スカーフやタオルなどの布は、さまざまな形に見立てられ、子供たちが扱いやすい素材です。
そんな布遊びを保育に取り入れたいけれど、どのようなアイデアがあるか知りたい、という先生も多いはず。
そこで今回は布を使った遊びのアイデアを紹介します!
子供たちの年齢に合わせてわらべ歌に使ったり見立て遊びに使ったりと活用法は無限大。
アレンジもしやすいのでさまざまな遊びに発展させてくださいね。
布遊びをマスターして遊びの幅を広げましょう。
【保育】布遊びを保育に取り入れてさまざまな活動を取り入れよう(1〜10)
タオルでポップコーン遊び

こちらの『ポップコーン』という遊びは、大人が2人で大きめのタオルを持ち、その中に子供たちがボールや丸めた布を投げ入れるというもの。
子供にとっては投げ入れるのも楽しいですし、最後にポップコーンが弾けるように、タオルを張ってボールや布が飛んでくるのもおもしろいんですよね。
年齢によって投げ入れる距離を変えて、難易度をつけるのもオススメ。
運動会におこなう玉入れの練習として、チーム戦にして入った数を競うのも楽しそうですね!
おせんたくのおうた

おうちでお手伝いするきっかけにもなる歌『おせんたくのおうた』で遊んでみませんか?
スカーフなどの薄い布を洗濯物に見立て、歌に合わせて洗ったり、干したりします。
洗濯物を水に付けて洗って、ぎゅっと絞って水をきり、広げてシワを伸ばす動作が入っているので、この遊びがうまくできるようになったら、おうちでのお手伝いもバッチリですね。
歌の最後では洗濯物が風に飛ばされるので、布を持った子供たちも洗濯物になった気分で、元気に走り回りましょう。
ハンカチで見立て遊び

ハンカチを使った見立て遊びは、子供の想像力や好奇心を刺激してくれる遊びです。
ハンカチをくるくると巻いたら、のり巻きやロールケーキに、三角に折ればおにぎりやサンドイッチに見立てられます。
次は何ができるんだろう、とワクワクしますよね。
「これは何かな?」と、ヒントを出しながら正解に導くクイズ形式にしたり、「何に見える?」と質問して、子供たちに自由に想像してもらうのもオススメ。
子供たちにタオルを渡し、自分なりに何か作ってもらうのも楽しそうですね。
シーツブランコ

シーツを使って、ブランコを楽しんでみましょう。
シーツに子供を1人ずつ乗せて、大人2人でしっかりとシーツの端をつかみます。
そしてゆっくりと持ち上げ、左右にゆらゆら揺らしてあげましょう。
まだ1人でブランコに乗れない年齢の子でも、これなら手軽にブランコの感覚を体験できますね。
揺らしすぎると危ないので、気をつけておこなってください。
また、子供が怖がる時は少し速度を落としてあげてくださいね。
シーツがない時は、大きめのタオルを代用してみましょう。
スカーフダンス『かぜがよんでいる』小沢かづと

シンガーソングあそびライター、小沢かづとさんのスカーフダンス『かぜがよんでいる』は、いろいろな風を表現するような振り付けが魅力です。
やさしく腕を前後に振るだけの振り付けもあれば、まるでジタバタするような全身を使った振り付けもあります。
緩急がしっかりあるので子供でも覚えやすく、またシンプルにワーっと体を動かすのが子供たちには楽しいのではないでしょうか。
運動会やお遊戯会での発表用のダンスとしてもオススメですよ。