ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲
ジャズの歴史はまさに「進化」そのものです。
ビッグバンドから始まり、時代の流れに合わせてバップ、モード、フュージョンなど、それまでのジャズとは異なる要素を取り入れて、さまざまなジャズが生まれてきました。
その中でも独自の発展をとげたのが、ファンク、ソウル、R&Bといった要素を取り込み、グルーヴを強調した「ジャズファンク」と呼ばれる音楽です。
ヒップホップのサンプリングソースとして用いられるなど、時代を超えた魅力のある名曲の数々をお楽しみください!
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ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲(11〜20)
Duck SoupCornell Dupree

どことなくサイケデリックな雰囲気のあるこちらは、アメリカの名ギタリストであるコーネル・デュプリーの『Duck Soup』という1曲です。
レゲエ風のリズムだったり、オルガンの代わりに、ピアノを使っていたりと典型的なジャズ・ファンクとはひと味違ったサウンドが楽しめます。
StratusBilly Cobham

こちらはドラマー、ビリー・コブハムの『Stratus』という曲です。
彼のミニマルで、安定したビートが楽曲の土台となっており、その上で楽器それぞれがお互いにソロパートや自由に演奏するスペースを与えあっているので、きれいにまとまった几帳面な演奏という印象がありますね。
もちろん彼がエンディングで披露する怒とうのソロも音の粒がはっきり聴こえる、クリーンなソロです。
しっかりと聴いてみてください!
The WindjammerGrant Green

他の楽器、特にオルガンと混ざり合ったサウンドがとても聴き心地いいこちらは、ジャズギタリスト、グラント・グリーンの『The Windjammer』という1曲です。
ギタープレイ自体は派手ではありませんが、テクニックよりも、最終的に奏でられる音色に重きを置いた演奏ですね。
演奏を客観的に聴ける、バンドリーダーとしてはまさに最高のプレーヤーではないでしょうか。
PowerMarcus Miller

ジャズ・フュージョン界をリードする世界的なベーシスト、マーカス・ミラーの『Power』です。
かつては、マイルス・デイビスから指名されたベーシストとしても活躍していた彼ですが、その腕前は天下一品です。
キレのあるスラップはもちろんですが、ベースのネック上を飛び回るように動く、超絶技巧が盛り込まれた、この1曲をぜひご堪能あれ!
Funk For Your AssFred Wesley

グルーヴィーなドラムとベースで始まるこちらはフレッド・ウェスリーの『Funk For Your Ass』という曲です。
この曲に参加している代表的なファンクベーシストであるBootsy Collinsのプレイは、ジャズ・ファンクだけでなく、オルタナティヴロックにも多大な影響を与えていそうですね。
演奏者たちそれぞれの個性が光る1曲です。
Chicango (Chicago Land)Billy Wooten

ビブラフォン奏者のビリー・ウッテンがリリースしたこちらの『Chicango』はまるで空中を漂っているかのような浮遊感や、神秘的な雰囲気を感じさせる1曲です。
やわらかいサウンドに、ラテン風のリズムがとてもよくマッチしています。
シャカンゴはサブタイトルにある『Chicago Land』を意味するようですよ。
ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲(21〜30)
Doin’ ItHerbie Hancock

ジャズとファンクが見事に溶け合い、聴く者の心を躍らせるエネルギッシュなインストゥルメンタルです。
アメリカ出身のジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコックさんによるこの楽曲は、1976年に制作されたアルバム『Secrets』に収録されています。
シンセサイザーやエレクトリックピアノが織りなす色彩豊かなサウンドは、まるで音の万華鏡のよう。
歌詞はなくとも、タイトルが示唆するように、何かを「実行」する際の高揚感や、抑えきれない情熱がダイレクトに響いてきます。
本作は、1976年10月にはテレビ番組『Don Kirshner’s Rock Concert』でも演奏され、多くの音楽ファンを魅了しました。
気分を上げたい時や、日常に彩りを添えたい時にぴったりの一曲です。