【HIPHOP入門】日本のおすすめヒップホップアーティスト【2025】
かつて、日本ではロックが音楽シーンの覇権を握っていました。
現在では、昨今のフリースタイルブームが起因し、現在でもヒップホップを含めたブラックミュージックが主流となりつつあります。
しかし、ヒップホップというジャンルはただの音楽ジャンルというだけではなく、1つのカルチャーでもあるため、初心者にとっては敷居が高いと感じるかもしれません。
今回はそんな方に向けて、入門編の日本語ラップを紹介いたします!
往年の名曲から最新のヒップホップシーンを引っ張る若手まで、この記事1つで大体の時代を網羅できるようにピックアップしています。
ぜひ最後までご覧ください!
【HIPHOP入門】日本のおすすめヒップホップアーティスト【2025】(1〜10)
人間発電所BUDDHA BRAND

1980年代末にニューヨークで結成された日本のヒップホップグループ、BUDDHA BRAND。
メンバーはDEV LARGEさん、NIPPSさん、CQさん、DJ MASTERKEYさんで構成されています。
1996年にシングル『人間発電所』でデビューし、独特のリリックとサウンドで日本のヒップホップシーンに革新をもたらしました。
『黒船』や『ブッダの休日』など、数々の名曲を世に送り出しています。
2019年には再始動を発表し、アルバム『これがブッダブランド!』をリリース。
彼らの音楽は今もなお大きな影響力を持ち続けています。
日本のヒップホップの歴史を知りたい方には、ぜひチェックしてほしいグループです。
Last Party Never End feat. Tiji Jojo, YZERR, Yellow Pato & VingoBAD HOP

神奈川県川崎市を拠点に活動する8人組のヒップホップグループ、BAD HOPです。
YZERRさんとT-Pablowさんという双子の兄弟を中心に、個性豊かなメンバーで構成されています。
2017年に結成され、翌年にはアルバム『Mobb Life』でメジャーデビューを果たしました。
グループ名の由来は「悪い飛躍」。
川崎という地元への愛着と、そこから飛躍したいという想いが込められています。
彼らの音楽は、ストリートの雰囲気を色濃く反映したハードコアなサウンドが特徴的。
2019年には日本武道館でのワンマンライブを成功させ、その勢いは留まるところを知りません。
ヒップホップ好きはもちろん、新しい音楽を求めている方にもおすすめのグループです。
知らざあ言って聞かせやSHOWTOKONA-X

愛知県常滑市出身の伝説のラッパー、TOKONA-Xさん。
2004年11月に26歳の若さで亡くなりましたが、その独特のスタイルと強烈な個性で日本のヒップホップシーンに大きな影響を与えました。
高校時代にヒップホップに目覚め、ILLMARIACHIやM.O.S.A.D.で活動。
東京中心のシーンに対するアンチテーゼを含んだ音楽性で注目を集めました。
Def Jam Japanと契約し、アルバム『トウカイXテイオー』をリリース。
さんぴんCAMPでのライブは彼のキャリアの転機となりました。
TOKONA-Xさんの音楽は、東海地方の言葉を活かした力強いラップと、エネルギッシュなパフォーマンスが特徴です。
ヒップホップカルチャーの本質を知りたい方におすすめのアーティストです。
公開処刑キングギドラ

日本のヒップホップシーンを揺るがした『公開処刑』はキングギドラさんによる業界を揺るがす攻撃的な一撃です。
この曲は、Zeebraさんが降谷建志さんとの意見の相違をラップで表現したとされています。
また、KダブシャインさんはTERIYAKI BOYZを痛烈に批判しており、それがビーフとなっています。
しかし、その激しさとは裏腹に、降谷建志さんがアンサーを返さなかったことで、余計に話題性を集めました。
この曲は当時のヒップホップファンだけでなく、一般的な音楽リスナーにも衝撃を与え、心をわしつかみにしました。
強烈なメッセージがちりばめられた『公開処刑』は、ヒップホップが持つ言葉の力を改めて実感させてくれる作品です。
花と雨SEEDA

東京都出身で幼少期をイギリス・ロンドンで過ごしたSEEDAさん。
日本のヒップホップシーンには本物のサグなラッパーはいないと言われていますが、SEEDAさんはそんな日本語ラップ界に現れた新星で、非常にサグなラッパーとして知られています。
1999年にSHIDA名義でデビューし、アルバム『デトネイター』をリリース。
2003年にはヒップホップグループSCARSに加入し、活動の幅を広げていきました。
独特なフロウと完全に日本人のレベルを超えた韻の踏み方が魅力的で、バイリンガルスタイルからゆっくりとしたフロウへの変化も印象的です。
YouTubeチャンネル「ニートtokyo」での活動も注目されており、ヒップホップカルチャーに興味がある方にぜひオススメです!
Kawasaki DriftBAD HOP

神奈川県川崎市を拠点とする8人組のヒップホップグループ、BAD HOPは日本のヒップホップシーンで注目を集めています。
双子の兄弟YZERRさんとT-Pablowさんを中心に、個性豊かなメンバーで構成されています。
2017年にデビューし、『Mobb Life』などのヒット曲を生み出しました。
彼らの楽曲は、ストリートの雰囲気を感じさせるハードコアなサウンドと、メンバーそれぞれの個性が光るラップスタイルが特徴です。
2019年には日本武道館でのワンマンライブを成功させ、その実力を証明しました。
BAD HOPの音楽は、現代の若者の生き様や感情を率直に表現しており、リアルな言葉で共感を呼んでいます。
2057PUNPEE

日本のヒップホップシーンにおけるPUNPEEさんの存在は、まさに天才そのもの。
こちらの『2057』は、未来への深い反省と現在を強く生きることの重要性を描いた作品です。
本作が収録されているアルバム『Modern Times』では、彼の多彩なアーティストとしての姿が見事に表現されています。
特にMC、DJ、トラックメイクまで手掛けるその才能には目を見張るものがあります。
『Modern Times』は日本語ラップの最高峰の名盤と言われているので、ぜひアルバムの方もチェックしてみてください。