ジャズの歴史はまさに「進化」そのものです。
ビッグバンドから始まり、時代の流れに合わせてバップ、モード、フュージョンなど、それまでのジャズとは異なる要素を取り入れて、さまざまなジャズが生まれてきました。
その中でも独自の発展をとげたのが、ファンク、ソウル、R&Bといった要素を取り込み、グルーヴを強調した「ジャズファンク」と呼ばれる音楽です。
ヒップホップのサンプリングソースとして用いられるなど、時代を超えた魅力のある名曲の数々をお楽しみください!
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もくじ
- ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲
- Hard GrooveThe RH Factor
- Doin’ ItHerbie Hancock
- The PathRalph MacDonald
- Some Skunk FunkThe Brecker Brothers
- The ChickenMaceo Parker
- Cissy StrutThe Meters
- What It IsMiles Davis
- UninvisibleMedeski Martin & Wood
- What is HipTower Of Power
- Crazyhorse MongooseGalactic
- Funky JunkJimmy McGriff
- Watermelon ManHerbie Hancock
- OblighettoJack McDuff
- CannonballSOULIVE
- Road RageBig Organ Trio
- The CatJimmy Smith
- Duck SoupCornell Dupree
- StratusBilly Cobham
- The WindjammerGrant Green
- PowerMarcus Miller
- Funk For Your AssFred Wesley
- Chicango (Chicago Land)Billy Wooten
- Nervous (feat. The Haggis Horns)The New Mastersounds
- What It IsBoogaloo Joe Jones
- D-TrainBoston Horns
- Eastwood Magic CityMOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO
- flyLettuce
- Justice ft. Trombone ShortyDumpstaphunk
- Here Come The GirlsTrombone Shorty
- North CarolinaLes McCann
- High GearNeil Larsen
- The Live Mix, Part 1Breakestra
- Don’t You Worry ‘Bout A ThingIncognito
ジャズファンクの名曲。ジャズとは一味違うオススメの人気曲(1〜20)
Hard GrooveThe RH Factor

こちらは2018年にこの世を去った、伝説のトランペット奏者、ロイ・ハーグローブが率いるバンド、RHファクターの『Hard Groove』という楽曲です。
はい寄ってくるような静けさと妖艶さが共存する序盤とは対照的に、楽曲の後半ではトランペットや、ドラムが競い合うように激しくぶつかる、とてもカオスなサウンドを奏でています。
Doin’ ItNEW!Herbie Hancock

ジャズとファンクが見事に溶け合い、聴く者の心を躍らせるエネルギッシュなインストゥルメンタルです。
アメリカ出身のジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコックさんによるこの楽曲は、1976年に制作されたアルバム『Secrets』に収録されています。
シンセサイザーやエレクトリックピアノが織りなす色彩豊かなサウンドは、まるで音の万華鏡のよう。
歌詞はなくとも、タイトルが示唆するように、何かを「実行」する際の高揚感や、抑えきれない情熱がダイレクトに響いてきます。
本作は、1976年10月にはテレビ番組『Don Kirshner’s Rock Concert』でも演奏され、多くの音楽ファンを魅了しました。
気分を上げたい時や、日常に彩りを添えたい時にぴったりの一曲です。
The PathNEW!Ralph MacDonald

カリブの太陽とニューヨークの都会的な感性を併せ持つ、アメリカ出身のラルフ・マクドナルドさん。
彼が1978年に制作したアルバム『The Path』。
その名を冠した17分以上に及ぶインストゥルメンタル組曲は、まさに音で紡ぐ一大叙事詩です。
アフリカを起点とし、カリブ海を経てアメリカ大陸へと渡った音楽の軌跡を、スティールパンやコンガが躍動的に描き出します。
歌詞はありませんが、そのグルーヴからは、多様な文化が混ざり合い新しい音楽が生まれる様がありありと伝わってきます。
ジャズやファンク、カリブ音楽が融合した革新的なサウンドは、音楽の持つ奥深さを感じたい方に強くおすすめします。
Some Skunk FunkThe Brecker Brothers

こちらの曲は、ブレッカー兄弟によって2003年にライブ録音されたアルバムです。
2006年には、グラミー賞を受賞しました。
2人によるキメキメかつキレキレなテーマや、疾走感のあるソロに夢中になったジャズファンやフュージョンファンも多かったのではないでしょうか。
The ChickenMaceo Parker

こちらの曲は、ジャコ・パストリアスがカバーしたことによって有名になった、サックス奏者アルフレッド・エリスの曲です。
コードがブルース進行の1種なので、セッション曲としてもよく取り上げられ、盛り上がる曲です。
はねた16ビートと最後のキメがかっこいいですよね。
Cissy StrutThe Meters

コードが1つだけなので、ファンク、ジャズ系のセッションでもよく取り上げられることのあるこちらの曲は、ニューオーリンズファンクの第一人者といわれるミーターズの曲で1969年にリリースされました。
時をこえてもなお色あせない名曲のひとつといえます。