【保育】布遊びを保育に取り入れてさまざまな活動を取り入れよう
スカーフやタオルなどの布は、さまざまな形に見立てられ、子供たちが扱いやすい素材です。
そんな布遊びを保育に取り入れたいけれど、どのようなアイデアがあるか知りたい、という先生も多いはず。
そこで今回は布を使った遊びのアイデアを紹介します!
子供たちの年齢に合わせてわらべ歌に使ったり見立て遊びに使ったりと活用法は無限大。
アレンジもしやすいのでさまざまな遊びに発展させてくださいね。
布遊びをマスターして遊びの幅を広げましょう。
【保育】布遊びを保育に取り入れてさまざまな活動を取り入れよう(1〜10)
風にんじゃ!

「風にんじゃ」になりきって遊んでみましょう!
こちらは、4歳児さんからオススメのダンスです。
ダンスと言っても振り付けだけではなく、2人1組になってヘリコプターを表現したり、くるりと回ってタッチしたりと、いろいろな忍法が組み込まれています。
ダンスが苦手な子も、これなら楽しんでくれるのではないでしょうか?
忍者遊びは保育に取り入れやすく、またこの遊びはチーム分けして踊る部分もあるので、一体感も感じてもらえますよ。
運動会や発表会にもオススメです。
【わらべ歌】にぎりぱっちり

『にぎりぱっちり』は、歌に合わせて手の中で布を丸め、最後でフワッと広がる布を生き物に例えた遊びです。
基本はひよこですが、スズメのアレンジバージョンもありますよ。
最後まで、布が手の中にあり見えないので、「これからどうなるんだろう?」「何が出てくるんだろう?」と子供たちがワクワクしてくれる遊びなんですよね。
「次は何が出てくるかな?」と子供たちに質問して、その中から選んだ生き物を登場させても良いですね。
チュッチュコッコ

『チュッチュコッコ』は、スカーフなどのやわらかい布を歌に合わせて上下に揺らし、歌の最後で布を上に投げます。
そして、それをキャッチする遊びです。
ふわふわと落ちてくる布を、子供たちはうまくキャッチできるでしょうか?
自分で投げて遊んでも良いですし、大人が投げたスカーフをキャッチしてもOK。
スカーフの数を増やして、2つ同時にキャッチできるか挑戦してみるのも、幼児さんにはおもしろいかも。
乳児さんなら頭の上にフワッとかけてあげると、喜んでもらえるのではないでしょうか。
【わらべ歌】うえからしたから

0歳児の保育にぴったりの、「うえからしたから」は、スカーフを揺らしながらゆったりとしたリズムで歌います。
歌に合わせてスカーフを動かすので、子供たちはスカーフの揺れる様子をじっと見てくれることでしょう。
最後にスカーフを子供の顔にふんわりかぶせたら、子供の名前を呼び「ばあ」と言いながらスカーフをどけます。
子供の月齢や個性によって反応はさまざま。
また、以前はしなかった反応を見られるなど、先生も子供の姿を楽しめる遊びです。
リトミックで布遊び

リトミック遊びに布やスカーフを取り入れると、一味違った活動になります。
先生たち何人かでピアノとお手本を分担し、リトミック活動に取り入れみませんか。
ピアノに合わせてスカーフで顔を隠し、「ばあ」と顔を出す、リズムに合わせてスカーフを動かすなど、リトミック遊びで必要な「聴く力」の他に「表現」が取り入れられます。
スカーフが揺れる光景もきれいなので、楽しみながらリトミック活動ができるでしょう。
周りの子に当たらないように配慮する遊び方も自然と身に付きますよ。