日常生活を送る中で、どうしても元気が出なくて心が落ち込んでしまう日もありますよね。
学校や仕事をはじめ、恋愛などさまざまな理由で、憂鬱や孤独を感じることもあるかと思います。
そこでこの記事では、精神が疲れてしまったときの心に寄り添う、人間の本音を描いた曲を集めました。
やりきれない感情を現したようなバンド演奏を生かしたものからじんわりと心に響くものまで幅広く紹介しています。
心が寂しい、つらいときは無理をせずに共感できる楽曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
【病みソング】憂鬱な心の本音を歌った精神崩壊曲(1〜10)
生まれた意味などなかった。まふまふ

「生まれた意味」を考えていると、答えが見つからずに心が荒みますよね。
ただ、もしかしたらこの曲が、あなたにとっての真理かも。
歌い手活動から人気に火が着いたシンガーソングライター、まふまふさんによる楽曲で、2019年にリリースされた5枚目のアルバム『神楽色アーティファクト』に収録されています。
感情が高まっていくような壮大な曲展開に心がえぐられます。
まふまふさんの熱っぽい歌声もまた、刺さるんですよね。
胸中渦巻くモヤモヤと対峙したいときに、ぜひ。
DADARADWIMPS

どこにもやり場のない感情を激しいサウンドとともに発散!
『前前前世』など数々のヒット作を生んできたロックバンド、RADWIMPSによる楽曲で、2011年に12枚目のシングルとしてリリースされました。
リズミカルなドラムワークとラウドなギターリフに引き込まれる、爆発力のある作品です。
イントロからしてハマる要素満載ですね!
心のうちにある言葉をそのまま吐き出すような歌詞の世界観も印象的。
ベースのスラップフレーズもかっこいい!
天国Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEが奏でる、心を揺さぶる1曲です。
2025年5月に彼らの17枚目のシングルとしてリリースされた作品で、大森元貴さん主演映画『#真相をお話しします』の主題歌にもなりました。
本作は、人間の持つ清らかさと、その裏にある影の部分を包み隠さず映し出し、聴く人の心に深く問いかけます。
まるで聖堂にいるかのような静けさから始まり、物語のようにドラマティックに展開し、ふっと消えるように終わる構成は、まるで私たちの人生そのものを描いているかのよう。
その予測できない展開に、きっと誰もが心をつかまれ、涙してしまうのではないでしょうか。
自分の感情と向き合いたい時に、そっと背中を押してくれるような楽曲です。
夜な夜な夜な倉橋ヨエコ

伸びやか、ほがらかに聴こえるのに不思議と心がざわつく作品です。
愛知県出身のシンガーソングライター倉橋ヨエコさんによる楽曲で、2002年にリリースされたファーストアルバム『婦人用』に収録されています。
「自己嫌悪」をテーマにした独特な世界観を持つこの曲、一度聴けば引き込まれるはずです。
サビのメロディーなんかは耳から離れなくなりますね。
この曲が自分の心情とぴたり合致する日、意外と多いんじゃないでしょうか。
生きてるだけでえらいよReoNa

独白のような歌詞に涙が出てしまいます。
数多くのアニメ主題歌を担当してきたシンガー、ReoNaさんの楽曲で、2021年にリリースされた5枚目のシングル『ないない』に収録。
作詞作曲はボカロP、傘村トータさんが手がけています。
「毎日生きるのがつらい」どなたも感じたことのある思いかもしれませんね。
そんな心情に寄り添ってくれるのがこの曲。
ピアノの音色とReoNaさんのウィスパーボイスに胸締め付けられます。
泣いて気分をリセットしたいときにいかがでしょうか。
月光鬼束ちひろ

この広い世界の中で、やるせなさや孤独を感じる姿を描いた『月光』。
シンガーソングライターの鬼束ちひろさんが2000年にリリースしており、彼女の代表曲として知られています。
美しくもはかないピアノの音色にのせた彼女の歌声から、心の寂しさや不安が伝わってくるでしょう。
「何のために、生きているのか」という誰もが抱える人生について深く考えさせられるメッセージが詰まっています。
大切な人や居場所を見失ったときの、心の揺れ動く様子を描いたバラードです。
じんわりと心に響くメロディーや歌詞に耳を傾けてみてくださいね。
魔法が使えないなら大森靖子

なにげない毎日を過ごす中で、不意に訪れる悩みや不安を描いた『魔法が使えないなら』。
独自の目線で描く楽曲で人気を集めるシンガーソングライターの大森靖子さんが2013年にリリースしたアルバムの表題曲です。
アコースティックギター、ピアノ、ボーカルで構成されるシンプルながらも胸を打つサウンドに仕上がっています。
不安定な心を現した歌詞とともに響く、どこか不穏なバンド演奏も印象的。
なにもかもが嫌になってしまったときの心情を描いた、切なくも心に刺さるメッセージを受け取ってみてくださいね。