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【2026】日本のジャズシンガー。国内ジャズシーンを代表するジャズボーカル

世界に通用する日本のジャズ・ミュージシャンは多く存在しておりますが、代表的な日本のジャズシンガーと言われてすぐに名前を挙げられる方は、意外に少ないかもしれません。

日本におけるジャズシンガーの歴史は、それこそ戦前から始まったものです。

戦後になると、ジャズを下地とした歌謡曲のヒット曲が次々と生まれ、大衆に愛されるスターも多く誕生しました。

そんな歴史を踏まえつつ、今回の記事では幅広い視点で日本のジャズシンガーをピックアップ!

ジャズの素養を持つ往年の大スターから純然たるジャズシンガー、実はジャズを歌っていた意外なあのアーティストまで、バラエティー豊かにお届けします!

【2026】日本のジャズシンガー。国内ジャズシーンを代表するジャズボーカル(11〜20)

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン八代亜紀

八代亜紀 – フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン (short clip)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン八代亜紀

1971年に本格的なデビューを果たして以降、数々の賞を受賞するなど輝かしい経歴を誇る八代亜紀さん。

女優や画家としての顔も持ち、多岐に渡り才能を発揮しています。

当時を知る方であれば、いわゆる「演歌の女王」といったイメージが強いかもしれませんが、そんな八代亜紀さんは2012年、あのピチカートファイブの小西康陽さんをプロデューサーとして迎えて、本格的なジャズ・アルバム『夜のアルバム』をリリースしております。

幼い頃にジュリー・ロンドンさんの曲を愛聴していた八代さんですから、いわばルーツ回帰と言えるかもしれません。

このアルバム、なんと日本のみならず世界各国でヒットを飛ばし、翌年にはニューヨークの名門ジャズクラブで海外公演が実現するほど高い評価を受けました。

ジャズ・シンガーとしての八代さんを知らない方は、ぜひチェックしてみてください!

I don’t know why笈田敏夫

笈田敏夫さんの名前の漢字を、ぱっと見ただけでさらりと読める方は多くはないかもしれませんが、読み方は「おいだ」です。

ドイツはベルリン生まれの笈田敏夫さんは、戦後の日本を代表するジャズ・シンガーの1人であり、1953年から8年連続で紅白歌合戦に出場を果たしてします。

不祥事を起こしてしまい、芸能界から追放された時期もありましたが、死後に贈呈された2003年度の日本ジャズヴォーカル賞及び第45回日本レコード大賞の特別功労賞をはじめとして、数々の栄誉ある音楽賞のみならず、1995年には勲四等瑞宝章を受章するなど、日本の文化史において重要な存在として記憶され続ける偉人なのですね。

あのビング・クロスビーさんの影響でジャズを歌い始めたという笈田さんが持つ深みのある艶っぽい歌声、蝶ネクタイとタキシードでばっちり決めたダンディなスタイルは、まさに戦後の日本ジャズの第一人者と呼ぶにふさわしい存在感と実力の持ち主です!

東京ブギウギ笠置シヅ子

「ブギの女王」として知られ、戦後を代表するシンガーの1人である笠置シヅ子さん。

戦前から舞台などで活躍し、日本のジャズ・シーンにおいて多大な影響を及ぼした作曲家、服部良一さんと出会い、ジャズ歌手として売り出し始めます。

本格的に大衆へと知られ始めたのは戦後のことで、先述した服部さんが作曲を手がけて1947年にリリースした『東京ブギウギ』が大ヒットを記録。

戦後の日本を象徴する楽曲として、現代まで愛され続ける定番の名曲となりました。

ブギのリズムに乗って激しく踊りながら歌う笠置さんの姿は、戦後の開放的な空気を顕著に表しているとも言われております。

日本のジャズの歴史や当時の日本のカルチャーを知る上でも欠かせない、偉大な方ですよ!

Come on a My House江利チエミ

Come on a My House Eri Chemi (江利チエミ)
Come on a My House江利チエミ

同時期にデビューを果たした美空ひばりさん、雪村いづみさんとともに「3人娘」と呼ばれて日本中にブームを巻き起こしたのが、江利チエミさんです。

1937年生まれの江利さんは、12歳という若さで歌手として進駐軍のキャンプを回る仕事をこなし、15歳にして『テネシーワルツ』というアメリカの古いポピュラー音楽の楽曲でデビュー。

『テネシーワルツ』は大ヒットを飛ばし、続いてリリースされた『ツゥー・ヤング』もヒットを記録して、日本のジャズ・ブームを後押しするきっかけとなったと言われています。

江利さんの活動歴はそのまま日本の芸能の歴史につながるほどの偉大なものであり、ここで全てを語ることはできません。

1953年にはジャズの本場、アメリカでデビューを果たしてステージに立ち絶賛を浴びるなど、ジャズ・シンガーとして高い評価を受けている江利さんを知りたい方には、もとCymbalsのシンガーである土岐麻子さんが選曲を担当して2006年にリリースされた『KING RE-JAZZ SWING: CHIEMI SINGS』か、2012年に発表された『Chiemi +Jazz』をオススメします!

マシュ・ケ・ナダ由紀さおり

Pink Martini&Saori Yuki – マシュ・ケ・ナダ / Mas que nada
マシュ・ケ・ナダ由紀さおり

幼いころからお姉さんの安田祥子さんとともに童謡歌手として活動を始め、1965年にソロ・デビュー。

残念ながらヒットには恵まれませんでしたが、現在の名義で1969年に再デビューを果たし、リリースした『夜明けのスキャット』が大ヒットを記録、一躍人気者となった由紀さおりさん。

自らを「シンガー・ソング・コメディアン」と自称して、女優やテレビ番組の司会などさまざまな分野で大活躍した由紀さんですが、2011年にアメリカのジャズ・グループ、ピンク・マルティーニとコラボレーションしたアルバム『1969』をリリース。

ほとんどの楽曲を日本語で歌いながらも、世界中で大ヒットを記録という快挙を成し遂げましたのです。

ジャズを軸としながらも、歌謡曲としても楽しめる作品ですから、ぜひ一聴を。