【懐かしくも色褪せない】1990年代アイドル歌手の名曲・ヒットソング
近年は昭和歌謡の再注目による80年代アイドルもよく特集されていますが、90年代のアイドル歌手もとても魅力的なんですよね!
この記事では、そんな1990年代に活躍したアイドル歌手のヒットソングや名曲を特集していきます。
CDの売上最盛期といった日本のポップスシーンが一層盛り上がっていった時期で、カーステレオでよく聴いていた方も多いのではないでしょうか?
キュートな曲からかっこいい曲まで90年代らしいキャッチ―さが光ります。
今もドラマでよく見かける女優さんのデビューソングなど、親しみやすいヒットソングがたくさんです。
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【懐かしくも色褪せない】1990年代アイドル歌手の名曲・ヒットソング(1〜10)
ときめいて西田ひかる

少し鼻にかかった声に特徴のある西田ひかるさん。
モノマネされるたびに「私そんな声じゃないですよー」とよく笑っていました。
シングル29枚、アルバム18枚をリリースした西田さんの代表曲がこの『ときめいて』。
カセットテープや細長い8cmCDでのリリースですから時代を感じますね。
作詞は松本隆さん、作曲は筒美京平さんの黄金コンビ、西田さんが主演したドラマ『デパート!夏物語』の主題歌にも起用され、西田さんはこの曲で年末の紅白歌合戦にも出場したんです。
歌詞は恋だと気づかずに人を好きになるモチーフ、曲題のときめきが伝わってくるかのよう。
そんな西田さんも今ではすっかり2児のお母さんです。
これからももっともっとその活躍が見たいですね!
Only You内田有紀

広末涼子さんとともに1990年代のボーイッシュな女優として活躍した内田有紀さんの楽曲です。
初期の日本語ラップのようなパートや、当時よく流行したドラムンベースに近いアレンジが個性的で、世界的なトレンドを見事に取り入れていますね。
今聴いても古さを感じさせないこのビートは、言うまでもなく小室哲哉さんによる作曲です。
この曲で使用されているドラムパターンは、小室さんによる別の曲にも使用されています。
どの曲だか分かりますか?
Miracle Love牧瀬里穂

安室奈美恵さんや宇多田ヒカルさんより以前のアイドルソングの王道のような雰囲気ですね。
1990年代の代表的な邦画にほとんど出演された牧瀬里穂さんは、まさに時代のヒロインです。
『Miracle Love』は、シティポップの代表的アーティストである竹内まりやさんが作詞作曲を担当されています。
都会的なリズムとキラキラしたシンセサイザーに、どこかメランコリックなメロディと歌声が、今では珍しいのではないでしょうか。
車の中で、あえてカセットテープで聴きたくなるようなすてきなポップソングですね。
【懐かしくも色褪せない】1990年代アイドル歌手の名曲・ヒットソング(11〜20)
BE TOGETHER鈴木亜美

もともとはTM NETWORKによる1987年の楽曲ですが、1999年に鈴木あみさんがカバーしたこのバージョンも本家と同じか、それ以上に有名です。
同じTM NETWORKの代表曲『Get Wild』と同様、多くのカバー版やリミックス版が存在します。
ハウスミュージックを主体とした、いわゆる「小室サウンド」の真骨頂のような音楽も、鈴木あみさんの声が乗るとまた別な味わいがありますね。
20世紀と21世紀のJ-POPのちょうど中間のような個性がとても眩しい1曲です。
伝説の少女観月ありさ

ドラマやCMなどで活躍し続ける観月ありささんの『伝説の少女』は、歌謡曲の時代から名曲を量産された尾崎亜美さんが作詞と作曲を担当されています。
かつてニューミュージックと呼ばれた、歌謡曲とJ-POPの中間のようなアレンジがこの時代を象徴しています。
観月さんの歌声といえば『TOO SHY SHY BOY!』のようなクールでロックな声を想像しがちですが、この曲ではよりアイドルの王道のような歌い方ですね。
ぜひ尾崎亜美さんによるセルフカバーと聴き比べてみてください。
White LoveSPEED

三宅裕司さん、安室奈美恵さんらが出演していた『THE夜もヒッパレ』。
夜11時のテレビ番組がまだ深夜テレビとされていた頃、明るい深夜番組として一時代を築きました。
その『THE夜もヒッパレ』から誕生したのがこのSPEED。
打ち合わせがあったのかなかったのかは分からないのですが、その名付け親は美川憲一さんなんですよ。
『White Love』はSPEEDの代表曲ともいえる1曲で、まだ「バズる」という言葉もなかった頃、そのサビの振り付けをみんなマネしたものでした。
今井絵理子さんと島袋寛子さんの声質の違うツインボーカルも印象的。
冬になったら聴きたい懐かしの1曲です。
NO TITLIST宮沢りえ

今では女優のイメージが強い宮沢りえさんですが、ミュージシャンとしても素晴らしい作品をたくさん残されています。
『NON TITLIST』は三拍子と四拍子どちらにも聴こえる不思議なリズム、今聴いても違和感のない歌詞、ありそうでどこにもないメロディ、デジタルな音とアナログな音の奇妙な混ざり具合と、とにかく個性の塊のような独特な1曲。
これ以前にもこれ以後にも、このような曲がほとんど無いことがそれを物語っているようです。
この曲を作曲したのは小室哲哉さん。
この時代のヒット曲のうち半分は彼が作ったのではと思われせられるほど、表現力が溢れ出した天才、小室さんの音楽をぜひ味わってみてください。