邦楽フュージョンの名曲~懐かしの曲から近年のオススメ曲まで~
「フュージョン」と呼ばれる音楽は、ジャズを軸としながらも、ロックやワールド・ミュージック、電子音楽からクラシックに至るまで、多くの要素を融合させたハイブリッドな音楽ジャンルです。
ここ日本においても、70年代後半から80年代前半にかけてフュージョンのブームが巻き起こり、商業的に大きな成功を収めるバンドやアーティストが次々と登場しました。
今回は、日本人アーティスト及びバンドに焦点を当てた形で、邦楽フュージョンの名曲をご紹介。
J-POPの歴史にも大きな影響を与え、近年話題のCITY POPと呼ばれる音楽におけるキーパーソンも多く存在している、日本のフュージョンの素晴らしさをぜひ楽しんでくださいね!
邦楽フュージョンの名曲~懐かしの曲から近年のオススメ曲まで~(21〜40)
I’ll Be There渡辺香津美

渡辺香津美と坂本龍一を中心に、レベルの高いインストナンバーを生み出していった伝説のプロジェクトKYLYN。
渡辺香津美のソロ作品と間違われることもありますが、この曲を聴くと参加ミュージシャンの化学反応がなければ実現不可能なサウンドであることを痛感させられます。
Line菊池雅章

マイルス・デイビスなどのフュージョンに影響を受けたのは何となく伺えますが、音像は非常にクリア、リフをリピートすることで頭が感染されていくような錯覚を覚えるファンキーなナンバーです。
もちろん参加ミュージシャンの卓越した表現力は不可欠で、うまくまとめた大作といっていいでしょう。
SAUDADE高中正義

常夏の島を思わせるような、さわやかさが感じられますね。
ギタリスト、音楽プロデューサー、作曲家として活躍する高中正義の楽曲です。
1982年に9枚目のシングルとしてリリースされました。
部屋の中で聴いてリゾート気分にひたりましょう。
Sky High松原正樹

さだまさし、松任谷由実など一流ミュージシャンのセッションギタリストとして長らく活動、惜しまれつつも2016年に他界した松原正樹の2008年のナンバー。
全盛期とくらべてもまったく色あせないスムースなサウンドを聴かせてくれます。
Seaside SunsetMOTO&MASU

中島みゆき、TOKIOなど多くのアーティストのヒット曲制作に関わってきた天才アレンジャー船山基紀と、その友人でフュージョン界のすご腕ギタリスト増崎孝司によるコンボ、MOTO&MASUのアルバム「WN BOYS GO TO MANHATTAN」に収録された曲です。
2014年日本テレビ系情報番組「news every.」のお天気コーナーのテーマソングでした。
さすが、としか言いようがないとても素晴らしい曲。
フュージョン好きにはたまりません。