【K-POP】ブルーな気持ちにフィットする韓国の病みソング
パワフルなダンスや卓越した歌唱力で私たちをとりこにさせてくれるK-POP。
その反面、ダークな世界観だったり、病んでいるような雰囲気を持った楽曲もK-POPならではの魅力がにじみ出ているように感じます。
直接的ではない様々なとらえ方ができる奥ゆかしさも。
そんな韓国の病み曲にフィーチャーしてみました。
悲しいことやつらいことがあったり、上手くいかないことが続くと、気分が滅入ってしまうことってありますよね。
同質効果といって、同じようなフィーリングの曲を聴くと心が浄化できるんだそうですよ。
ときにはブルーな気持ちにフィットする名曲を聴いてゆったり過ごすのもいいかもしれませんね。
【K-POP】ブルーな気持ちにフィットする韓国の病みソング(1〜10)
MorningMAMAMOO

歌唱力のママムだからこその完成度の高い、切なくて、苦しい、失恋の曲です。
大好きだったあの人に夢でもいいから会いたいとか、頭の中で思い出を再生したりしていたら、朝が来てもつらくて目覚めたくない時がありますよね。
起きてしまうと、また1人の現実があることを知っているから苦しいのです。
そんな風に病んでしまう気持ちがわかる方も多いのではないでしょうか?
Stop The RainTABLO X RM

深い内省と静ひつな詩心に満ちたヒップホップナンバー。
Epik Highのリーダー、タブロさんとBTSのリーダー、RMさんによる待望のコラボレーション作品です。
2025年5月2日に公開された本作は、ミニマルなギターリフと重厚なビートが絶妙なバランスで溶け合い、メランコリックな世界観を描き出しています。
個人的な苦悩や精神的な葛藤を赤裸々に語る両者の言葉は、心に染み入るような共感を呼び起こします。
アルバム『Indigo』での共演から約3年を経て実現した今回のタッグは、韓国音楽シーンに新たな風を巻き起こしています。
心の内を見つめ直したいとき、静かに耳を傾けてほしい1曲です。
COLOR RINGWINNER

K-POPボーイズグループで初の1億ストリーミングを突破したWINNER。
彼らが2014年にリリースしたファーストフルアルバム『2014 S/S』に収録されたナンバーであり、デビュー曲です。
失恋した心情と重なる曲とリンクするようすを描いたなんとも切なすぎるバラード。
聴きたくない言葉と失った痛みが呼応するように胸に響いてきます……。
メンバーの表現力できっとより感情移入してしまうはず。
まさにブルーな気持ちに寄りそうナンバーです。
【K-POP】ブルーな気持ちにフィットする韓国の病みソング(11〜20)
LONELY2NE1

「元祖ガールクラッシュ」とも称され、後続の韓国のガールズグループに多大なる影響を与えた2NE1。
2022年に開催されたアメリカ最大級の音楽フェス、コーチェラで1日限定の復活を遂げたことは大きな話題となりましたね。
今回紹介している楽曲『LONELY』は2011年に発表され、ビートレスでシンプルなアコースティックギターのバッキングとベース、そしてストリングスで構成されたK-POPとしては非常に珍しいタイプの楽曲で、当時は同業者からの注目も大いに集めました。
「あなといても孤独」と繰り返し、愛しているのに別れようとしている主人公の心境は理解不能のようにも感じますが、実際にこのような気持ちを抱えている人は多いはず。
こちらの楽曲は日本語バージョンも存在しますから、そちらもぜひチェックしてみてください。
DaydreamMONSTAX

オーディション番組から誕生したボーイズグループ、MONSTA X。
彼らがドロドロとした心の内を歌っているのが『Daydream』です。
こちらは真っ暗な部屋で1人、失った愛する人をおもう男性を描く内容に仕上がっています。
そのシチュエーションをきくだけでもドロドロとした雰囲気が伝わってきますよね。
ですが、細かな心理描写を盛り込んだ歌詞を聴けば、よりダークな世界観を味わえるはずです。
また丁寧な描写ゆえに共感しやすいのも魅力ですね。
LOVE YOU TO DEATHTAEYANG

報われない恋心にあまりにも響く最上の失恋ソング。
BIGBANGのメンバーとしても有名なテヤンさんが、2014年にリリースしたアルバム『RISE』からの1曲です。
叙情的なメロディーにしんみりとして、自身の気持ちを相手に問いかけるようなメッセージが刺さります。
好きな人を傷つけてしまうくらいなら自分を押し殺してしまおうという切なさ……。
胸が苦しくなりますね。
届かない思いってなんでこんなにも歯がゆいのでしょうか。
何も信じられないブルーな気持ちにきっと寄りそってくれるはずです。
Night ReminiscinLUNA

少女時代の姉妹グループな立ち位置で2009年にデビュー、日本でも人気を博したf(x)。
そのメイン・ボーカルを担当していたルナさんが2018年にリリースしたソロ楽曲『Night Reminiscin』は、同じく韓国出身の男性シンガー、ヤン・ダイルさんとのデュエットということでも話題を集めた楽曲です。
ピアノの伴奏を軸としたシンプルなバラードながら、2人の美声とメロディはたとえ歌詞の意味が分からずとも胸を締め付けるエモーションの洪水に圧倒させられますね。
恋しい人への、恐らくは届かないであろう思いに揺れる夜を繰り返し過ごしている主人公の心象風景は、何とも孤独で物悲しい。
似たような経験のある方であれば、共感しすぎてつらい気持ちになってしまわないように注意してください!