【HIPHOP入門】日本のおすすめヒップホップアーティスト【2025】
かつて、日本ではロックが音楽シーンの覇権を握っていました。
現在では、昨今のフリースタイルブームが起因し、現在でもヒップホップを含めたブラックミュージックが主流となりつつあります。
しかし、ヒップホップというジャンルはただの音楽ジャンルというだけではなく、1つのカルチャーでもあるため、初心者にとっては敷居が高いと感じるかもしれません。
今回はそんな方に向けて、入門編の日本語ラップを紹介いたします!
往年の名曲から最新のヒップホップシーンを引っ張る若手まで、この記事1つで大体の時代を網羅できるようにピックアップしています。
ぜひ最後までご覧ください!
- 人気のヒップホップ。邦楽アーティストランキング【2025】
- 邦楽ヒップホップ人気ランキング【2025】
- 【2025】ヒップホップ初心者に聴いてほしい名曲・人気曲まとめ
- 【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲
- 20代におすすめのラップの名曲
- 【10代】世代別人気曲ランキング【2025】
- 【2025】ブレイク中のおすすめアーティスト。時代を彩る歌手、グループまとめ
- 【ヒップホップ・クラシック】定番HIPHOP・往年の名曲
- ヒップホップだけじゃない!10代におすすめのラップの名曲
- ダンサーが選ぶ、20代にオススメのダンスミュージック。人気の曲集
- カラオケで歌いたいラップ。みんなで歌って盛り上がれる曲
- 流行に乗ろう!TikTokでバズった2020年代リリースの楽曲
- 10代に人気のダンスミュージック。オススメのダンス曲
- 【2025】今時の若者に人気の曲【邦楽】
【HIPHOP入門】日本のおすすめヒップホップアーティスト【2025】(1〜20)
THIS ’98THA BLUE HERB

ヒップホップの世界観を力強いライムで表現するTha Blue Herb。
彼らの代表曲『THIS ’98』は、札幌から巻き起こった嵐のようなムーブメントの中心的役割を果たしました。
90年代の終わり、東京が中心だった音楽シーンに風穴を空けたのは、現在も札幌では伝説として語り継がれていますね。
ILL-BOSSTINOさんの鋭い言葉遣いとO.N.Oさんの生み出すビートは、聴く者を日本語ラップの新たな地平へ引き込む力があります。
そんな彼らのデビューアルバム『STILLING,STILL DREAMING』は、攻撃的でありながらも美しい作品です。
その響きは、今なお多くの人々に影響を与え続けています。
北の大地から発せられる熱いメッセージに耳を傾け、感じてみることをオススメします。
禁断の惑星志人

現在の日本では、かつての音楽シーンを牽引したロックに代わり、ヒップホップが急速にその地位を不動のものへと変えつつあります。
そんなヒップホップの名曲として現在でも若いヘッズから支持を集めている名曲が、こちらの『禁断の惑星』。
本作は、志人さんとTABOOさんによって作られた楽曲です。
彼らが繰り出す歌詞は、私たちの生き方や社会の行く末に警鐘を鳴らし、リスナーに考えるきっかけを与えます。
GOMESSさんが影響を受けたというそのスタイルは、語り口的なフローとリリカルで豊かな言葉遣いが特徴で、緻密なリズム感で聴き手を惹きつけます。
聴く人々に深い共感を呼び覚ます、現代を象徴するメッセージが詰まった楽曲と言えるでしょう。
Rap PhenomenaYellow Magic Orchestra

日本のヒップホップシーンにおいて、Yellow Magic Orchestraは先駆者とも言える存在です。
彼らの歴史的な名曲『Rap Phenomena』は、1981年のアルバム『BGM』に収録されており、音楽だけでなくカルチャーとしてのヒップホップを体現していると言えます。
同年にリリースされた『咲坂と桃内のごきげんいかが1・2・3』も日本語ラップの機嫌と言われていますが、ヒップホップの本質を捉え、示したのはYMOが初と言われています。
ヒップホップ入門として、彼らの楽曲を聴くことは、ジャンルの原点に触れる貴重な体験となるでしょう。
CoincidenceKid Fresino

埼玉県出身、Fla$hBackSとしての活動も著名なトラックメイカー兼ラッパー。
2018年にリリースされた『Coincidence』は、生のバンド演奏から繰り出される変拍子を取り入れたトラックが、日本の音楽シーンに衝撃を与えました。
ジャンルにこだわらないサウンドメイクのセンスと、文学にも影響を受けたリリックから織り成す自由な音楽は、幅広い層に注目されています。
“Yessir” feat. Eric.B. Jr.¥ellow bucks

「Yessir」は¥ellow Bucksさんによる刺激的なナンバーであり、青春の熱量を感じさせる楽曲です。
エリック・B・ジュニアさんの客演も光り、二人の化学反応が聴き手の心をつかむでしょう。
ノリやすいビートの上を力強く進む彼のラップは、端正な言葉遣いとうまく調和しています。
知らず識らず体が動き出すような魅力が、リスナーをヒップホップの奥深い世界観へといざなってくれます。
敷居の高いイメージを持たれがちなヒップホップの入門曲にオススメです。
この曲を聴けば、新しい扉が開かれる感覚に確実に陥るでしょう。
B1ID

IDさんの『B1』は、ジャンルの枠を超えた斬新なサウンドで私たちを驚かせます。
制作期間をかけ抽出された音楽性は、彼のアンダーグラウンドな音楽ラボから生まれた実験的な血脈を感じさせます。
バトルシーンにも出ているため、アングラなヘッズからのプロップスには欠けるかもしれませんが、フロウのセンス、リリカルなライム、そして音楽的な探求心は、まさに他の追随を許さない、歴代トップクラスです。
人気番組「フリースタイルダンジョン」出演の経験を経て高まった知名度とは裏腹に、彼の音楽は浮つくことなく、むしろ地に足のついたフレックスとは真逆のリアルなリリックに仕上がっています。
ジャンルの垣根を越え、新しいヒップホップの可能性を提示した名盤『B1』は、入門者にも熟練者にも新鮮な驚きを提供してくれることでしょう。