邦楽フュージョンの名曲~懐かしの曲から近年のオススメ曲まで~
「フュージョン」と呼ばれる音楽は、ジャズを軸としながらも、ロックやワールド・ミュージック、電子音楽からクラシックに至るまで、多くの要素を融合させたハイブリッドな音楽ジャンルです。
ここ日本においても、70年代後半から80年代前半にかけてフュージョンのブームが巻き起こり、商業的に大きな成功を収めるバンドやアーティストが次々と登場しました。
今回は、日本人アーティスト及びバンドに焦点を当てた形で、邦楽フュージョンの名曲をご紹介。
J-POPの歴史にも大きな影響を与え、近年話題のCITY POPと呼ばれる音楽におけるキーパーソンも多く存在している、日本のフュージョンの素晴らしさをぜひ楽しんでくださいね!
邦楽フュージョンの名曲~懐かしの曲から近年のオススメ曲まで~(41〜60)
The Tokyo Tasteサディスティックス

イギリスでの公演も好評だったサディスティック・ミカ・バンドの解散後すぐに結成されたバンドのナンバー。
ロック色は薄まりフュージョンに傾いた作品で、ポップでチャーミングながらどことなくひねくれた作品に仕上がっています。
Still Be Bop日野皓正

モダンジャズのシーンでも世界的な活動で知られる日野皓正。
彼の80年代はほかのジャズプレイヤー同様フュージョンに傾倒していた時代で、こちらは「シティ・コネクション」と並ぶ代表アルバム「デイドリーム」からのナンバー。
軽快なリズムが印象的です。
HEART OF EARTH是方博邦

是方博邦は関西出身で上京後間もなく一流ミュージシャンにギターの腕を認められ、さまざまなバンドに迎えられました。
本作はファンからの人気も高い代表曲です。
ちなみにフュージョンになじみのない方でも知っている人が多いのは、テレビ番組に出演していた影響もあるようです。
WEST WEATHER是方博邦

関西で生まれ育ったギタリスト、是方博邦の楽曲です。
1983年にリリースされた2枚目のアルバム「MELODY CITY」に収録されています。
水の音から始まるイントロが印象的。
クールなギターフレーズがたくさん登場します。
RENDEZVOUS渡辺貞夫

栃木県出身のサックスプレーヤー、渡辺貞夫の楽曲です。
1984年にリリースされたアルバム「Rendezvous」に収録されています。
きらめくようなサックスの音色がステキですね。
余談ですがアルバムには、キーボード担当として、世界的に有名なベーシストMarcus Millerが参加しています。