【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚
ヒップホップの歴史は長く、その影響力は他のジャンルはもちろんカルチャーやファッションにいたるまで及ぶものです。
ここ日本でも、素晴らしいアーティストが商業的に成功を収めている実績も多く見られますが、まだまだある種のイメージで敬遠している方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、今や海外においてはポピュラー音楽の中心といっても過言ではないヒップホップの、その時代時代におけるエポックメイキング的な作品を中心とした名盤を集めてみました。
進化し続けるヒップホップという音楽を、この機会にぜひ味わってみてください!
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【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(21〜30)
The Audience’s ListeningCut Chemist

問答無用、ヒップホップ史上最も影響力のある作品の一つと言えるでしょう。
Cut Chemistさんによる2006年7月のデビュー作は、18ヶ月の制作期間を経て生み出された傑作です。
サンプリングの巧みさと独創的なターンテーブル操作が光る本作は、ジャンルの垣根を越えた音楽体験を提供します。
Hymnal、Edan、Mr. Lifなど、豪華ゲストも参加し、「Motivational Speaker」や「The Garden」といった印象的な楽曲が並びます。
批評家からも高い評価を受け、Viceの「史上最高のダンスアルバム49位」に選出。
ヒップホップに馴染みのない方でも楽しめる1枚として、音楽ファン必聴の名盤です。
Lose YourselfEminem

映画『8 Mile』の主題歌として知られる本作は、エミネムさんの代表曲として高く評価されています。
緊迫感あふれるビートに乗せて、主人公の内面の葛藤や夢への渇望が力強く表現されており、聴く者の心を掴んで離しません。
2002年10月にリリースされた本作は、ビルボード・ホット100で12週連続1位を獲得し、7.37百万枚以上の売り上げを記録。
アカデミー賞やグラミー賞など、数々の栄誉ある賞を受賞しました。
夢に向かって挑戦し続ける人々の背中を押してくれる一曲として、多くのリスナーに愛され続けています。
【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(31〜40)
Ride Wit Me ft. St. LunaticsNelly

テキサス出身のラッパー、ネリーさん。
幼いころにスペインで住んでいた経歴を持つため、どこか影響を受けているのか、アップテンポでノリのいい曲に定評があります。
実は彼、野球がめちゃくちゃうまくて、プロになる直前だったんですよ(笑)。
プロになるのをやめてラッパーを目指したそうなのですが、根性がハンパないですよね。
『Country Grammar』は2000年にリリースされたアルバムで、ネリーさんのメロウなボーカルやハード・コアなラップを楽しめる作品です。
AntidoteTravis Scott

強烈なビートと洗練されたフロウが特徴的な楽曲は、ヒップホップシーンに新たな風を吹き込みました。
2015年7月にデジタル配信されたこの曲は、アルバム『Rodeo』からのシングルとして注目を集め、Billboard Hot 100で16位を記録する大ヒットとなりました。
トラヴィス・スコットさんの独特なオートチューンボイスと、トラップ、サザンヒップホップ、ポップラップを融合させたサウンドは、多くのリスナーを魅了しています。
パーティーやナイトライフの魅力と危険性を描いた歌詞は、現代社会の若者の心情を巧みに表現しており、聴く人の心に深く響くことでしょう。
GoblinTyler, The Creator

2010年代のオルタナティブ・ヒップホップ・シーンの幕開けを告げる、代表的な1枚と言っても過言ではないでしょう。
2011年5月にリリースされた本作は、タイラー・ザ・クリエイターさんによる本格的なソロ・デビュー作です。
当時はインターネット上の耳の早い音楽ファンを中心として、オッド・フューチャーという若く才能のあるグループの存在が話題となっていましたが、本作の衝撃的な内容と独特の音楽性により、タイラーさんの才能が広く知れ渡ることになりました。
アンダーグラウンドラップやハードコアラップの要素を取り入れつつ、社会的タブーや内面の葛藤を赤裸々に表現した本作は、ヒップホップファンのみならず、音楽シーン全体に大きな影響を与えました。
Champion SoundJaylib

ヒップホップの歴史に残る名盤として、アンダーグラウンドシーンを代表する2人のプロデューサーによるコラボレーション・アルバムが誕生しました。
J Dillaさんとマッドリブさんによる『Champion Sound』は、2003年10月にリリースされ、ヒップホップファンの間で熱狂的な支持を集めています。
二人は互いのビートにラップを乗せるという斬新な手法で、グリミーでラギッドな音楽性を追求。
ソウルフルなサンプリングとハードなビートが絶妙に融合し、ヒップホップの原点回帰を感じさせる作品に仕上がっています。
本作は、ヒップホップの真髄に触れたい方や、進化し続けるこのジャンルの魅力を再発見したい方にぴったりの1枚です。
U Can’t Touch ThisMC Hammer

1990年に『U Can’t Touch This』をリリースし、世界中で大ヒットを記録したM.C.ハマーさん。
日本でもおなじみのアーティストですよね。
彼の魅力はなんといってもヒップホップとダンスミュージックのミックスではないでしょうか?
そんな彼の1990年リリースのアルバム『Please Don’t Hurt ‘em』は、約21週間にわたりビルボードチャートで1位を記録しました。
ものすごいアルバムのように感じますが、なんと制作費はたったの100万円(笑)。
彼にとっては最高のコストパフォーマンスだったわけですね(笑)。





