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【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚

ヒップホップの歴史は長く、その影響力は他のジャンルはもちろんカルチャーやファッションにいたるまで及ぶものです。

ここ日本でも、素晴らしいアーティストが商業的に成功を収めている実績も多く見られますが、まだまだある種のイメージで敬遠している方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、今や海外においてはポピュラー音楽の中心といっても過言ではないヒップホップの、その時代時代におけるエポックメイキング的な作品を中心とした名盤を集めてみました。

進化し続けるヒップホップという音楽を、この機会にぜひ味わってみてください!

【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(31〜40)

Licensed to ill

No Sleep Till BrooklynBeastie Boys

音楽シーンのみならず、ファッションや社会的な活動までさまざまな分野へ多大なる影響を及ぼし、最も売れた白人ラップ・グループとして2020年代の今も多くのアーティストから尊敬されるのが、ニューヨーク発のビースティ・ボーイズです。

ロックとヒップホップの境界線を壊した自由な音楽性、90年代的なサブカルチャーの象徴でもある、DIYの精神で立ち上げた自身のレーベル「グランドロイヤル」の先進性、社会的な意義を込めた大規模なフェス「チベタン・フリーダム・コンサート」の開催など、その偉業は数え切れません。

彼らが残した作品はどれも名盤ばかりですが、今回は記念すべき1986年のデビュー・アルバム『Licensed to Ill』を取り上げましょう。

まだまだ若くやんちゃだった彼らならではの過激なリリックや皮肉たっぷりのMVなどは、今の価値観で見ればやや不謹慎と思われるかもしれません。

そのような問題はささいなことで、名曲『(You Gotta) Fight For Your Right (To Party!)』をはじめとするハードロック的なトラックの上で激しくラップするスタイルや、スレイヤーのケリー・キングさんをフィーチャーした『No Sleep Till Brooklyn』など、Run-D.M.C.の影響下にあるとはいえ、細かい理屈も何もかもをなぎ倒すその圧倒的なパワーは、今もなお衝撃的ですよね。

大量のサンプリングなどの手腕も含めて、あらためて本作の素晴らしい魅力を若い方々にも知っていただきたいですね。

The Eminem Show

Without MeEminem

Eminem – Without Me (Official Music Video)
Without MeEminem

日本でもおなじみのラッパー、エミネムさん。

世界一と称される高速ラップが持ち味のラッパーで、『Rap God』という曲では世界で最も速いラップとしてギネス記録に認定されました。

また、リリックにも定評があり、リアルな描写が高い評価を受けています。

そんな彼のアルバムである『The Eminem Show』は、3作目のスタジオ・アルバムで、2002年の世界のミュージックアルバムで最も多く売り上げました。

聞き覚えのある名曲が収録されているので、ぜひチェックしてみてください!

DS2

Stick TalkFUTURE

Future – Stick Talk (Official Music Video)
Stick TalkFUTURE

オートチューンを駆使したメロディアスなラップで、現代のトラップ・シーンをリードするフューチャーさん。

アトランタでの下積みを経て、ミックステープ文化から成り上がったカリスマです。

そんな彼の代表作『DS2』は2015年にリリースされた3作目で、自身初の全米チャート1位を獲得しました。

自身の人気作の続編として制作された本作は、メトロ・ブーミンさんらによるダークで中毒性の高いビートが満載。

ドレイクさん以外の客演を排し、自身の内面やストリートの現実を淡々とラップする姿は、まさにトラップの完成形といえるでしょう。

現代ヒップホップの源流を知りたい方や、夜のドライブでドープな世界観に浸りたい方にぜひ聴いてほしい傑作です。

The Great Adventures of Slick Rick

Children’s StorySlick Rick

Slick Rick – Children’s Story (Official Music Video)
Children's StorySlick Rick

ロンドン生まれでブロンクス育ち、眼帯がトレードマークのスリック・リックさん。

彼が1988年に発表したデビュー作『The Great Adventures of Slick Rick』は、ヒップホップにおけるストーリーテリングを確立した名盤です。

犯罪や日常をユーモアたっぷりに、まるで映画のように描き出す手法は、ナズさんやスヌープ・ドッグさんなど多くの後進に影響を与えました。

教訓を含んだリリックや、独特のアクセントで複数の役柄を演じ分ける表現力は、スリック・リックさんの突出した才能を物語るものでしょう。

数えきれないほどサンプリングされ、今なお参照され続ける本作は、ヒップホップの歴史を深く知りたい方には絶対に避けて通れない一枚ですね。

It’s Dark and Hell Is Hot

How’s It Goin’ DownDMX

野太い声で吠えるようにラップするDMXさんは、ニューヨーク出身で、90年代後半のハードコア・ヒップホップを牽引した象徴的存在です。

ラフ・ライダーズの中核として登場し、俳優としても活躍するなどカリスマ性を発揮した唯一無二のラッパーなのですね。

そんなDMXが1998年にリリースしたデビュー・アルバム『It’s Dark and Hell Is Hot』は、全米1位を獲得し、デビューから5作連続首位という記録の幕開けとなった歴史的な1枚。

スウィズ・ビーツらがてがけた重苦しいビートに乗せ、暴力と信仰の狭間で揺れる魂の叫びをぶつけるさまは圧巻の一言です。

地獄のような暗闇と救いを求める祈りが同居する本作は、激しい感情表現を求めるロック・リスナーも必聴の大傑作ですよ!