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【難易度低め】易しく弾けるメンデルスゾーンのピアノ曲。おすすめのピアノ曲

ドイツのロマン派の作曲家であり、指揮者、ピアニスト、オルガニストとしても活躍したフェリックス・メンデルスゾーン。

ヴァイオリン協奏曲やピアノ独奏曲など数々の名作を生みだしながら、ヨハン・セバスチャン・バッハの音楽の復興やライプツィヒ音楽院の設立などの活動も精力的に行い、19世紀の音楽界に多大な影響を与えた人物でもあります。

本記事では、そんな偉大な作曲家メンデルスゾーンの作品の中から、比較的難易度の低いピアノ作品を厳選して紹介します。

コツコツと練習すれば必ず弾けるようになるのでぜひ最後までご覧ください!

もくじ

【難易度低め】易しく弾けるメンデルスゾーンのピアノ曲。おすすめのピアノ曲(21〜40)

無言歌集 第8巻 Op.102 第4曲 そよ風Felix Mendelssohn

メンデルスゾーン:無言歌集 第8巻 「そよぐ風」,Op.102-4,U162,192,195,152,194,172  pf. 梅田 智也:Umeda, Tomoya
無言歌集 第8巻 Op.102 第4曲 そよ風Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンのピアノ曲集の中でも特に有名であり、比較的難易度もやさしいとされる『無言歌集』は全48曲ありますから、曲によってある程度難易度にも差があります。

こちらの『そよ風』は『無言歌集 第8巻』の第4曲として収められた楽曲で、難易度としては中級程度にあたる作品です。

端正で美しくどこか悲哀を帯びた旋律は、ぜひピアノで弾いてみたいと感じさせるものですね。

左手は基本的に下から上へと上昇していくような分散和音の伴奏で、主旋律を奏でる右手とのバランスには特に注意していただきたいところ。

右手についてはメロディとともに装飾音的に登場するアルペジオが特徴で、あまり力が入り過ぎないように気を付けましょう。

臨時記号もそれなりに多く、なめらかに弾くためのスラーやペダルの扱い方など、高度なテクニックというよりは細かい配慮が求められる作品ですから、繊細でいて存在感のあるプレイを心がけてみてください!

おわりに

癒やされるやさしい曲調が多いフェリックス・メンデルスゾーンのピアノ作品の中から、比較的難易度が低くチャレンジしやすい作品をご紹介しました。

特に「言葉のない歌曲」として広く知られている無言歌は、メロディーが心地よく耳に届くため、親しみやすい作品です。

他の曲も和声が複雑で音数が多い箇所や難しい箇所ももちろんあるのですが、コツコツと練習すればピアノ初心者や中級者でも弾けるようになれます!

落ち着きや品を感じさせるドイツの作曲家メンデルスゾーンのピアノ作品を楽しんでみてくださいね!