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【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚

ヒップホップの歴史は長く、その影響力は他のジャンルはもちろんカルチャーやファッションにいたるまで及ぶものです。

ここ日本でも、素晴らしいアーティストが商業的に成功を収めている実績も多く見られますが、まだまだある種のイメージで敬遠している方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、今や海外においてはポピュラー音楽の中心といっても過言ではないヒップホップの、その時代時代におけるエポックメイキング的な作品を中心とした名盤を集めてみました。

進化し続けるヒップホップという音楽を、この機会にぜひ味わってみてください!

もくじ

【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(21〜40)

AmeriKKKa’s Most Wanted

AmeriKKKa’s Most WantedIce Cube

ロサンゼルス出身の大物ラッパー、アイス・キューブさん。

ヒップホップの元祖と言われる、N.W.Aの元メンバーでもあります。

現在はラッパー業をこなしながら、プロデュース業にも積極的に挑んでいます。

そんな彼のアルバムである、こちらの『AmeriKKKa’s Most Wanted』。

N.W.Aを解散してから最初にリリースしたアルバムで、作品全体に人種差別や貧困などのテーマがもうけられています。

メロディーはかっこいいのですが、リリックは胸が苦しくなるものが多いので、気になる方はぜひ和訳の方もチェックしてみてください!

Get Rich or Die Tryin’50 Cent

01 Intro – 50 Cent Get Rich or Die Tryin’
Get Rich or Die Tryin'50 Cent

デビュー・アルバム『Get Rich or Die Tryin’』は、まさに2000年代初頭を象徴する作品です。

50セントさんの筋骨たくましいボディと「本物のギャングスタ」としての存在感が、衝撃的なデビューを飾りました。

エミネムさんとドクター・ドレ―さんという最強の布陣がバックアップを務め、2003年2月にリリースされたこのアルバムは、1,000万枚という驚異的なセールスを記録。

リードシングル『In Da Club』は9週連続でビルボード・ホット100の1位を獲得し、グラミー賞にもノミネートされる大ヒットとなりました。

50セントさんの生々しい経験に基づいた歌詞と、圧倒的な存在感を放つラップスタイルは、ヒップホップファンのみならず、音楽シーン全体に大きな影響を与えました。

Country Grammar

Ride Wit Me ft. St. LunaticsNelly

Nelly – Ride Wit Me (Official Music Video) ft. St. Lunatics
Ride Wit Me ft. St. LunaticsNelly

テキサス出身のラッパー、ネリーさん。

幼いころにスペインで住んでいた経歴を持つため、どこか影響を受けているのか、アップテンポでノリのいい曲に定評があります。

実は彼、野球がめちゃくちゃうまくて、プロになる直前だったんですよ(笑)。

プロになるのをやめてラッパーを目指したそうなのですが、根性がハンパないですよね。

『Country Grammar』は2000年にリリースされたアルバムで、ネリーさんのメロウなボーカルやハード・コアなラップを楽しめる作品です。

Respiration ft. CommonBlackstar

ニューヨークの喧騒と厳しい現実を、まるで生命体のように描写したBlack Starの名曲。

1998年発表のアルバム『Mos Def & Talib Kweli Are Black Star』からのセカンドシングルとして世に放たれました。

Mos Defさん、Talib Kweliさん、そしてCommonさんの3人が紡ぐリリックは、都市生活の光と影をありのままに表現。

都市を「呼吸する」存在として捉え、そこに暮らす人々の苦悩や希望を鋭く切り取っています。

2002年にはTVシリーズ『The Wire』でも使用され、その普遍的なメッセージは今なお多くの人の心に響きます。

ヒップホップの真髄を知りたい方、都市の息づかいを感じたい方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

The Audience’s ListeningCut Chemist

Cut Chemist – The Audience’s Listening (Full Album)
The Audience's ListeningCut Chemist

問答無用、ヒップホップ史上最も影響力のある作品の一つと言えるでしょう。

Cut Chemistさんによる2006年7月のデビュー作は、18ヶ月の制作期間を経て生み出された傑作です。

サンプリングの巧みさと独創的なターンテーブル操作が光る本作は、ジャンルの垣根を越えた音楽体験を提供します。

Hymnal、Edan、Mr. Lifなど、豪華ゲストも参加し、「Motivational Speaker」や「The Garden」といった印象的な楽曲が並びます。

批評家からも高い評価を受け、Viceの「史上最高のダンスアルバム49位」に選出。

ヒップホップに馴染みのない方でも楽しめる1枚として、音楽ファン必聴の名盤です。

Lose YourselfEminem

映画『8 Mile』の主題歌として知られる本作は、エミネムさんの代表曲として高く評価されています。

緊迫感あふれるビートに乗せて、主人公の内面の葛藤や夢への渇望が力強く表現されており、聴く者の心を掴んで離しません。

2002年10月にリリースされた本作は、ビルボード・ホット100で12週連続1位を獲得し、7.37百万枚以上の売り上げを記録。

アカデミー賞やグラミー賞など、数々の栄誉ある賞を受賞しました。

夢に向かって挑戦し続ける人々の背中を押してくれる一曲として、多くのリスナーに愛され続けています。