを楽しんでくださいね。
【高齢者向け】ひな祭りを彩る。壁面飾りのアイデア(41〜50)
折り紙でぼんぼり

ひな人形の飾りに欠かせないのが「ぼんぼり」ですよね。
童謡の『うれしいひなまつり』の歌詞にも最初に出てくる、重要な飾りです。
かつて日本では夜に行われた結婚式で、照明器具としてぼんぼりが使われていたそうですよ。
今回はおだいり様とおひな様の顔を、ほんのりと照らす様なぼんぼりを折り紙で折ってみましょう。
折る工程も複雑ではなく、高齢者の方にも取り組みやすい作品です。
ぼんぼりの火を灯すパーツは明るめな色や優しい色など、お好みの折り紙で作ってみてくださいね。
折り紙で桃の花

壁に飾ったり、リースに付けてもすてきな「立体的な桃の花」の折り方のご紹介です。
完成品はリアルな桃の花を再現しています。
複雑そうに思う方もいらっしゃるかもしれませんが、シンプルな工程で5枚の花びらをそれぞれに作り、組み合わせています。
高齢者の方にも取り組みやすい作品なのではないでしょうか。
折り紙は、周りの方と会話をしながらきるレクリエーションです。
難しく思われている高齢者の方と一緒に会話を楽しみながら折ってみてくださいね。
作っても、飾っても心が和む立体的な桃の花です。
折り紙と塗り絵のつるし雛

今回は、折り紙と塗り絵を描いたつるし雛を作ってみましょう。
つるし雛は桃の節句にはかかせないモチーフですね。
春の訪れを感じさせてくれる、そんな存在です。
まずは桃の花を描いて、折り紙でツルや風船を作ってみます。
雛人形は塗り絵を使うとすぐに完成するので、簡単にできあがりますよ。
最後にひもでつるせばお部屋に飾れるのでお手軽ですよね。
高齢者施設やデイサービスの桃の節句のイベントの際にも、こちらのつるし雛を飾ってみると華やかな雰囲気で楽しめますよ。
折り紙の桃の花リース

3月の壁面飾りにオススメな折り紙で作る「桃の花のリース」です。
桃の節句を彩る華やかなリースなので、高齢者の方も作ってみたい気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんね。
リースの土台となるパーツも、折り紙で折っていきます。
シンプルな工程の土台となるパーツを7枚作り、リースの形になるように組み合わせていきますよ。
桃の花は折り紙に折り筋を付けて形に折り、組み合わせましょう。
桃の花に中心部分を付けると、より桃の花に近づけます。
完成した桃の花をリースに貼って完成です。
折り紙は、座ってでき周りの方と会話も楽しめるレクリエーションです。
ぜひ楽しみながら、製作してくださいね。
桃の花のつるし飾り

桃の花の美しい色合いを演出するつるし飾りのアイデアです。
ひなまつりに飾り付けるアイテムや高齢者施設の壁面や扉を華やかに彩るアイテムを作ってみませんか。
ピンク色の折り紙やお花紙を折りたたみ、花びらを表現するようにハサミで切り込みを入れます。
それぞれのパーツを同じ大きさで作ったら、つるし飾りのヒモに貼り付けましょう。
最後に、丸シールなどで花の模様を加えたら桃の花のつるし飾りの完成です。
花柄の紙を取り入れたり、桜の花を一緒に飾るのもオススメですよ。
梅の花

「春を告げる花」として古くから日本人に愛されている梅の花。
季節の始まりである春を知らせる梅の花は、縁起がいいものとされています。
また、漢字の成り立ちからも「豊かさをもたらせる」といった意味があり、縁起ものとされているそうです。
こども達の健やかな健康や成長を願って飾るおひな様に添える花として、梅の花はふさわしい花ですね。
今回の折り紙の梅の花は、シンプルな工程で作りやすいですよ。
ハサミを使って花びらを整える工程があるので、はさみの扱いに注意してくださいね。
たくさん作って、ガーランドの製作や台紙に貼ってリースにするなどアレンジも楽しめる作品です。
空き容器のつるし雛

桃の節句が近づいてくると、なんだかワクワクしませんか?
高齢者の方も子供の頃の大切な思い出があるのではないでしょうか。
もしくは、子供や孫がいる高齢者の方はもっとかんがい深いものがありますよね。
今回はおうちであるもので簡単に作れちゃう、空き容器のつるし雛をご紹介します。
ペットボトルの他、乳酸菌飲料の空き容器でも大丈夫です。
まずは容器に穴をあけて糸をとおします。
穴をあける際は危険なので、スタッフがおこなうようにしてくださいね。
そして容器の中に和柄の折り紙をいれて着物を着させてあげましょう。
お雛様の顔を描いてひもでつるせばあっという間にできあがり!