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【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚

ヒップホップの歴史は長く、その影響力は他のジャンルはもちろんカルチャーやファッションにいたるまで及ぶものです。

ここ日本でも、素晴らしいアーティストが商業的に成功を収めている実績も多く見られますが、まだまだある種のイメージで敬遠している方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、今や海外においてはポピュラー音楽の中心といっても過言ではないヒップホップの、その時代時代におけるエポックメイキング的な作品を中心とした名盤を集めてみました。

進化し続けるヒップホップという音楽を、この機会にぜひ味わってみてください!

【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(21〜30)

2014 Forest Hills Drive

ApparentlyJ. Cole

知性派ラッパーであり、バスケットボール選手としての顔も持つジェイ・コールさん。

大学を優秀な成績で卒業した経歴を持ち、ストーリーテリングの巧みさで現代の重要人物といえるでしょう。

彼が2014年に発表した『2014 Forest Hills Drive』は、実家の住所をタイトルに冠した原点回帰ともいえる名盤です。

特筆すべきは、ゲストを一切招かずに自身のラップだけで構成されている点でしょう。

それでいて全米チャート1位を獲得し、プラチナ認定を受けた事実は伝説となっています。

温かみのあるビートと内省的なリリックが融合した本作は、派手な楽曲が苦手な方にもすっと馴染むはず。

成功と葛藤、そして地元への愛を歌うこのアルバムは、自分のルーツを大切にしたいすべての方に聴いてほしい傑作です。

400 Degreez

HaJuvenile

ニューオーリンズ出身、サザン・ヒップホップを世界的なものへと押し上げた立役者がジュヴナイルさんです。

キャッシュ・マネー・レコードの看板として活躍した彼が、1998年にリリースしたサード・アルバムが『400 Degreez』です。

天才プロデューサーのマニー・フレッシュさんが全曲を手掛けた本作は、400万枚以上のセールスを記録し、バウンスという独特なスタイルを全米に知らしめた歴史的な名盤なのですね。

特徴的なフロウと南部の熱気が詰まったサウンドは、今聴いても圧倒的なパワーを感じさせるでしょう。

ストリートの現実を描きながらも、どこか祝祭的な雰囲気を持つ本作。

ヒップホップの歴史において、南部の台頭を決定づけた重要な1枚として、ぜひチェックしてみてください。

Things Fall Apart

You Got Me (ft. Erykah Badu)The Roots

1987年にフィラデルフィアで結成され、今や人気テレビ番組のハウスバンドとしても知られるザ・ルーツ。

彼らは生楽器による演奏でヒップホップを表現するスタイルを確立した先駆的な存在なのです。

本稿で取り上げている『Things Fall Apart』は、1999年にリリースされ、初の商業的成功をもたらした大名盤!

エリカ・バドゥさんを迎えた『You Got Me』でグラミー賞を受賞したことからも、その質の高さが伺えるというものでしょう。

ジャズやソウルを生演奏で再構築したような有機的なグルーヴと知的なリリックが融合し、最高にクールな音楽が生み出されました。

ヒップホップ好きだけでなく、ジャズやネオソウルを愛するすべての方に、この歴史的傑作をぜひ聴いてもらいたいですね。

Take Care

Take Care ft. RihannaDrake

ボーカルを取り入れたメロウなラップに定評がある、ドレイクさん。

ヒップホップといえばワルなイメージを抱く方が多いと思いますが、彼はそうでもありません。

離婚こそしましたが、わりと平和な家庭で育ってきたため、サグな楽曲はそこまでありません。

スタイリッシュなものが多いイメージですね。

そんな彼のアルバム『Take Care』は2011年にリリースされた作品で、ビルボードチャートで1位を獲得しました。

ガッツリ聴くのも、BGMとして聴くのも、どちらもオススメできるメロウな作品です。

Speakerboxxx / The Love Below

RosesOutKast

Outkast – Roses (Official HD Video)
RosesOutKast

アンドレ・3000さんとビッグ・ボーイさんから成るアウトキャストは、今やヒップホップのみならずポップスやロックといったジャンルでも当たり前のように使われるトラップ・サウンドを生み出したとされる、いわゆる「サザン・ヒップホップ」の先駆的な存在です。

アメリカ南部を中心とするヒップホップであり、西海岸と東海岸が全盛期の時代に最初に南部出身のラップ・グループとして全米進出に成功したのがアウトキャストなのですね。

彼らのサウンドはヒップホップの文脈にとらわれず、臆することなく革新的な音楽を生み出すスタイルが高く評価され、商業的にも大きな成功を収めています。

そんな異色の存在とも言えるアウトキャストの2人が、それぞれの実質的なソロ・アルバムを2枚組としてリリースした通算5枚目のアルバム『Speakerboxxx/The Love Below』は、まさに既存のルールにとらわれない彼ららしい作品であり、世界中で大ヒットを記録した作品です。

それぞれの個性が存分に発揮され、タイプもコンセプトも違う2枚のアルバムを同一のグループ名義で1つの作品としてリリースするということ自体、普通のミュージシャンならばやろうとは思わないですよね。

当時は街中で流れていた『Hey Ya!』など、多くのヒット曲も生まれた本作は、ヒップホップ・ファンだけでなくオルタナティブ・ロックなどの音楽ファンをも熱狂させたのです。