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ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲

ジャズの歴史はまさに「進化」そのものです。

ビッグバンドから始まり、時代の流れに合わせてバップ、モード、フュージョンなど、それまでのジャズとは異なる要素を取り入れて、さまざまなジャズが生まれてきました。

その中でも独自の発展をとげたのが、ファンク、ソウル、R&Bといった要素を取り込み、グルーヴを強調した「ジャズファンク」と呼ばれる音楽です。

ヒップホップのサンプリングソースとして用いられるなど、時代を超えた魅力のある名曲の数々をお楽しみください!

ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲(21〜30)

Here Come The GirlsTrombone Shorty

Trombone Shorty – Here Come The Girls (Audio)
Here Come The GirlsTrombone Shorty

ニューオーリンズ・1986年生まれの若きトロンボーンプレイヤー。

サポートミュージシャンとしてロッド・スチュワートやファッツ・ドミノのトリビュートなどに参加。

トロンボーンだけではなく、トランペット、ドラムス、オルガン、チューバ奏者としても名を馳せています。

Don’t You Worry ‘Bout A ThingIncognito

英ロンドンのアシッド・ジャズバンドであり、アシッド・ジャズバンド・ムーブメントの火付け役。

インコグニートの名の由来は「匿名」。

踊れるポップな展開とソウル/R&Bの感覚で一世を風靡しました。

曲はスティービー・ワンダーの「Innervisons」収録曲のカバー。

アップテンポでダンスシーンに合ったアレンジになっています。

ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲(31〜40)

North CarolinaLes McCann

レキシントン出身のピアニスト。

60年代から活躍し、ウィルソン・ピケット、アイク&ティナ・ターナーやサンタナ、ロバータ・フラックなど幅広いアーティストのバックを務めました。

曲は1972年の作品『Talk to the people』の収録曲。

エレクトリック・ピアノの旋律に強烈なファンクの魅力が光る一曲です。

The Live Mix, Part 1Breakestra

1997年結成、カリフォルニア発のファンクバンド。

ファンク、ジャズ、ソウルのカバーを中心に演奏し、80〜90年代のヒップホップも取り入れたスタイルです。

ジュラシック5やオゾマトリのラッパー、Chali2naをフューチャーするなどラップも採り入れています。

High GearNeil Larsen

クリーブランド出身のハモンドオルガン奏者。

ジャズの感覚よりもソウル/R&Bのそれが強く、ポップな曲調を得意とするアーティストですが、ハモンドオルガンとピアノをユニゾンで弾くアイディアが非常に特徴的です。

ファンキーなノリもありつつ、聴きやすく仕上がっています。

曲は1979年の2ndアルバム収録曲。

おわりに

ジャズから派生したフュージョンとも、ソリッドなサウンドのファンクとも違う魅力があるジャズファンクの名曲をご紹介しました。

ジャズが多様なジャンルを取り込んで進化する過程で生まれたジャズファンクは、タイトなリズムを信条とする王道のファンクを愛するリスナーからは敬遠されることもあるようですが、独特のスウィング感を伴うファンクサウンドにも他の音楽では得られないグルーヴがあります。

お気に入りの一曲が見つかれば幸いです。