【懐かしくも色褪せない】1990年代アイドル歌手の名曲・ヒットソング
近年は昭和歌謡の再注目による80年代アイドルもよく特集されていますが、90年代のアイドル歌手もとても魅力的なんですよね!
この記事では、そんな1990年代に活躍したアイドル歌手のヒットソングや名曲を特集していきます。
CDの売上最盛期といった日本のポップスシーンが一層盛り上がっていった時期で、カーステレオでよく聴いていた方も多いのではないでしょうか?
キュートな曲からかっこいい曲まで90年代らしいキャッチ―さが光ります。
今もドラマでよく見かける女優さんのデビューソングなど、親しみやすいヒットソングがたくさんです。
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【懐かしくも色褪せない】1990年代アイドル歌手の名曲・ヒットソング(11〜20)
Self Control浅香唯

1980年代のハードロックの雰囲気と1990年代のビジュアル系ロック、そして昭和から長く続くアイドルソングのちょうど中間のような、非常に洗練されたアレンジが光る1990年の名曲です。
平成初期は、アメリカのウーマン・リブ運動の余波が日本にも残っており、力強い女性像をフィーチャーした作品が目立つ時代であり、また「自分を信じて」という内容のメッセージが増え始めた時代でもあります。
熱狂のバブル期を少し通り過ぎた、次の時代を生きる人たちの意志が見えるような楽曲ですね。
MajiでKoiする5秒前広末涼子

今はすっかり女優として活躍する広末涼子さんのデビュー曲がこちら。
まだ少年ぽさが残る彼女の歌が楽しめる1曲です。
1997年にリリースされ、今となってはなつかしい道具の一つであるポケベルのCMに使われていました。
彼女は歌手としてのレッスンはほとんど受けずにこちらの曲を歌ったそうですが、素直な歌声は逆に魅力的ともいえます。
作詞作曲は竹内まりやさんが担当し、歌の指導などもしておられたようです。
ゴージャスですね。
CAN YOU CELEBRATE?安室奈美恵
1997年にリリースされた曲であることをついつい忘れてしまう1曲です。
この時代の音楽界だけでなく、ファッション界でもトップに立った安室奈美恵さんの代表曲は、今でも結婚式の定番ソングとして聴かれ続けています。
日本における歌姫ブームの先駆け的な存在でもある安室奈美恵さん。
跳ねたリズムと派手なストリングスによる、この時代の典型的なビートを作ったのは、もちろん小室哲哉さんです。
もはや1990年代全体のBGMと言っても過言ではありません。
伝説の少女観月ありさ

ドラマやCMなどで活躍し続ける観月ありささんの『伝説の少女』は、歌謡曲の時代から名曲を量産された尾崎亜美さんが作詞と作曲を担当されています。
かつてニューミュージックと呼ばれた、歌謡曲とJ-POPの中間のようなアレンジがこの時代を象徴しています。
観月さんの歌声といえば『TOO SHY SHY BOY!』のようなクールでロックな声を想像しがちですが、この曲ではよりアイドルの王道のような歌い方ですね。
ぜひ尾崎亜美さんによるセルフカバーと聴き比べてみてください。
NO TITLIST宮沢りえ

今では女優のイメージが強い宮沢りえさんですが、ミュージシャンとしても素晴らしい作品をたくさん残されています。
『NON TITLIST』は三拍子と四拍子どちらにも聴こえる不思議なリズム、今聴いても違和感のない歌詞、ありそうでどこにもないメロディ、デジタルな音とアナログな音の奇妙な混ざり具合と、とにかく個性の塊のような独特な1曲。
これ以前にもこれ以後にも、このような曲がほとんど無いことがそれを物語っているようです。
この曲を作曲したのは小室哲哉さん。
この時代のヒット曲のうち半分は彼が作ったのではと思われせられるほど、表現力が溢れ出した天才、小室さんの音楽をぜひ味わってみてください。
恋しさと せつなさと 心強さと篠原涼子 with t.komuro

いわゆるコムロサウンドが世の中を駆け抜けた頃、日本はバブルの残り香を楽しみながら何かにあらがっていたかのようでした。
小室哲哉さんの曲にはそんな華やかさと胸苦しさが共存していたように感じられましたが、あなたはどう聴いていましたか。
バラエティー番組にも出演していた篠原涼子さんが一変、厳しい表情を見せながらスタイリッシュにかっこいい女性像を歌いこなしたのがこの曲『恋しさと せつなさと 心強さと』。
頭サビから始まるインパクトの強さ、抑揚の少ない歌いやすさが好感され、あれよあれよと時代を代表するヒット曲に。
今聴いても女性の力強さを感じる1曲です。
2022年にセルフカバーされた『恋しさと せつなさと 心強さと 2023』との聴き比べもぜひ。
【懐かしくも色褪せない】1990年代アイドル歌手の名曲・ヒットソング(21〜30)
I BELIEVE華原朋美

1990年代を振り返るとき、この曲を忘れることはできません。
どこを切り取っても1990年代のJ-POPを感じさせる、このジャンルの王道にしてお手本のようなバラードですね。
作詞作曲を担当したのは小室哲哉さんです。
華原さんはこの曲をきっかけに大スターとなり、今でもタレントとして活躍されていますね。
この曲がリリースされた1995年には大きな事件や災害が続き、日本は混迷の真っただ中にありました。
そういった背景もあってか、売上金の一部が阪神淡路大震災の救済援助金に充てられています。






