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【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚

ヒップホップの歴史は長く、その影響力は他のジャンルはもちろんカルチャーやファッションにいたるまで及ぶものです。

ここ日本でも、素晴らしいアーティストが商業的に成功を収めている実績も多く見られますが、まだまだある種のイメージで敬遠している方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、今や海外においてはポピュラー音楽の中心といっても過言ではないヒップホップの、その時代時代におけるエポックメイキング的な作品を中心とした名盤を集めてみました。

進化し続けるヒップホップという音楽を、この機会にぜひ味わってみてください!

【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(31〜40)

Dry your eyesThe Streets

The Streets – Dry Your Eyes (Official Video)
Dry your eyesThe Streets

失恋の痛みを見事に描き出した楽曲が、イギリスのThe Streetsによって2004年に発表されました。

アコースティックギターとゆったりとしたビートに乗せて、突然の別れに直面した主人公の複雑な感情が生々しく綴られています。

イギリス男性の感情表現に一石を投じたこの曲は、チャート1位を獲得する大ヒットとなりました。

ヒップホップにおける新しい表現の可能性を示した本作は、その後のアーティストたちにも大きな影響を与えています。

失恋を経験したことのある人なら、きっと心に響くはず。

そんな方々に聴いてほしい1曲です。

Blue SkyCommon

Common – Blue Sky (Official Video)
Blue SkyCommon

知的で前向きな歌詞で知られるCommonさんの楽曲の中でも、ポジティブなメッセージとエネルギッシュなビートが際立つ作品です。

2011年12月にリリースされたアルバム『The Dreamer/The Believer』に収録されたこの曲は、夢や野望を追い求める中での個人的な成長と自己実現をテーマにしています。

Commonさん自身のキャリアや人生の経験からインスピレーションを得た本作は、成功への道のりや、それを達成するための自己信念と決意を象徴するものとして解釈できるでしょう。

リスナーに夢を追い続ける勇気とインスピレーションを与える本作は、ヒップホップ初心者の方にもおすすめな一曲です。

GoblinTyler, The Creator

2010年代のオルタナティブ・ヒップホップ・シーンの幕開けを告げる、代表的な1枚と言っても過言ではないでしょう。

2011年5月にリリースされた本作は、タイラー・ザ・クリエイターさんによる本格的なソロ・デビュー作です。

当時はインターネット上の耳の早い音楽ファンを中心として、オッド・フューチャーという若く才能のあるグループの存在が話題となっていましたが、本作の衝撃的な内容と独特の音楽性により、タイラーさんの才能が広く知れ渡ることになりました。

アンダーグラウンドラップやハードコアラップの要素を取り入れつつ、社会的タブーや内面の葛藤を赤裸々に表現した本作は、ヒップホップファンのみならず、音楽シーン全体に大きな影響を与えました。

La La LaJay Dee

天才プロデューサーの魂が響くビートが特徴的な本作は、多くのリスナーの心に染み入るような温かさを持っています。

シンプルながらも美しいリズムは、聴く人を別の世界へと誘い、冷たい日々を温めてくれるような不思議な力を秘めているのです。

1992年にデビューシングルとしてリリースされたこの楽曲は、ヨーロッパだけでなくアメリカでもBillboardチャートで1位を獲得するなど、国際的な成功を収めました。

2005年のビデオゲーム『Grand Theft Auto: Liberty City Stories』にも使用されるなど、ポップカルチャーにも大きな影響を与えています。

日常に疲れを感じている時や、新しい音楽の世界に触れてみたい時におすすめの一曲です。

They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)Pete Rock & CL Smooth

Pete Rock & CL Smooth – They Reminisce Over You (T.R.O.Y.) (Video)
They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)Pete Rock & CL Smooth

1990年代初頭のゴールデンエイジ・ヒップホップを代表する名曲が、Pete Rock & C.L. Smoothさんによる本作です。

亡き友人への追悼の意を込めて制作された楽曲は、ジャズの要素を巧みに取り入れた独特の世界観を持つトラックと、C.L.スムースさんのリリカルなラップが織り成す物語性のあるフロウが特徴的。

1992年5月にリリースされたこの曲は、デビューアルバム『Mecca and the Soul Brother』からのリードシングルとして大きな反響を呼びました。

友情の力と人生に影響を与えた人々を思い出すことの大切さを伝える本作は、ヒップホップの真髄に触れたい方や、音楽を通じて人生を深く考えたい方におすすめの一曲です。

【洋楽】ヒップホップ史に残る名盤!押さえておきたい基本の1枚(41〜50)

In Search OfN.E.R.D

N.E.R.D. – Lapdance (Feat. Vita and Lee Harvey) [WW Rock Version]
In Search OfN.E.R.D

問答無用、現代の音楽シーンを席巻するヒップホップの礎を築いた名盤が、N.E.R.Dのデビュー作『In Search Of…』です。

2001年に初リリースされ、翌年にはロック色を強めた再録版が登場。

ファレル・ウィリアムスさんらによる独創的なサウンドは、ヒップホップとロックの境界線を軽々と飛び越え、新たな音楽の地平を切り開きました。

ジャンルの枠にとらわれない自由な発想と、セクシーでグルーヴィーな楽曲群は、多くのアーティストに影響を与え続けています。

ロックファンの方にもぜひ一度聴いていただきたい1枚。

本作は、音楽の可能性を広げたいすべての人におすすめです。

Please Don’t Hurt ‘em

U Can’t Touch ThisMC Hammer

1990年に『U Can’t Touch This』をリリースし、世界中で大ヒットを記録したM.C.ハマーさん。

日本でもおなじみのアーティストですよね。

彼の魅力はなんといってもヒップホップとダンスミュージックのミックスではないでしょうか?

そんな彼の1990年リリースのアルバム『Please Don’t Hurt ‘em』は、約21週間にわたりビルボードチャートで1位を記録しました。

ものすごいアルバムのように感じますが、なんと制作費はたったの100万円(笑)。

彼にとっては最高のコストパフォーマンスだったわけですね(笑)。