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【まずはここから!】ジャズロックの名曲。おススメの人気曲

「ジャズロック」とは、文字通りジャズとロックを融合したクロスオーバーな音楽ジャンルであり、海外ではジャズ・フュージョンとも呼ばれているサブジャンルです。

ジャズ・サイドの革新的なミュージシャンたちによるロック的なアプローチを見せた作品や、ロック~プログレ系のバンドやアーティストによるジャズ的な要素を取り入れたサウンドといったものがあり、厳密な分類があるというわけではありません。

本稿では、ジャズロックとされる著名なバンドやアーティストたちによる名曲の数々を厳選してピックアップしています。

楽曲の素晴らしさはもちろん、参加しているミュージシャンたちの名前もぜひ覚えていってくださいね!

【まずはここから!】ジャズロックの名曲。おススメの人気曲(1〜20)

Dark Side of the MoogColosseum II

コロシアムIIはジョン・ハイズマンとゲイリー・ムーアを中心として結成されたイギリスのバンドです。

「Dark Side of the Moog」は1976年にリリースされたスタジオ・アルバム「Strange New Flesh」に収録されています。

Temple SongBarbara Thompson’s Paraphernalia

Barbara Thompson Paraphernalia Temple Song Live 1979
Temple SongBarbara Thompson's Paraphernalia

1960年代から2020年代の現在に至るまで、長きに渡ってイギリスのジャズロック・シーンをけん引し続けているサックス奏者兼作曲家のバーバラ・トンプソンさん。

ブリティッシュ・プログレッシブ・ロックの名バンドであるコロシアムの中心人物、ジョン・ハイズマンさんの奥さまとしても有名ですね。

そのコロシアムのアルバムを含めて、多くのアーティストの作品に参加しているバーバラさんは、自身が率いるジャズロック・バンドのBarbara Thompson’s Paraphernaliaとしても多くの作品をリリースしています。

今回取り上げている『Temple Song』は、1978年にリリースされた記念すべきデビュー・アルバムとなったセルフタイトルの作品に収録されている楽曲。

変拍子で構成されるプログレッシブな楽曲構成、バーバラさんのサックスによるメイン・テーマが繰り返され、徐々に熱を帯びていくドラムスの疾走するグルーブがたまらなくカッコいい!

中盤以降は、サックスを含めてキーボードの音色もフリーキーな展開を見せるのがまた超クールですね。

プログレ好き、ジャズ好き、もちろんロック好きにもオススメです!

【まずはここから!】ジャズロックの名曲。おススメの人気曲(21〜40)

The Romantic WarriorReturn To Forever

2021年の2月に亡くなったキーボーディストのチック・コリアさん、そしてベーシストのスタンリー・クラークさんを中心として1972年にデビューを飾ったリターン・トゥ・フォーエヴァーと言えばフュージョンの代表的なバンドですが、ジャズ・ロックという観点においても非常に重要な存在です。

ラテン音楽などを取り入れた初期、ホーン・セクションを迎えたファンキー路線の後期といったキャリアの中で、ギタリストが在籍していた時代の中期はジャズ・ロック~プログレッシブ・ロック的なサウンドを展開していたのですね。

特に名ギタリストのアル・ディ・メオラさんが加入して制作された1976年の作品『Romantic Warrior』は、まさに中期の彼らにとっての集大成的な内容で大ヒットを記録した名盤です。

チック・コリアさんが作曲を手掛けたアルバムの表題曲『浪漫の騎士』は10分をこえる大作にして、名うてのミュージシャンたちによる高度なテクニックの応酬で魅せる複雑なバンド・アンサンブルは、カシオペアなどの日本のフュージョン・バンドにも多大なる影響を及ぼしました。

アルバム・ジャケットや曲名からも分かるように中世をテーマとしたコンセプチュアルな作風も興味深く、プログレやフュージョン好きのみならず、ロック・ファンにも楽しめる逸品となっていますよ。

Meeting of the SpiritsMahavishnu Orchestra

マハヴィシュヌ・オーケストラはジョン・マクラフリンを中心に結成されたアメリカのバンドです。

「Meeting of the Spirits」は1971年にリリースされたファーストアルバム「The Inner Mounting Flame(邦題:内に秘めた炎)」の収録曲です。

Valzer per domaniArti & Mestieri

アルティ・エ・メスティエリは1974年にデビューしたイタリアのバンドで、バンド名は「芸術家と職人」を意味します。

「Valzer per domani」は1975年にリリースされたセカンドアルバム「Giro di valzer per domani」の収録曲です。

Darker Brightergirugamesh

ギルガメッシュはアラン・ガウエンを中心として1972年に結成されたイギリスのバンドです。

「Darker Brighter」は1978年にリリースされたアルバム「Another Fine Tune You’ve Got Me Into」に収録されている曲です。