憂鬱な時に聴く刺さる歌。邦楽の名曲たち
「漠然とした不安感があって元気が出ない」「人間関係に悩んでいる」憂鬱でどうしようもないときって、ありませんか?
ただただ幸せな気分にひたって暮らしたいだけなのに……それが難しい。
そんなときは、耐えて耐えて耐え抜くよりも、無理せずいっそ振り切って涙を流しきった方が楽かもしれません。
今回は憂鬱でどうしようもない、あなたの心に寄り添ってくれる邦楽の名曲をまとめてみました。
この記事があなたの助けになれば幸いです。
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憂鬱な時に聴く刺さる歌。邦楽の名曲たち(41〜50)
死にたいわけじゃなくてアサノマチ

はかなく透明感のある歌声に、涙がこぼれ落ちそうになる楽曲。
眠りにつく前の静寂な夜に、思わずもれてしまう弱音のような歌詞が、孤独を抱えた心に寄り添います。
アサノマチさんの繊細な楽曲制作と、可不の透き通るような歌声が見事に調和し、聴く人の心を深く揺さぶる本作は、2024年8月にリリースされ、アルバム『宵ノ街』にも収録されています。
生きづらさや居場所のなさを感じている方、現代社会の中で疲れ果てた心を持つ方に、そっと寄り添う1曲。
無理に前を向こうとせず、ありのままの気持ちに向き合いたいときにオススメです。
憂鬱な時に聴く刺さる歌。邦楽の名曲たち(51〜60)
きっとこの命に意味は無かったキタニタツヤ

自分がいかにちっぽけな存在であるかの考えや、みじめな生きざまへの苦しみを描いたキタニタツヤさんの楽曲です。
さまざまな楽器が激しくかき鳴らされるサウンドが、まとまらない心や不安定な感情をまっすぐに伝えていますね。
歌声も荒々しいイメージを強調している印象で、苦しみの感情を飾らずに吐き出している様子を感じさせます。
救いのない世界を苦しみつつ生きていく葛藤が伝わってくる歌詞が、落ち込んだ気持ちに寄りそってくれるのではないでしょうか。
鬱くしき人々のうたマキシマム ザ ホルモン

生きづらさを感じること、それが生きているということなのかもしれません。
マキシマム ザ ホルモンによる楽曲で、2013年7月にリリースされたアルバム『予襲復讐』に収録されています。
激しいサウンドと対照的な、鬱病や憂うつな気持ちを抱える人々へのメッセージが込められた歌詞が印象的。
「薄っぺらい応援ソングを歌ったつもりはない」と語るバンドメンバーの思いが伝わってきます。
日常生活での苦痛や内面的な葛藤を描写しており、深い感情表現が特徴的。
自分の影と向き合いたい時に聴きたい1曲です。
なにやってもうまくいかないmeiyo

頭の中が混乱していて、うまくいかない日々を吐露したクセになる楽曲です。
meiyoさんが2022年1月にリリースした楽曲で、ユーモアと共感性を巧みに織り交ぜた独特のサウンドを展開しています。
自己嫌悪や他者との比較、SNSでの評価に対する葛藤といった現代的なテーマが込められており、自分に言い聞かせるような口調で歌われているのが印象的です。
ミュージックビデオも割り箸がうまく割れなかったり、プリンを買ったら箸が入っていたりと、日常での「うまくいかない」出来事が描かれ、ユニークな世界観を演出しています。
自分の中で気持ちが整理できないとき、前に進めない気持ちになったときに聴いてほしい1曲です。
ぼくたちの失敗森田童子

昔の曲となりましたが、森田童子さんの代表曲から一曲。
繊細な詩をそのまま弾き語ったようなそのスタイルは、きっと多くのファンを生んだのではないでしょうか。
現在でもアコギによる弾き語りの曲として人気があるようです。
下を向いて歩こうamazarashi

リアリティーのある人間讃歌からストーリー性のある楽曲まで、その幅広い世界観のリリックが話題を呼んでいる2人組ロックバンド、amazarashi。
7thアルバム『永遠市』に収録されている楽曲『下を向いて歩こう』は、ポップの中にも憂いを感じさせるメロディーと爽快なサウンドが印象的ですよね。
飾りのないリアリティーに満ちたリリックは、ご自身の人生と重ねて共感してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
詩的でありながらもその一言ずつが心を揺さぶる、叙情的なナンバーです。
アルカレミアmol-74

気付いたときにはすでに手遅れだった、そんな強い後悔の思いを描いたmol-74の楽曲です。
ピアノの音色と無機質に繰り返されるギターのフレーズの重なりが心に降り積もる悲しみを感じさせますね。
高音が含まれたボーカルのメロディーも静かなリズムと重なって、不安定な心や苦しみをしっかりと伝えています。
全体をとおしてもしもやり直せるのならという感情が描かれており、悲痛な心のさけびにも思える曲の雰囲気が心の不安をかき立てますね。




