ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた
あなたはあの有名なひな祭りの歌『うれしいひなまつり』のほかにも、いろいろなひな祭りの歌があるのをご存じですか?
この記事では、ひな祭りの童謡、民謡、わらべうたを紹介します。
「子供の頃に聴いていたあの歌が聴きたい」「『うれしいひなまつり』は毎年歌っているし……他の曲も歌ってみたい」。
そんな方はぜひ一度この記事でこれから紹介するひな祭りの歌をチェックしてみてください!
メロディーも歌詞もそれぞれ違うので、きっと新しい気分でひな祭りを過ごせますよ!
ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた(11〜20)
ひなさまこさまわらべうた

ひな人形を出して並べている間や、ひな祭りを楽しむ間にぴったりな曲はいろいろありますよね!
そんな中この『ひなさまこさま』は、ひな祭りが過ぎて片付けるときにぴったりな曲なんです。
ひな人形たちに今年もありがとうの気持ちとまた来年も会おうねという思いが込められています。
ひな人形が華やかに並んであんなににぎやかだったひな祭りの後の片付けって、なんだか少し寂しく感じますよね。
そんな寂しさを少し緩和してくれるのが、このわらべうたです。
ひなまつりプリンセス作詞作曲:新沢としひこ

女の子が主役のひな祭りに、おひな様になりきって思いっきり主役気分を味わえる『ひなまつりプリンセス』。
数々の有名な童謡を手がける作詞作曲家で絵本作家でもある新沢としひこさんが、手がけた曲です。
ポップでかわいらしいメロディーに乗せて、世界中でひな祭りをお祝いしたい!という気持ちが描かれています。
曲が流れるだけで、周りが桃の花のようなピンク色に染まるような華やかさ満点の1曲です。
この曲のように、あなたもプリンセスのおひな様になりきって、かわいく歌ってみてくださいね!
流しびな作詞:佐野 百合子/作曲:渡辺浦人

オーケストラや吹奏楽のための作品や、アニメ『おそ松くん』の劇中音楽、数多くの校歌などを手掛けた作曲家、渡辺浦人さんの作品です。
タイトルの『流しびな』は、ひなまつりのもとになったともいわれる、古くから伝わる伝統行事。
現在でも、人形を川に浮かべて身のけがれを水に流す民俗行事として、各地でおこなわれているそうです。
「昔はおひなさまをお船に浮かべて流していたんだよ」と曲を聴きながら子供たちに伝え、折り紙でおひなさまとおだいりさまを作ってみてはいかがでしょうか?
雛祭り平井英子

日本の暦でいうと、ひなまつりは桃の節句にあたります。
古来中国の陰陽五行説に由来すると言われているこちらの風習ですが、地域ごとにさまざまな習慣があり、さまざまな形で女の子の良縁を願っていることがわかりますね。
あなたの故郷の習慣はいかがでしたか?
この機会に年配の方に質問されてみるとよいかもしれませんね。
雛祭文部省唱歌

難しい漢字で書かれた『雛祭』のタイトルに反して、メジャーなひな祭りの曲である『うれしいひなまつり』よりも明るいメロディの文部省唱歌。
ひな壇にはどんなひな人形が並んでいるのか、どんな飾りやお菓子が並べられているのかが、この曲を聴けばわかります!
そうして並んだひな人形や周りの飾りを見れば、まるで夢の世界やおとぎ話のせかいのようだねということがつづられています。
きらびやかで華やかなおひな様たちの様子がわかる曲です。
雛祭の宵

作者不明の童歌です。
タイトルは『雛祭の宵』となっていますが読み方は「ひなのよい」です。
『さくら』など日本で昔からある音楽にはたびたび使われている和音階で作られており、ひなまつりにまつわる童謡、童歌の中ではとくに落ち着いた雰囲気で雅な感じのする1曲です。
ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた(21〜30)
おひなまつり作詞:斉藤信夫/作曲:海沼実

『うれしいひなまつり』の裏メロを思わせるようなメロディが多く、両曲を同時再生させるとサビは奇麗にハモりそうですよね。
ほかの童謡の例にもれず和音階が美しく情緒があふれています。
曲中に出てくる美代ちゃんが誰なのかが少し気になりますね。