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【まずはここから!】ジャズロックの名曲。おススメの人気曲

「ジャズロック」とは、文字通りジャズとロックを融合したクロスオーバーな音楽ジャンルであり、海外ではジャズ・フュージョンとも呼ばれているサブジャンルです。

ジャズ・サイドの革新的なミュージシャンたちによるロック的なアプローチを見せた作品や、ロック~プログレ系のバンドやアーティストによるジャズ的な要素を取り入れたサウンドといったものがあり、厳密な分類があるというわけではありません。

本稿では、ジャズロックとされる著名なバンドやアーティストたちによる名曲の数々を厳選してピックアップしています。

楽曲の素晴らしさはもちろん、参加しているミュージシャンたちの名前もぜひ覚えていってくださいね!

【まずはここから!】ジャズロックの名曲。おススメの人気曲(11〜20)

L’elefante biancoArea

イタリアのプログレッシブ・ロック系のバンドはイギリスとはまた違った魅力があり、ここ日本においても根強いファンが多いです。

イタリアン・プログレ界の代表的なバンドの1つであるアレアも、中心人物であり若くして亡くなったボーカル兼キーボーディスト、奇才デメトリオ・ストラトスさんの特異なスタイルを軸とした超個性的なサウンドで知られる存在です。

ストラトスさんが在籍してた時期に発表された4枚のアルバムはどれも高い評価を受けており、コマーシャルなプログレとは一線を画す実験的なサウンドは、初めて聴いた方であれば戸惑ってしまうかもしれませんね。

こちらの力強いピアノとボーカルで始まる『L’elefante bianco』は、1975年にリリースされたサード・アルバム『Crac!』のオープニング・ナンバーです。

複雑かつ緻密に絡み合う各楽器の高度なプレイ、ポリリズムの嵐、民族音楽的なフレーズを繰り広げるシンセ、といったサウンドながらも彼らの音としてはある程度の聴きやすさもあり、ブルガリア民謡から影響を受けたという情熱的なメロディも印象深い名曲です!

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    Nine Feet UndergroundCaravan

    ソフト・マシーンと同じく「ワイルド・フラワーズ」を母体とする、カンタベリー・ロックの始祖的な存在として知られるキャラヴァン。

    断続的ながらも長きに渡り活動を続け、2019年にはデビュー50周年を記念した来日公演が実現したことも記憶に新しいですね。

    そんなキャラヴァンの音楽性は、ジャズとロックの要素を融合させたクロスオーバーなサウンドを軸としながらも、高度なテクニックでスリリングなアンサンブルを展開するというタイプとはまた違った、美しいメロディを押し出した叙情性の豊かな音が特徴的です。

    1971年にリリースされた名盤サード・アルバム『In the Land of Grey and Pink』に収録されている『Nine Feet Underground』は、キャラヴァン独自の音世界を象徴するような組曲的な名曲です。

    複数のパートで構成された22分をこえる大作であり、レコードではB面の全てがこちらの楽曲で占められているのですね。

    デイヴ・シンクレアさんのオルガンやキーボードが主軸となって緩やかに展開していく様は、リチャード・シンクレアさんによるソフトなボーカルも含めて超絶テクニックや即興演奏を押し出しているバンドとはまた違う魅力を感じさせますね。

    アルバム自体も最高傑作として評価されることも多く、キャラヴァンを初めて聴くという方にもオススメできる1枚ですよ。

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      Saturday In The ParkCHICAGO

      1960年代後半辺りからジャズとロックの融合を試みるバンドやアーティストが多く現れる中、ビッグバンド的なアレンジでブラス・セクションを大々的に導入したロック・サウンドを鳴らすバンドから多くのヒット曲が生まれました。

      日本では「ブラス・ロック」とも呼ばれるサウンドを鳴らすバンドの中でも、代表的な存在がシカゴです。

      多くのヒット曲を物にしたバンドですから、当時を知る人からすればジャズ・ロックやブラス・ロックというよりも、ヒット曲を連発した人気バンドというイメージが強いかもしれませんね。

      そんなシカゴが1972年に発表した『Saturday in the Park』は、全米ビルボード・チャート3位を記録したヒット曲であり、同年のアルバム『Chicago V』の大ヒットをけん引したキラーチューンです。

      作曲とボーカルを担当したキーボーディストのロバート・ラムさんの弾けるようなピアノから始まるイントロを聴くだけで、思わずウキウキしてしまいますね!

      ジャズ色は控えめながら、オシャレなホーン・セクションがセンス良く配置されたポップなピアノ・ロックとして誰もが楽しめる名曲だと言えましょう。

      余談ですが、シカゴはリベラルな思想を持ったバンドとしても知られていますから、こういった軽やかなポップスであっても彼らなりのメッセージが込められたものとなっています。

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        Hortz Fur Dëhn Štekëhn ẀeštMagma

        プログレッシブ・ロック~ジャズ・ロックの歴史の中でも、その特異とも言える個性とコンセプトで異彩を放つバンドが、フランス出身のマグマです。

        ジャズ・ドラマーとして10代の頃から活動していたクリスチャン・ヴァンデさんをリーダとするバンドで、他のメンバーは流動的ながらも多くの個性的な名プレイヤーを輩出したことでも知られています。

        2020年代の今も精力的な活動を続ける彼らのディスコグラフィの中でも、今回は最高傑作とも言われる名盤『Mekanïk Destruktïw Kommandöh』のオープニングを飾る楽曲『Hortz Fur Dëhn Štekëhn Ẁešt』を紹介します。

        1973年にリリースされたマグマにとっては通算3枚目となるアルバムであり『呪われし地球人たちへ』という邦題も有名ですね。

        ヴァンデさんが考案した「宇宙からきたコバイア星人の言語」という架空の言語「コバイア語」を駆使した複雑怪奇なジャズ・ロックを基調としながらも、7人の混声合唱隊を迎えてオペラ的なサウンドを導入、繰り広げられる奇怪な音世界はまさに唯一無二!

        異世界の祝祭のための音楽、とでも呼びたい音は常人が思いつくようなものではなく、いつ聴いても衝撃的ですね。

        ドラムスとベースがギターやキーボードよりも全面に押し出されたアンサンブルも含めて、重厚かつヘビーなオペラ・ジャズロックをぜひ一度は体験してみてください!

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          Temple SongBarbara Thompson’s Paraphernalia

          Barbara Thompson Paraphernalia Temple Song Live 1979
          Temple SongBarbara Thompson's Paraphernalia

          1960年代から2020年代の現在に至るまで、長きに渡ってイギリスのジャズロック・シーンをけん引し続けているサックス奏者兼作曲家のバーバラ・トンプソンさん。

          ブリティッシュ・プログレッシブ・ロックの名バンドであるコロシアムの中心人物、ジョン・ハイズマンさんの奥さまとしても有名ですね。

          そのコロシアムのアルバムを含めて、多くのアーティストの作品に参加しているバーバラさんは、自身が率いるジャズロック・バンドのBarbara Thompson’s Paraphernaliaとしても多くの作品をリリースしています。

          今回取り上げている『Temple Song』は、1978年にリリースされた記念すべきデビュー・アルバムとなったセルフタイトルの作品に収録されている楽曲。

          変拍子で構成されるプログレッシブな楽曲構成、バーバラさんのサックスによるメイン・テーマが繰り返され、徐々に熱を帯びていくドラムスの疾走するグルーブがたまらなくカッコいい!

          中盤以降は、サックスを含めてキーボードの音色もフリーキーな展開を見せるのがまた超クールですね。

          プログレ好き、ジャズ好き、もちろんロック好きにもオススメです!

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            Dark Side of the MoogColosseum II

            コロシアムIIはジョン・ハイズマンとゲイリー・ムーアを中心として結成されたイギリスのバンドです。

            「Dark Side of the Moog」は1976年にリリースされたスタジオ・アルバム「Strange New Flesh」に収録されています。

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              【まずはここから!】ジャズロックの名曲。おススメの人気曲(21〜30)

              The Romantic WarriorReturn To Forever

              2021年の2月に亡くなったキーボーディストのチック・コリアさん、そしてベーシストのスタンリー・クラークさんを中心として1972年にデビューを飾ったリターン・トゥ・フォーエヴァーと言えばフュージョンの代表的なバンドですが、ジャズ・ロックという観点においても非常に重要な存在です。

              ラテン音楽などを取り入れた初期、ホーン・セクションを迎えたファンキー路線の後期といったキャリアの中で、ギタリストが在籍していた時代の中期はジャズ・ロック~プログレッシブ・ロック的なサウンドを展開していたのですね。

              特に名ギタリストのアル・ディ・メオラさんが加入して制作された1976年の作品『Romantic Warrior』は、まさに中期の彼らにとっての集大成的な内容で大ヒットを記録した名盤です。

              チック・コリアさんが作曲を手掛けたアルバムの表題曲『浪漫の騎士』は10分をこえる大作にして、名うてのミュージシャンたちによる高度なテクニックの応酬で魅せる複雑なバンド・アンサンブルは、カシオペアなどの日本のフュージョン・バンドにも多大なる影響を及ぼしました。

              アルバム・ジャケットや曲名からも分かるように中世をテーマとしたコンセプチュアルな作風も興味深く、プログレやフュージョン好きのみならず、ロック・ファンにも楽しめる逸品となっていますよ。

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