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【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚

ヒップホップの歴史は長く、その影響力は他のジャンルはもちろんカルチャーやファッションにいたるまで及ぶものです。

ここ日本でも、素晴らしいアーティストが商業的に成功を収めている実績も多く見られますが、まだまだある種のイメージで敬遠している方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、今や海外においてはポピュラー音楽の中心といっても過言ではないヒップホップの、その時代時代におけるエポックメイキング的な作品を中心とした名盤を集めてみました。

進化し続けるヒップホップという音楽を、この機会にぜひ味わってみてください!

【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(41〜50)

Ghetto Gospel2Pac

社会問題に立ち向かう力強いメッセージが込められた作品です。

2004年にリリースされたこの曲は、2パックさんの死後に発表された『Loyal to the Game』からのリードシングルとして世に送り出されました。

貧困や人種差別といった重いテーマを扱いながらも、エルトン・ジョンさんのコーラスが印象的なサウンドが心に響きます。

本作は、オーストラリアやイギリスなど複数の国でチャート1位を獲得し、プラチナ認定も受けるなど、国際的な成功を収めました。

ヒップホップの歴史を紐解きたい方や、音楽を通じて社会問題について考えたい方におすすめの1曲です。

Get Rich or Die Tryin’50 Cent

01 Intro – 50 Cent Get Rich or Die Tryin’
Get Rich or Die Tryin'50 Cent

デビュー・アルバム『Get Rich or Die Tryin’』は、まさに2000年代初頭を象徴する作品です。

50セントさんの筋骨たくましいボディと「本物のギャングスタ」としての存在感が、衝撃的なデビューを飾りました。

エミネムさんとドクター・ドレ―さんという最強の布陣がバックアップを務め、2003年2月にリリースされたこのアルバムは、1,000万枚という驚異的なセールスを記録。

リードシングル『In Da Club』は9週連続でビルボード・ホット100の1位を獲得し、グラミー賞にもノミネートされる大ヒットとなりました。

50セントさんの生々しい経験に基づいた歌詞と、圧倒的な存在感を放つラップスタイルは、ヒップホップファンのみならず、音楽シーン全体に大きな影響を与えました。

Respiration ft. CommonBlackstar

ニューヨークの喧騒と厳しい現実を、まるで生命体のように描写したBlack Starの名曲。

1998年発表のアルバム『Mos Def & Talib Kweli Are Black Star』からのセカンドシングルとして世に放たれました。

Mos Defさん、Talib Kweliさん、そしてCommonさんの3人が紡ぐリリックは、都市生活の光と影をありのままに表現。

都市を「呼吸する」存在として捉え、そこに暮らす人々の苦悩や希望を鋭く切り取っています。

2002年にはTVシリーズ『The Wire』でも使用され、その普遍的なメッセージは今なお多くの人の心に響きます。

ヒップホップの真髄を知りたい方、都市の息づかいを感じたい方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

The Audience’s ListeningCut Chemist

Cut Chemist – The Audience’s Listening (Full Album)
The Audience's ListeningCut Chemist

問答無用、ヒップホップ史上最も影響力のある作品の一つと言えるでしょう。

Cut Chemistさんによる2006年7月のデビュー作は、18ヶ月の制作期間を経て生み出された傑作です。

サンプリングの巧みさと独創的なターンテーブル操作が光る本作は、ジャンルの垣根を越えた音楽体験を提供します。

Hymnal、Edan、Mr. Lifなど、豪華ゲストも参加し、「Motivational Speaker」や「The Garden」といった印象的な楽曲が並びます。

批評家からも高い評価を受け、Viceの「史上最高のダンスアルバム49位」に選出。

ヒップホップに馴染みのない方でも楽しめる1枚として、音楽ファン必聴の名盤です。

Lose YourselfEminem

映画『8 Mile』の主題歌として知られる本作は、エミネムさんの代表曲として高く評価されています。

緊迫感あふれるビートに乗せて、主人公の内面の葛藤や夢への渇望が力強く表現されており、聴く者の心を掴んで離しません。

2002年10月にリリースされた本作は、ビルボード・ホット100で12週連続1位を獲得し、7.37百万枚以上の売り上げを記録。

アカデミー賞やグラミー賞など、数々の栄誉ある賞を受賞しました。

夢に向かって挑戦し続ける人々の背中を押してくれる一曲として、多くのリスナーに愛され続けています。

Make MyThe Roots

The Roots “Make My” HQ Music Video (Full Song)
Make MyThe Roots

ジャズとヒップホップの要素を融合させた独自のスタイルで知られるThe Rootsのアルバム『Undun』に収録された本作は、深いテーマを探求する楽曲として注目を集めています。

物質主義や成功の代償、内面の平和を求める葛藤など、人生の複雑さを巧みに描き出しているのです。

2011年12月にリリースされたこの曲は、The Rootsの音楽的探求心を体現しており、ジャンルを超えた音楽性と洞察力に富んだ歌詞で多くのファンを魅了しました。

深い考察を好む方や、ヒップホップの新たな可能性を探りたい方にぜひおすすめしたい一曲です。

The Score

Ready or NotThe Fugees

Fugees – Ready Or Not (Official HD Video)
Ready or NotThe Fugees

「オルタナティブ」な時代であった90年代は、もちろんロックに限らず多くのジャンルが新たな方法論を発見し、音楽の可能性を大幅に広げた作品が次々とリリースされました。

後にソロ・アーティストとしても記録的な成功を収めるローリン・ヒルさん、ハイチ生まれでプロデューサー兼MCのワイクリフ・ジョンさん、同じくハイチ系アメリカ人のラッパーであるプラーズさんという才能あふれる3人が在籍していたフージーズのセカンド・アルバム『THE SCORE』は、まさにオルタナティブ時代にふさわしい1枚として永遠に音楽史に刻まれた名盤中の名盤です!

生楽器を使ったアンサンブルによるレゲエ・フレーバーをまぶしたソウルフルなグルーヴの妙、意外な楽曲からの引用センス、ラップと歌モノのオーガニックな融合、ロバータ・フラックさんの楽曲『Killing Me Softly』の名カバー……こういう作品が全世界で2,000万枚以上も売れたモンスター・アルバムとなった、という事実が素晴らしいですよね。

ヒップホップ・ファンならずとも、多くの人が手にした作品なのです。

ローリン・ヒルさんの大傑作ソロ・アルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』しか聴いたことがない、という方がもしもいれば、本作も必ず聴いてみてください!

Country Grammar

Ride Wit Me ft. St. LunaticsNelly

Nelly – Ride Wit Me (Official Music Video) ft. St. Lunatics
Ride Wit Me ft. St. LunaticsNelly

テキサス出身のラッパー、ネリーさん。

幼いころにスペインで住んでいた経歴を持つため、どこか影響を受けているのか、アップテンポでノリのいい曲に定評があります。

実は彼、野球がめちゃくちゃうまくて、プロになる直前だったんですよ(笑)。

プロになるのをやめてラッパーを目指したそうなのですが、根性がハンパないですよね。

『Country Grammar』は2000年にリリースされたアルバムで、ネリーさんのメロウなボーカルやハード・コアなラップを楽しめる作品です。

AntidoteTravis Scott

Travis Scott – Antidote (Official Video)
AntidoteTravis Scott

強烈なビートと洗練されたフロウが特徴的な楽曲は、ヒップホップシーンに新たな風を吹き込みました。

2015年7月にデジタル配信されたこの曲は、アルバム『Rodeo』からのシングルとして注目を集め、Billboard Hot 100で16位を記録する大ヒットとなりました。

トラヴィス・スコットさんの独特なオートチューンボイスと、トラップ、サザンヒップホップ、ポップラップを融合させたサウンドは、多くのリスナーを魅了しています。

パーティーやナイトライフの魅力と危険性を描いた歌詞は、現代社会の若者の心情を巧みに表現しており、聴く人の心に深く響くことでしょう。

GoblinTyler, The Creator

2010年代のオルタナティブ・ヒップホップ・シーンの幕開けを告げる、代表的な1枚と言っても過言ではないでしょう。

2011年5月にリリースされた本作は、タイラー・ザ・クリエイターさんによる本格的なソロ・デビュー作です。

当時はインターネット上の耳の早い音楽ファンを中心として、オッド・フューチャーという若く才能のあるグループの存在が話題となっていましたが、本作の衝撃的な内容と独特の音楽性により、タイラーさんの才能が広く知れ渡ることになりました。

アンダーグラウンドラップやハードコアラップの要素を取り入れつつ、社会的タブーや内面の葛藤を赤裸々に表現した本作は、ヒップホップファンのみならず、音楽シーン全体に大きな影響を与えました。