K-POPのいろいろな失恋ソング【共感・次なるステップ・切なさ】
なんでこうなっちゃったんだろう。
もう何も手につかない……。
そんな失恋の気持ちって悲しくつらいものですよね。
K-POPの曲は、シンプルなバラードの感情が胸に染みわたってくる魅力もあると思います。
とはいえ切ない曲だけではなく、次に向かう前向きな気持ちをくれたりといろいろな曲調の失恋ソングがあります。
推しのアイドルや表現力豊かなアーティストの歌声を聴くと、きっとさらに感情が揺さぶられてしまうことでしょう……!
共感できたり、少しでも気持ちが楽になれますように。
K-POPのいろいろな失恋ソング【共感・次なるステップ・切なさ】(1〜10)
사랑을 했다(LOVE SCENARIO)iKON

アイコンを代表する曲で、グループ名は知らなくても曲は知っているという人も多いであろう2018年に韓国で大ヒットした曲です。
ボーカルメンバーの甘い歌声、ラップメンバーの切なさのあるラップ、耳に残るサビがヒットした意味をすぐに理解させます。
出会って、別れるまでを2人で作るシナリオと表現していてキュートでロマンチック。
ですが、最後のページを作るのはとても切ないですね。
Hard To LoveBOL4

韓国で「音源女王」と呼ばれてチャート上位の常連にもなっている、女性アーティストの赤頬思春期です。
大切な彼氏、もしくは自分の日記に語りかけるような、スッと歌詞が耳に入ってくる曲です。
タイトルの意味は『私だけダメな恋愛』で、彼氏とうまくいかなかった時に、そんなふうに思いますよね。
「何で私だけ?」って。
別れを前にして、悲しくて、不安で、状況が理解できないという誰もが1度は経験した気持ちに切なさが込み上げてきます。
Ending Scene(이런 엔딩)IU

IUさんの4枚目のフルアルバムである名盤『Palette』に収録されたバラード。
初めての出会いから別れの瞬間までを描いた1曲で、聴く人の数だけいろいろな解釈が出来そうです。
ずっと寄りそいながら少しずつ年を重ねて別れていくようにも思えますし、相手を思って別れる選択をした気持ちを描いているようにも感じられます。
たいせつな人の幸せを願い、どんなエンディングシーンを迎えたいかをふと考えてしまいますね。
IUさんの美しく情感豊かなボーカルも合わさって、涙腺が崩壊します。
Farewell for now!NEW!JO YURI

IZ*ONEでメインボーカルを務め、現在は女優としても躍進するチョ・ユリさん。
彼女が2025年7月公開のミニアルバム『Episode 25』で届けたのは、過ぎ去った恋に別れを告げる切ない心情を描いたポップロックです。
自身も作詞に関わったという本作は、豊かなバンドサウンドに乗せて、涙を振り払うような力強い歌声が響きますね。
別れを歌いながらも未来への情熱を失わない姿に、心がぎゅっとつかまれます。
タイトルの意味深さから、演技活動に注力するための歌手活動の小休止を示唆しているのではとの声もあがりました。
悲しい経験をバネに、強く一歩を踏み出したい人の心に寄り添ってくれる1曲です。
Missing YouBTOB

大ヒットしたBTOBの代表曲で2017年のセカンドアルバム『Brother Act.』のタイトル曲です。
バラードといえばBTOBが浮かんでくるほど定評があり、この『missing you』もBTOBの表現力があふれています。
別れてから過ごしている日々の喪失感やむなしさがとても伝わってきて、充実していた恋人との日々を思い返すほど涙があふれてくるのではないでしょうか。
「恋しい」という気持ちをこんなに美しく描くBTOBにもまた涙です。
아름답고도 아프구나(Beautiful Pain)BTOB

2018年にリリースされたアルバム『HOUR MOMENT』のタイトル曲でヒョンシクさんが作曲しています。
バラードといったらBTOBですよね。
時間の積み重ねと美しさ、はかなさを歌った1曲で過ごしてきた日々を思い浮かべて涙腺が崩壊しそうになります。
曲全体が文学的でもあり繊細な表現。
失った時間は二度とは戻らないしどうしようもできない……切ないです。
全員がメインボーカル級のメンバーの歌声が不思議とあたたかく感じるんですよね。
きっと振った側も振られた側も共感してしまうと思います。
涙なしには聴けない名曲です。
The Reason(이유)승관 (スングァン from SEVENTEEN)

SEVENTEENのスングァンさんによるバラード『理由』。
これまでもさまざまなOSTに参加してきたスングァンさん、こちらはドラマ『都会の男女の恋愛法』のOSTに起用された楽曲です。
穏やかなピアノをベースとしたメロディーとともに、スングァンさんの奇麗なボーカルが響きます。
ていねいに紡がれる手紙のような歌詞で、すべてがかけがえのない時間という思いが詰まった言葉にもじんわりきます。
両思いの未来も失恋の悲しみにもどちらにも寄りそってくれる雰囲気がまた温かいんですよね。
理由があり、別れざるを得なかったときの心情が映されているようで切ないです。