邦楽フュージョンの名曲~懐かしの曲から近年のオススメ曲まで~
「フュージョン」と呼ばれる音楽は、ジャズを軸としながらも、ロックやワールド・ミュージック、電子音楽からクラシックに至るまで、多くの要素を融合させたハイブリッドな音楽ジャンルです。
ここ日本においても、70年代後半から80年代前半にかけてフュージョンのブームが巻き起こり、商業的に大きな成功を収めるバンドやアーティストが次々と登場しました。
今回は、日本人アーティスト及びバンドに焦点を当てた形で、邦楽フュージョンの名曲をご紹介。
J-POPの歴史にも大きな影響を与え、近年話題のCITY POPと呼ばれる音楽におけるキーパーソンも多く存在している、日本のフュージョンの素晴らしさをぜひ楽しんでくださいね!
邦楽フュージョンの名曲~懐かしの曲から近年のオススメ曲まで~(41〜60)
午後の水平線松岡直也

神奈川県出身のジャズ、ラテンピアニスト、松岡直也の楽曲です。
2002年リリースのアルバム「A Farewell To The Seashore~午後の水平線」に収録されています。
夏の海辺で聴きたくなるような涼しさが感じられます。
The Sea of Dirac深町純

独特なリズムとダイナミックなサウンドが一体となった楽曲です。
作曲家、キーボード奏者として知られる深町純が1977年にリリースしたアルバム「The Sea Of Dirac」に収録されているリードトラックです。
彼のハイセンスな音楽性が感じられます。
I believe in you秋山一将

The BeatlesやJames Marshall Hendrix、そしてジャズミュージックをルーツに持つギタリスト、秋山一将の楽曲です。
1978年リリースのファーストアルバム「DIG MY STYLE」に収録されています。
色気のあるギターのフレーズに心奪われます。
Sports Men細野晴臣

フュージョンにカテゴライズしてよいのかどうか判断に迷う作品ですが、彼にしか生み出せないエレクトロサウンドはさまざまなスタイルを貪欲に消化、その上で個性を提示していますから、やはり融合されているとまとめてもよいと考えます。
Plumed Bird高中正義

パーカッシブなリズムに乗せて力強いギターが暴れ回る疾走感のあるナンバーです。
アルバムバージョンとほとんど違わないギターソロがかなり卓越した技術を証明しています。
ラリー・カールトンの影響も見えますが、まちがいなく佳作でしょう。