日本の有名サックス奏者
日本国内で活躍しているサックスプレイヤー、あなたはどれくらいご存じですか?
海外のサックスプレイヤーばかりが語られることも多いですが、日本にも素晴らしいミュージシャンがたくさん居るんです!
この記事では、長年シーンのトップを走り続けるスーパープレイヤーから、近年注目を集めている若手プレイヤーまで幅広く紹介していきますね!
ジャズやフュージョン界はもちろん、クラシック界やポップスシーンで活躍する方もピックアップしています。
もしかするとあなたの好きな曲でサックスを吹いていたプレイヤーが見つかるかもしれませんよ。
日本の有名サックス奏者(1〜10)
Nothing gonna change my love for you小林香織

ピアノ教師である母親と写真家の父親の間に生まれ、東京で育った彼女は、中学から吹奏楽部でフルートを、高校からサックスを始めます。
洗足学園音楽大学ジャズコースに入学した彼女は卒業の翌年メジャーデビュー。
2012年からは母校である洗足学園音楽大学ジャズコースの講師として後進の育成にも力を入れています。
フュージョン、ロックなどジャンルを問わず活動、アーティストのレコーディングやツアーメンバーとしても活躍しています。
ひまわり坂田明

坂田明さんは日本を代表するサックス奏者です。
アルバム『Counter Clockwise Trip』や『Peking』では、彼の独自の音楽世界が表現されており、多くのファンを魅了しています。
また、タモリさんとの交流やテイジンやKINCHOのCM出演など、幅広く活躍していることも彼の魅力の一つです。
また、ミジンコ研究家としてもその名を知られており、2003年には日本プランクトン学会から特別表彰を受けています。
音楽だけに留まらない、多方面での活躍が坂田さんの大きな魅力といえるでしょう。
Beat #5勝田一樹

「katsuo」の愛称でも知られている勝田一樹さんは、1966年生まれで神奈川県出身、フュージョンバンドDIMENSIONのメンバーでもあるサックス奏者です。
TUBEのファンにとっては、ツアーメンバーとしておなじみのプレイヤーですよね。
プレイヤーとして、かのデイヴィッド・サンボーンさんを敬愛しているという勝田さんのプレイは、正統派の技巧派プレイからジャムバンド的なサウンド、エモーショナルかつ泣きのメロディまで柔軟なスタイルが持ち味。
2012年には、勝田さんがサウンドプロデュースを手がけたアニメソングを大胆に解釈したカバー集『アニソンCX』をリリースしています。
バンドやセッションミュージシャンとしての活動のみならず、ソロプロジェクトとして「JAFROSAX」を立ち上げるなど、精力的な活動を続ける現役トップクラスのプレイヤーと言えましょう。
日本の有名サックス奏者(11〜20)
Lover Come Back To Meユッコ・ミラー

サックス界のきゃりーぱみゅぱみゅとも呼ばれる、ユッコ・ミラーさん。
ジャズミュージシャンの中では異色の髪の色、衣装が強烈な印象で、一度見たら確実に忘れられないのではないでしょうか。
名前から外国人かと思いますが、三重県出身で、19歳の時からプロデビューしている実力派。
さまざまなフェスなどでも演奏を披露されています!
マルサの女本多俊之

本多俊之さんは、ジャズ評論家の本多俊夫さんを父に持つサックス奏者です。
作曲家としても有名で、映画『マルサの女』のテーマ曲も手がけています。
作曲者本人の演奏を聴けるのはとてもうれしいですし、サックスを学んでいる方の参考にもなるのではないでしょうか。
映画を知っている人も知らない人もお楽しみください。
風、叫び田中靖人

1964年に和歌山市に生まれた田中靖人さん。
国立音楽大学在学中に日本管打楽器コンクールで2度受賞しています。
自らのソロ活動をするかたわら、サクソフォン4重奏団トルヴェールクヮルテットのメンバーとして活動、東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスターもつとめています。
また音楽大学で講師として後進の指導にもあたっています。
クラシックのサックスはジャズなど他のジャンルと違い、つややかで澄みきった音色が魅力ですよね。
Only a handful宮崎隆睦

T-SQUAREに在籍していたサックス奏者として知られている宮崎隆睦さん。
EWIも演奏しますがこれはT-SQUARE加入が決まってから練習したんだそうです。
彼は神戸の甲南中学に入学した13歳のときからサックスをはじめ、1992年9月にバークリー音楽院に入学するため渡米しました。
2000年にT-SQUAREを脱退してからは自己のユニットなどで活躍されています。
また、織田裕二や古内東子などのアーティストのツアーにも参加されています。