ジャズの歴史はまさに「進化」そのものです。
ビッグバンドから始まり、時代の流れに合わせてバップ、モード、フュージョンなど、それまでのジャズとは異なる要素を取り入れて、さまざまなジャズが生まれてきました。
その中でも独自の発展をとげたのが、ファンク、ソウル、R&Bといった要素を取り込み、グルーヴを強調した「ジャズファンク」と呼ばれる音楽です。
ヒップホップのサンプリングソースとして用いられるなど、時代を超えた魅力のある名曲の数々をお楽しみください!
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ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲(1〜10)
Hard GrooveThe RH Factor

こちらは2018年にこの世を去った、伝説のトランペット奏者、ロイ・ハーグローブが率いるバンド、RHファクターの『Hard Groove』という楽曲です。
はい寄ってくるような静けさと妖艶さが共存する序盤とは対照的に、楽曲の後半ではトランペットや、ドラムが競い合うように激しくぶつかる、とてもカオスなサウンドを奏でています。
The ChickenMaceo Parker

こちらの曲は、ジャコ・パストリアスがカバーしたことによって有名になった、サックス奏者アルフレッド・エリスの曲です。
コードがブルース進行の1種なので、セッション曲としてもよく取り上げられ、盛り上がる曲です。
はねた16ビートと最後のキメがかっこいいですよね。
Some Skunk FunkThe Brecker Brothers

こちらの曲は、ブレッカー兄弟によって2003年にライブ録音されたアルバムです。
2006年には、グラミー賞を受賞しました。
2人によるキメキメかつキレキレなテーマや、疾走感のあるソロに夢中になったジャズファンやフュージョンファンも多かったのではないでしょうか。
Cissy StrutThe Meters

コードが1つだけなので、ファンク、ジャズ系のセッションでもよく取り上げられることのあるこちらの曲は、ニューオーリンズファンクの第一人者といわれるミーターズの曲で1969年にリリースされました。
時をこえてもなお色あせない名曲のひとつといえます。
What It IsMiles Davis

マイルス・デイビスが1984年に発表したスタジオ・アルバム『デコイ』に入っている曲がこちら。
次々と新しい音楽的試みを続けていくマイルスのファンキーなサウンドが堪能できます。
のちにスティングのバンドでも活躍する、ダリル・ジョーンズ、ブランフォード・マルサリス、ミノ・シネルなどがメンバーとなっています。
What is HipTower Of Power

1973年にリリースされた最大のヒットとなった彼らのアルバムに入っている曲がこちら。
バンド全体がかもしだす安定した16ビートのグルーブがたまりません。
曲もよくできていて、ボーカルとホーンセクションのからみも最高にかっこいいです。
この曲こそがヒップですよね。
UninvisibleMedeski Martin & Wood

1991年にアメリカで結成されたジャズ・ファンクグループ、メデスキ・マーティン・アンド・ウッドの『Unvisible』という1曲です。
アシッドなサウンドにヒップホップのビートが加わって独特の雰囲気をかもし出しています。
ウィルコのギタリストである、ネルス・クラインをゲストに入れての演奏もしていました。






