【K-POP】ブルーな気持ちにフィットする韓国の病みソング
パワフルなダンスや卓越した歌唱力で私たちをとりこにさせてくれるK-POP。
その反面、ダークな世界観だったり、病んでいるような雰囲気を持った楽曲もK-POPならではの魅力がにじみ出ているように感じます。
直接的ではない様々なとらえ方ができる奥ゆかしさも。
そんな韓国の病み曲にフィーチャーしてみました。
悲しいことやつらいことがあったり、上手くいかないことが続くと、気分が滅入ってしまうことってありますよね。
同質効果といって、同じようなフィーリングの曲を聴くと心が浄化できるんだそうですよ。
ときにはブルーな気持ちにフィットする名曲を聴いてゆったり過ごすのもいいかもしれませんね。
【K-POP】ブルーな気持ちにフィットする韓国の病みソング(21〜30)
HeroineSUNMI

少しレトロで切ないトーンのメロディに乗った歌詞。
きっと同じような体験をした人には特に刺さるのではないでしょうか。
ワンダーガールズ出身のシンガー、ソンミさんが2018年に発表した楽曲。
好きすぎるがゆえに相手の言い分をすべて受け入れてしまって、結局悲しい思いをしてしまう。
そんな心情を描いた世界観に共感が止まらなくなるはず。
ソンミさんの美しいボーカル、狂わせるほどとりこにさせられるような楽曲性と恋人への思いがリンクするところに少し病みを感じるかもしれませんね。
ただ、フルで通して聴くとどこか前向きな印象も感じられて、呪縛から抜け出すための力になってくれると思います。
니가 하면GOT7

かっこいいガッセがあふれた『니가 하면』。
2015年のミニアルバム『MAD』のタイトル曲です。
いろいろな状況におかれて、好きな人に正直に気持ちを伝えられないときもありますよね。
もとに戻りたい気持ちと行き場のない気持ちをぶつけたいハザマで揺れる、そんな心情にマッチすると思います。
ミュージックビデオはなんだよ!くそっ!という感じで過激な「怒」の感情があふれていますが、勢いのあるラップと口ずさみたくなるメロディアスさが中和してくれる気がします。
嘆きがヒシヒシと伝わってくるところに病み要素が感じられるかもしれません。
우울시계 (feat.종현 of SHINee)IU

ボサノヴァ調のギターで歌われるおしゃれな雰囲気を持った楽曲なのですが、タイトルが『A Gloomy Clock』というのは何とも意味深ですよね。
韓国では「国民の妹」として愛されているシンガー、IUさんが2013年にリリースしたアルバム『Modern Times』に収録されているこちらの楽曲『우울시계』は『憂鬱時計』という邦題でも知られており、惜しくも2017年にこの世を去ったSHINeeのジョン・ヒョンさんが作曲を手がけています。
アンニュイなUIさんの歌声も含めて、午後のまったりとした時間にでも聴きたいタイプの曲なのですが、リリックの内容は全く明るいものではないというギャップがおもしろいですよね。
何もかもがやるせなく憂うつ、そんな時に聴いてほしい名曲です!
FrostTOMORROW X TOGETHER

トラップとハイパーポップを融合させた実験的なサウンドが印象的な1曲。
2021年5月に発売された2ndアルバム『The Chaos Chapter: FREEZE』の収録曲です。
混乱と葛藤の中で苦しむ少年の心情を表現しています。
HYBEのオリジナルストーリー「THE STAR SEEKERS」との関連性もあり、魔法と現実が交錯する世界観も魅力的。
気持ちが沈んで自分を見失いそうなとき、この曲の荒々しくも美しいメロディが心に寄り添ってくれることでしょう。
FearSEVENTEEN

重厚なサウンドに暗く艶やかな世界観が溶け込むSEVENTEENのダークチューン。
2019年9月のアルバム『An Ode』に収録された本作は、明るいパフォーマンスグループとして知られた彼らが大胆な方向転換を見せた意欲作です。
毒に魅入られたような破滅的な愛を描き、内面の葛藤や恐怖が印象的に表現されています。
衝撃的なミュージックビデオと相まって、グループの新境地を切り開いた作品として高い評価を受けました。
心が深く沈んでいるとき、内なる闇と向き合いたいときにも心に染み入ります。
Ferris wheel (feat. Heize)B.I

元iKONのリーダーとして活躍し、現在はソロアーティストとして音楽界で存在感を放つ韓国のB.Iさん。
2025年6月にリリースしたこの楽曲は、3枚目のフルアルバム『WONDERLAND』のタイトル曲として制作されました。
観覧車をメタファーに人生のはかなさや美しさを歌ったナンバーで、ヘイズさんとのデュエットが心に残ります。
B.Iさんのラップとヘイズさんの透明感あふれるボーカルが絶妙に調和し、ドリーミーでメランコリックな世界観を演出。
時間の流れや感情の変化を丁寧に描いた作品で、人生の節目や大切な人との思い出を振り返りたいときにそっと寄り添ってくれることでしょう。
GoodbyeTAEMIN

2016年にリリースされた曲です。
もとは、日本でリリースされた自身の曲である「さよならひとり」の韓国語リメイク曲です。
SHINeeの中では末っ子という意味を持つ「マンネ」というポジションで、何かとかわいがられるイメージのあったテミンですが、ソロアーティストとして活動する中で自身の立ち位置を確立していきました。
テミンらしい中性的で透明感のある素晴らしい曲です。