ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた
あなたはあの有名なひな祭りの歌『うれしいひなまつり』のほかにも、いろいろなひな祭りの歌があるのをご存じですか?
この記事では、ひな祭りの童謡、民謡、わらべうたを紹介します。
「子供の頃に聴いていたあの歌が聴きたい」「『うれしいひなまつり』は毎年歌っているし……他の曲も歌ってみたい」。
そんな方はぜひ一度この記事でこれから紹介するひな祭りの歌をチェックしてみてください!
メロディーも歌詞もそれぞれ違うので、きっと新しい気分でひな祭りを過ごせますよ!
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ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた(1〜20)
手遊びうた「三月三日のもちつき」

ひな祭りといえば3月3日、同じ数字がならぶ日なので、覚えやすいですよね。
そんな3月3日をテーマにした、楽しい手遊び歌です。
ふたりで向かい合った状態で、おもちをついているように、手拍子をたて向きにおこないます。
リズムに合わせたゆったりとした手拍子をおこないつつ、相手の手拍子のすきまにはさむような動きを加えます。
相手の手とぶつかってしまわないような、すばやい動きとリズム感が大切ですね。
おもちをついている様子を表した軽やかな擬音も、この曲の楽しいポイントではないでしょうか。
お雛祭りの歌=桃の節句=わらべうた

こちらは千葉県に伝わるわらべうたで、『お雛さまよ(一)(二)(三)』、『雛さま見してくれ』、『三月三日』です。
どれもほかのひな祭りの歌とは雰囲気がちがいますね。
どちらかといえば遊び歌のように感じる軽快なリズムです。
ひなさま

飛騨地方でよく歌われているわらべうた『ひなさま』。
この地方では、子供たちがこの歌を歌いながらいろいろな家を回り、おひなさまを見せてもらう、そしてお菓子をもらう「がんどうち」という行事があるそうです。
歌詞には、どんな状態のおひなさまでもいいからとにかく見せて!、といった願望がつづられています。
家によってさまざまな表情を持つおひなさま。
飛騨の行事にならって、この歌を歌いながら、お友達の家のおひなさまを見に行くというのもいいかもしれませんね。
手遊びうた「ごにんばやしのふえだいこ」

ひな人形の主役はもちろん、おひなさまとおだいりさま!
その下で、ひなまつりの盛り上げ役を担ってくれている五人囃子にスポットライトが当たることは、なかなかありませんよね?
『ごにんばやしのふえだいこ』の手遊び歌は、そんな縁の下の力持ちである五人囃子の様子が描かれた歌です。
一人目は太鼓、二人目は笛、三人目は小鼓、四人目は鼓と掛け声、五人目は歌。
大人でも、全員の担当楽器をスラスラ答えられる人は少ないかもしれませんね。
絵描きうた「おひなさま」

ひな祭りには欠かせないおひなさまを、歌に合わせることで簡単に描けるという内容です。
軽やかでシンプルなサウンドに乗せて、お絵かきの手順が説明されているので、歌詞も聞き取りやすいですね。
三角と丸がベースのわかりやすい絵で、小さい子でもお絵かきに参加しやすいかと思います。
大きなお手本を描きつつ、それに合わせて手元でお絵かきをしてもらうのがよさそうですね。
おひなさまが描けたあとは、おだいりさまの絵描き歌を考えてもらうのもいいかもしれませんね。
おひなさまかざりましょう作詞:新沢としひこ/作曲:細田真衣子

家族でおひなさまを飾るほほえましい光景が描かれた『おひなさまかざりましょう』。
歌詞は『にじ』や『世界中のこどもたちが』を作詞した、新沢としひこさんが手がけています。
子供だったお母さんから自分の子供へ、そしてその子が大人になったときにはまた自分の子供へと、どんどんひな祭りの行事を受け継いでいく様子にほっこりさせられます。
おうちでおひなさまを飾るときに、ぜひこの歌を聴いたり歌ったりしながら作業してみてくださいね。