【HIPHOP入門】日本のおすすめヒップホップアーティスト【2025】
かつて、日本ではロックが音楽シーンの覇権を握っていました。
現在では、昨今のフリースタイルブームが起因し、現在でもヒップホップを含めたブラックミュージックが主流となりつつあります。
しかし、ヒップホップというジャンルはただの音楽ジャンルというだけではなく、1つのカルチャーでもあるため、初心者にとっては敷居が高いと感じるかもしれません。
今回はそんな方に向けて、入門編の日本語ラップを紹介いたします!
往年の名曲から最新のヒップホップシーンを引っ張る若手まで、この記事1つで大体の時代を網羅できるようにピックアップしています。
ぜひ最後までご覧ください!
【HIPHOP入門】日本のおすすめヒップホップアーティスト【2025】(51〜60)
Blacklist姫

1979年生まれの女性ラッパーとして、深いスキルと影響力を誇る革新的なアーティストです。
10代半ばでダンスを通じてヒップホップと出会い、1998年にヒップホップグループNARSISTERを結成。
2001年よりソロ活動を開始し、八王子を中心に熱心なファンを獲得してきた姫さんは、2003年にアルバム『姫始』でソロデビューを果たしました。
当時、女性ラッパーのソロアルバムリリースが極めて稀少だった中、DABO、三善/善三、JUN-Gなど実力派アーティストを迎えた3枚のアルバムを制作。
低音のボイスと独特のフロウを武器に、従来の「かわいらしさ」という価値観を超えた強さと表現力で、後続の女性ラッパーたちに大きな道を切り開きました。
リアルなメッセージと圧倒的な存在感を求めるリスナーに向けた、パワフルな作品群をぜひ。
飛行機KOHH

日本のトラップシーンの先駆者として知られるKOHHさん。
韓国人の父と日本人の母を持つハーフのラッパーで、東京都北区王子で育ちました。
幼少期からの過酷な生活を経験から生まれる、リアルなリリックが特徴です。
2014年にアルバム『MONOCHROME』で本格デビューを飾り、2016年2月には「Space Shower Music Awards」で「BEST HIP HOP ARTIST」を受賞。
同年には宇多田ヒカルさんのアルバム『Fantôme』収録曲に参加するなど、ジャンルを超えた活動も展開しました。
最近は別名義である千葉雄喜として、『チーム友達』などをはじめとしたメガヒット作品を生んでいますね。
今後、世界のラッパーとも共演していく可能性が高いので、日本のトラップシーンを追うなら、彼の存在は欠かせないでしょう。
ヤクブーツはやめろSHO

元アルペンスキー日本代表という異色の経歴を持つヒップホップアーティスト、SHOさん。
17歳でジュニア日本代表、19歳で日本代表という輝かしい実績を持つ一方で、トゥー・パックさんやDMXさんから初期衝動を受け、音楽活動を開始しました。
2007年からストリート、クラブ、YouTubeを中心に活動を続け、CDの売上枚数5万枚、動画の視聴回数3,000万回を突破するなど、着実にファンを増やしています。
アルバム『RIZE&PEACE』でデビューを飾り、ユニークな楽曲で知名度を高めてきました。
2021年からヨーロッパで反響を呼び、その後アメリカ、アフリカ、アジアでも認知されるなど、ワールドワイドな活躍を見せています。
イロモノでありながらも芯のある力強いメッセージ性と、意外にも本格的なドリルサウンドで、これからもヘッズにエンターテインメントを届けてくれるでしょう。
Jitsuryoku feat. Leon Fanourakis & ralphHideyoshi

星空カクテルの制作者として知られる日本のミュージシャン、Hideyoshiさん。
エレクトロニック、アンビエント、ポップスなど、ジャンルの境界を超えた音楽性で注目を集めています。
2020年10月にデビューし、独自の世界観と繊細なサウンドデザインで高い評価を受けており、数々の音楽賞にノミネートされ、いくつかの賞を受賞するなど、その才能は広く認められています。
Hideyoshiさんの音楽は、自然界や宇宙の美しさにインスピレーションを受けたものが多いことで有名です。
ビジュアルアートとのコラボレーションを取り入れた独特のライブパフォーマンスも魅力的ですよね。
日常の喧騒から離れた特別な空間を求める方は要チェック!
【HIPHOP入門】日本のおすすめヒップホップアーティスト【2025】(61〜70)
HI-CHEW (prod. MURVSAKI)Tohji

不祥事を起こして名門中の名門校である麻布高校を退学、2019年現在は武蔵野美術大学に通う美大生という顔を持つ異色のラッパー。
Mall Boyzというユニットでも活動しており、独特のセンスを武器に若さと勢いで走り続ける姿は、耳の早いリスナーを中心に注目を集めています。
近年大きなムーブメントとなりつつある『エモラップ』の若手注目株としても、今後の活躍が期待されています。
街風 feat. REAL-TJin Dogg

大阪出身のJin Doggさんは、日本のヒップホップシーンで独自の存在感を放つラッパーです。
2012年にEP『Welcome to Bang Bang I.K.N』でデビューし、その後一時活動を休止しますが、2015年に音楽活動を再開しました。
関西弁を活かしたリアルな話し言葉のようなスタイルが印象的で、感情を重視したエモーショナルなパフォーマンスでファンを魅了しています。
彼の人気曲には「街風」や「Kamikaze」などがあり、ライブでの狂気じみたエネルギーも注目を集めています。
音楽を通じてリスナーにエネルギーとモチベーションを与えたいというJin Doggさんの想いが、彼の作品に強く反映されているんですよ。
生々しい現実と向き合いたい方にぜひオススメしたいアーティストです。
SKILL TEST feat. DABO, Charlu (Prod. Chaki Zulu)Novel Core

東京都出身のラッパー、Novel Coreさん。
2018年にインディーズデビューを果たし、2020年にはSKY-HIさん主宰のレーベルからメジャーデビューを飾りました。
ラップとロックを融合させた独自のスタイルで、バンド「THE WILL RABBITS」と共に新たな音楽の形を模索しているんです。
彼の魅力は、卓越したラップスキルと繊細な歌唱力の両立。
1日8時間もの練習を重ねてきた努力の賜物ですね。
ファッションセンスにも定評があり、ラグジュアリーストリート系を中心に、ロックテイストな着こなしも得意としています。
音楽性だけでなく、その人間性や努力を重ねる姿勢も多くのファンから支持されています。
ジャンルにとらわれない新しい音楽を求める方にオススメのアーティストです!