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日本のプログレッシブロックバンドまとめ【前衛的】

複雑な変拍子、壮大な構成、技巧的な演奏で聴く者を圧倒するプログレッシブロック。

イギリスで生まれたこのジャンルは、日本にも独自の進化を遂げた素晴らしいバンドたちを数多く誕生させました。

この記事では、そんな日本のプログレッシブロックシーンを彩るバンドをたっぷりと紹介していきます。

伝説的な存在から現在進行形で活動するバンドまで、幅広くピックアップしましたので、あなたの心を揺さぶる一組がきっと見つかるはずです!

日本のプログレッシブロックバンドまとめ【前衛的】(1〜10)

Endless BlueNEW!LITE

LITE / Endless Blue (Official Audio)
Endless BlueNEW!LITE

2003年に東京で結成された4人組インストゥルメンタル・ロックバンド、LITE。

鋭角的なギターリフと緻密なリズム構築を武器にした「マスロック」の先駆者として、国内のみならず海外でも絶大な支持を集めているバンドですよね。

自主レーベルでの活動に加え、北米のTopshelf Recordsからも作品を発表するなど、国境を越えた活躍はまさにワールドクラス。

代表曲『Bond』や『Infinite Mirror』で聴けるスリリングなアンサンブルは圧巻の一言です。

また、アルバム『Illuminates』の制作ではトータスのジョン・マッケンタイアさんを迎えるなど、音響面での実験精神も彼らの魅力。

英国の「ArcTanGent Festival」でヘッドライナーを務めるなど、ライブバンドとしての実力も折り紙付きなので、刺激的な音楽を求める方には自信を持っておすすめします。

AnonymousNEW!interpose+

interpose+ – Anonymous (Progressive Rock Japan)
AnonymousNEW!interpose+

伝説的なLIBIDOのメンバーらにより1986年に結成され、2003年に改名し再始動したのがinterpose+です。

シンフォニックな旋律と女性ボーカルを軸に、ジャズロックの要素も取り入れた独自の音世界を展開しています。

2005年発売のアルバム『interpose+』を皮切りに、2007年公開の名盤『INDIFFERENT』が海外流通するなど国際的な注目を集めました。

2008年5月にはフランスのフェス「Prog’Sud」へ出演を果たすなど、緻密な変拍子とドラマティックな楽曲構成で聴衆を魅了し続けているんですね。

テクニカルな演奏と歌心が絶妙に融合した彼らの音楽は、メロディアスなプログレを好む方にこそ、ぜひ聴いていただきたいバンドです。

percept from…NEW!ptf

ptf 1st album “percept from…” sample
percept from...NEW!ptf

ギターレス編成でバイオリンが主役というユニークなスタイルのptfは、2009年に高島圭介さんを中心に結成されたインストゥルメンタル・バンドです。

プログレッシブ・メタルやジャズ・ロックを融合させた重厚かつ叙情的なサウンドは、インストでありながら強烈な物語性を感じさせますね。

2013年にアルバム『Percept from This』を発売して以降、長尺の組曲などを緻密に構築してきた彼らは、2024年3月にも5作目のアルバム『Ambiguous Fragile Sign』を公開するなど、その創作意欲はとどまることを知りません。

ギター不在を感じさせない圧倒的な音圧と美しい旋律の対比は、ドラマティックな展開を好むプログレファンや、メロディアスなメタルを愛する方にこそ響く音と言えましょう。

日本のプログレッシブロックバンドまとめ【前衛的】(11〜20)

歪まされた時間の楽園NEW!VIENNA

1987年に結成された、日本のプログレッシブ・ロックシーンを語るうえで外せないスーパーグループ、VIENNA。

実績のある藤村幸宏さんや塚本周成さんといったすご腕プレイヤーが集結し、1988年にアルバム『Overture』でデビューしました。

複雑な変拍子や転調を織り交ぜつつも、歌心あふれるメロディを大切にしたスタイルは、技巧偏重になりがちなこのジャンルにおいて独自の輝きを放っていましたよね。

まるでクラシック音楽の構成美とハードロックの力強さを融合させたような、ドラマティックな展開に心を奪われること間違いなしです。

活動期間は短かったものの、1998年にはドラムに菅沼孝三さんを迎えて再編されるなど、ファンに愛されつづけている存在です。

緻密なアンサンブルと壮大な世界観を堪能したい方は、ぜひチェックしてみてください。

伝説を語りてNEW!Providence

北海道・札幌で結成され、1990年代のプログレシーンで「幻の名バンド」として語り継がれるProvidence。

King Crimsonのカバーを出発点に独自の音作りを磨き、叙情性と技巧が融合したスタイルを確立しました。

1990年頃に公開された作品では、リーダーの塚田円さんが描くシンフォニックな鍵盤と、ボーカルの久保田陽子さんの歌声が見事に調和しており、聴く者を幻想的な世界へと誘います。

フランスのバンドAtollのクリスチャン・ベアさんがゲスト参加している点も、彼らの視野の広さを感じさせますよね。

2023年11月頃にはカタログが配信解禁され、再評価の機運も高まっています。

ドラマティックな展開と緻密な演奏に没頭したい方に、自信を持っておすすめできるバンドです。

Do Androids Dream of Electric Camel?NEW!Teru’s Symphonia

伝説的なバンド、ノヴェラのギタリストである平山照継さんが中心となって結成されたシンフォニックロックプロジェクト。

1983年に平山照継さんのソロワークとして始動し、初期にはアルバム『ノイの城』などが制作されました。

女性ボーカルとキーボードをフィーチャーした叙情的なサウンドは、英国のルネッサンスにも通じる気品ある美しさを感じられるのではないでしょうか。

90年代後半にはフランスのプログレ専門レーベルMuseaから作品が発売されるなど、国境を超えて高い評価を得ていることでも知られています。

ドラマチックな構成美とファンタジックな世界観にじっくりと浸りたい方には、ぜひとも聴いていただきたい一組です。

Spirits of the AirNEW!Vermilion Sands

英国のルネッサンスやキャメルといった叙情派プログレの美学を継承し、日本独自の感性で昇華させたバンド。

1980年代後半から吉祥寺シルバーエレファントなどを拠点に活動し、アコースティックな温もりとシンフォニックな構築美を融合させた音楽性で支持されました。

代表作のアルバム『Water Blue』は、その優美な世界観で多くのリスナーを魅了しましたよね。

蝋山陽子さんの透明感あふれる歌声とフルートは、聴く者を幻想的な物語へ引き込んでしまうのではないでしょうか。

2013年には未発表音源をまとめたアルバム『Spirits of the Sun』がフランスのレーベルから公開され、話題となりました。

時を経ても色あせない気品ある旋律は、静かな感動を求める方にこそ聴いていただきたいです。