邦楽のメタルバンド。王道から個性派まで、日本メタルシーンの人気バンド
国産メタルバンドというと、少し前まではちょっとおかしなイメージで語られることもありました。
しかし、最近は正統派だけでなく、和風テイストやヴィジュアル系と組み合わせたメタル、そして超絶テクニックで楽しませてくれるバンドから海外で高く評価されるエクストリームメタル系まで、さまざまなバンドが存在します。
そこで今回は、日本のメタルを語るうえで外せない邦楽メタルバンドをご紹介します。
日本を代表するヘビーメタルバンドから、メタルの枠に収まらない多彩な音楽性のバンドまでセレクトしています。
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邦楽のメタルバンド。王道から個性派まで、日本メタルシーンの人気バンド(41〜50)
Road To DestructionKELLY SIMONZ’S BLIND FAITH

メタルギタリスト向けの教則本『超絶ギタリスト養成ギプス』シリーズでも知られる、速弾きギタリストのケリー・サイモン(れっきとした日本人です)。
イングヴェイ・マルムスティーン系のネオクラシカルメタルを得意としながらも、幅広いスタイルの速弾きで見る者を驚かせるテクニックの持ち主ですが、そんな彼の率いるバンドがKelly SIMONZ’s BLIND FAITHです。
ちなみに彼は本家イングヴェイのバンドでボーカルを務めたマーク・ボールズとも共演を果たす等、世界レベルでその腕前を認められています。
邦楽のメタルバンド。王道から個性派まで、日本メタルシーンの人気バンド(51〜60)
DRAGOUT.DEXCORE

モダンなエクストリームメタルの要素を取り入れたヴィジュアル系バンドはもはや珍しくありませんが、その中でも注目のバンドがDEXCOREです。
彼らの特徴は徹底的に重いパートとメロディアスなパートの見事な対比。
楽器メンバーの確かなテクニックに裏打ちされた緻密な楽曲構成は、一度聴くとハマる人も多いのではないでしょうか?
デスコアからdjentまで、現代的なメタルの要素を鮮やかに組み込んだサウンドは必聴です。
Forgotten CemeteryCOFFINS

オールドスクールデスメタルやハードコア、ドゥーム・デスの要素をミックスした独自のデスメタルを奏で、海外でも評価の高いバンドがCOFFINSです。
2013年にアメリカの老舗デスメタルレーベルであるRelapse Recordsからアルバムをリリースしていることからも、その評価の高まりが分かります。
速いパートは速く、重いパートはひたすら重く、そしてロウな音質とあいまって、ドロドロとうねるようなギターリフが圧迫感とともに迫ってきます。
日本のデスメタルシーンを語るうえで絶対に外せないバンドのひとつです。
SHOW MUST GO ONJUPITER

ヴィジュアル系メタルバンドVersaillesのメンバーだった楽器隊4人が、ボーカルを迎えて新たに結成したバンドがJUPITERです。
メンバーチェンジを経つつも独自のV系メタルを追求し、90年代V系の空気を感じさせるメロディと、豪華なシンフォニックメタルサウンドが組み合わせられた現代の技巧派ジャパニーズメタルを鳴らしています。
メタル愛好家の中には「ヴィジュアル系はちょっと苦手……」という方もいらっしゃるでしょうが、元Concerto Moonという経歴を持つボーカルKUZEの歌唱にはジャパメタの熱さも感じられますよ。
IDEALNAZARE

「重低音ギターとデスボイス、V系直系のクリーンボーカルという組み合わせ」と聞くと、なんとなくこういう感じかな?と音楽性をイメージしてしまうかもしれませんが、その想像のはるか上を行くのがNAZAREの音楽です。
その特異すぎる見た目も含め、ヴィジュアル系の認識が90年代までで止まっている人には衝撃が大きすぎるかもしれません。
楽曲の完成度はもちろんのこと、日本語で紡がれる歌詞の世界観にも注目したいバンドです。
With My IzunaEthereal Sin

Ethereal Sinは、ボーカルのYama Darkblazeが中心となって結成され、多くのメンバーチェンジを経ながらも活動を続けるシンフォニックブラックメタルバンド。
作品のリリース時期によってバンドコンセプトを変化させながら、バンド初の公式PVとなったこちらの曲では「Japanese Mystic」と称した和風テイストのブラックメタルを表現しています。
2015年には、ドイツで開催される世界最大級のメタル・フェスティヴァル、ヴァッケン・オープン・エアにも出演を果たしました。
OSWALDCazqui’s Brutal Orchestra

元NOCTURNAL BLOODLUSTで、脱退後は猫曼珠でも活躍するギタリストのCazquiによるソロプロジェクトがCazqui’s Brutal Orchestraです。
現代のエクストリームメタルを飲み込んだうえ、さらに独特のコードセンスが詰め込まれたプログレッシブな楽曲には、彼の作り出す音楽の魅力が詰まっています。
もともとは一夜限りのプロジェクトとしてスタートしましたが、その後の継続的な活動にも言及されており、さらなる活躍が期待されます。





