仕事の歌。おすすめの名曲、人気曲
毎日仕事をがんばる方への応援ソング……というのは結構あるのですが共感ソングというか、いわゆる「社畜」と呼ばれたり自称している方へのメッセージソングを集めてみました。
きっと共感しかない!という楽曲もあるはずですので仕事で疲れた時、心に余裕がほしい時に同士を探すようなイメージで聴いてみてください。
ホッとしたりクスッと笑えるような楽曲の数々、あとちょっとだけがんばってみようかなーという気分転換にもなるはずですよ!
仕事の歌。おすすめの名曲、人気曲(1〜10)
深夜2時とハイボールNEW!なきごと

バイト終わりの帰り道、深夜2時の空気とハイボールの気だるさが混じり合う。
そんな誰もが経験したことのあるような夜を歌ったのが、女性2人組ロックバンド、なきごとの1曲です。
作詞を手がけた水上えみりさんが「救われる曲」を目指して書いたという本作は、どうしようもなく落ち込んだ時に、親しい誰かがかけてくれた何気ない一言でふと救われる、そんな心の機微を見事に描いています。
2019年9月発売のミニアルバム『夜のつくり方』で初めて世に出て、後にフルアルバム『NAKIGOTO,』にも再収録されました。
仕事で疲弊し、自分の存在価値を見失いそうになった夜に聴けば、主人公の姿に自分を重ね、明日もなんとかやっていこうと思えるような気がしませんか?
憂鬱とバイトNEW!ヤングスキニー

バイト先で愛想笑いを浮かべ、理不尽な出来事に心がすり減ってしまった経験はありませんか?
ヤングスキニーが歌うのは、そんな働く日々のやるせない心情を切り取った楽曲です。
繰り返されるシフト、嫌な客への対応、そして明るい自分を演じることへの息苦しさ。
そのどうしようもない憂鬱(ゆううつ)が、ボーカルかやゆーさんの絶妙に切ないハイトーンボイスと相まって、聴く人の胸に深く響きます。
この楽曲は2021年10月に公開され、のちにミニアルバム『演じるくらいなら、ありのままでいいけどね』に収録。
仕事で疲弊した心に「自分だけじゃないんだ」と寄り添ってくれる本作を聴けば、分かりすぎる描写に思わずうなずいてしまうかもしれませんね。
私の彼はサラリーマンSHINE’S

伊藤洋介さんと杉村太郎さんが結成したSHINE’Sのヒット曲。
SHINE’Sはもちろん社員の複数形に由来しています。
現役のサラリーマン時代から活動を開始し、後に会社から芸能活動を禁止され会社を辞めたとの逸話も。
古き良き昭和のノリで作られた曲で、楽しい合いの手は宴会ソングとしても重宝されました。
歌詞は商社の男のプライドの高さを笑ったもの、アパレル勤務の中身のなさを笑ったものなど、職業あるあるを並べた爆笑ネタもの。
カラオケで歌ってもウケるかも!
でも、女性から見るとサラリーマンってこんな感じに映っているんだ……と思うと気が引き締まります。
仕事の歌。おすすめの名曲、人気曲(11〜20)
時給アップアップソングNEW!夕闇に誘いし漆黒の天使達

求人情報サービス「バイトル」のキャンペーンソングとして生まれた、夕闇に誘いし漆黒の天使達の楽曲です。
「時給が上がったらあれも買える!」なんて、職場の仲間と交わす雑談がそのまま音楽になったような、ユーモアあふれる世界観がたまりませんよね。
働く人の誰もが抱く素直な願望を、激しくもどこかポップなラウドサウンドに乗せて歌い上げる本作は、聴く人の心をわしづかみにします。
2022年7月発売のミニアルバム『七生活』で初収録され、その後結成10周年を記念したベストアルバム『10年目の夕闇に誘いし漆黒の天使達』にも再録された代表曲です。
バイトで疲れた帰り道に聴けば、明日も頑張ろうと元気が湧いてくるかもしれませんよ!
うっせぇわAdo

Adoさんの名前を一躍全国区とした2021年を代表する1曲。
各音楽賞を総なめにしたのみならず、SNSやTikTokにもメガ拡散された、まさに「Z世代」ど真ん中の楽曲との評も。
昭和・平成時代の価値観とはまったく違う新しいルールの中で生きる若者、そんな若者たちのうっぷんを晴らすかのような攻めた歌詞が大きな反響を得ました。
「うっせぇわ」が流行語ともなり、「うっせぇわ禁止令」が出た小学校もあるとかないとか。
曲を作らずあくまでも「歌い手」として活躍するAdoさん、どこまでもミステリアスな感じがしますよね。
Adoさんのアーティスト名は狂言の脇役の「アド」に由来しているんですよ。
仕事がいやになったら聴いてほしい1曲です。
愛のうたストロベリー・フラワー

ニンテンドーゲームキューブのソフトとして発売されたことから始まった人気ゲームシリーズ『ピクミン』のテーマソングです。
穏やかな伴奏に合わせて歌われる癒やし要素の強いボーカルワークが印象的な反面、その歌詞は世間では「社畜の曲」として指摘されることも少なくありません。
というのも、地面に埋まっているところを引き抜かれ、健気に敵と戦ったり作業をしたりするピクミンの様子を歌った歌詞は、会社で一生懸命に働く会社員の姿と重なります。
そう思うとなんだか急に切なく聞こえてくるんですよね……。
過酷な環境で働く会社員の方なら、共感できてしまう部分があるかもしれません。
労働者M筋肉少女帯

1980年代後半から日本のロックシーンの最先頭を走り続けた筋肉少女帯のとがったったナンバー。
恐怖映画のオープニングを思わせるイントロは夜に1人で聴くにはちょっと怖いかも!?
作家・エッセイストとしても活躍するボーカル大槻ケンヂさんの歌詞がまた独特。
一切の価値観や財産を猛烈に否定し、「働く意味があるのかなー」とまで思わせる構成にも、ちゃんとクスリと笑えるポイントを作っているのはさすが。
まだまだ若いサラリーマンさんとかに聴いてもらいたい1曲です。
一時活動停止していた筋少も2006年にその活動を再開。
これからもその動向から目が離せません!