【病みソング】憂鬱な心の本音を歌った精神崩壊曲
日常生活を送る中で、どうしても元気が出なくて心が落ち込んでしまう日もありますよね。
学校や仕事をはじめ、恋愛などさまざまな理由で、憂鬱や孤独を感じることもあるかと思います。
そこでこの記事では、精神が疲れてしまったときの心に寄り添う、人間の本音を描いた曲を集めました。
やりきれない感情を現したようなバンド演奏を生かしたものからじんわりと心に響くものまで幅広く紹介しています。
心が寂しい、つらいときは無理をせずに共感できる楽曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
【病みソング】憂鬱な心の本音を歌った精神崩壊曲(1〜10)
天使じゃ地上じゃちっそく死神聖かまってちゃん

「何もかもが嫌になった……」という場面のリアルな心情を描いた『天使じゃ地上じゃちっそく死』。
国内外から人気を集めるバンド、神聖かまってちゃんが2010年にリリースしたアルバム『つまんね』に収録されました。
どうしようもなく落ち込んでしまったときの本音が歌われており、どこかスリリングな雰囲気を持つロックサウンドにのせて響きます。
落ち着いた歌唱から、シャウトのような歌声まで届けるボーカル、の子さんの歌声からも感情の浮き沈みが伝わるロックナンバーです。
お前が求める私なんか全部壊してやる阿部真央

抑え込んだ心の本音をさらけ出すパワフルな情熱が込められた『お前が求める私なんか全部壊してやる』。
シンガーソングライターの阿部真央さんが2020年にリリースしたアルバム『まだいけます』に収録されました。
インパクトのあるメッセージとロックなバンド演奏で幕を開けるサウンドが印象的。
「誰かに求められた自分は、本当の姿ではない」というメッセージを届けています。
人間関係に疲れてしまったとき、悩みをさらけ出したいときに力をくれるロックナンバーです。
生きているよりマシさSyrup16g

現代社会を生きるなかで感じる、やりきれなさや生きづらさを歌った『生きているよりマシさ』。
オルタナティブな楽曲を数多く制作するロックバンド、Syrup16gが2008年にリリースしたアルバム『Hurt』に収録されました。
孤独と向き合う生活を送る中で、外の世界と接することへの不安や恐怖を描いています。
誰かに愛を伝えているような、独り言をつぶやいているような含みのある歌詞も心に響くでしょう。
誰にも言えない弱音や本音に寄り添うメッセージが込められたロックナンバーです。
【病みソング】憂鬱な心の本音を歌った精神崩壊曲(11〜20)
参加賞それでも世界が続くなら

悩みや不安、心の迷いを素直な言葉でつづる『参加賞』。
独自のサウンドを生かしたオルタナティブな楽曲を届けるバンド、それでも世界が続くならが2012年にリリースしたアルバム『彼女の歌はきっと死なない』に収録されました。
スローな曲調で展開する重厚なバンド演奏にのせて、切なくも心に刺さるメッセージが歌われています。
心が苦しくて、明日が来ることさえ怖くなってしまうという歌詞に共感する方もおられるでしょう。
「優しくされることさえ、心がもたない」という精神状態のリアルな様子を歌う楽曲です。
季節は次々死んでいくamazarashi

「生き物の命」を題材にした、哲学的かつ文学的なロックナンバーです。
心に訴えかけてくる音楽性が支持されているバンド、amazarashiのデビューシングルで、2015年に発売。
アニメ『東京喰種トーキョーグール√A』のエンディングテーマに起用されました。
激しいバンドサウンドとピアノ、ストリングスの美しい音色……対比が刺さりますね。
ボーカル秋田ひろむさんの真っすぐな歌声が映えている印象。
「人生とは」という悩みにぶつかったとき、この曲が助けになってくれるかもしれません。
なにやってもうまくいかないmeiyo

頭の中が混乱していて、うまくいかない日々を吐露したクセになる楽曲です。
meiyoさんが2022年1月にリリースした楽曲で、ユーモアと共感性を巧みに織り交ぜた独特のサウンドを展開しています。
自己嫌悪や他者との比較、SNSでの評価に対する葛藤といった現代的なテーマが込められており、自分に言い聞かせるような口調で歌われているのが印象的です。
ミュージックビデオも割り箸がうまく割れなかったり、プリンを買ったら箸が入っていたりと、日常での「うまくいかない」出来事が描かれ、ユニークな世界観を演出しています。
自分の中で気持ちが整理できないとき、前に進めない気持ちになったときに聴いてほしい1曲です。
鬱くしき人々のうたマキシマム ザ ホルモン

生きづらさを抱えて生きるすべての人びとをテーマにしたメッセージが心に響く『鬱くしき人々のうた』。
ロックバンドのマキシマムザホルモンが2011年にリリースした『グレイテスト・ザ・ヒッツ2011〜2011』に収録されました。
どうしようもないほど落ち込んだ心の中をさらけ出すようなメッセージが込められています。
どんな感情も抑え込むのではなく、はきだすことで心が軽くなることもありますよね。
そんな誰にも言えない負の感情に寄り添い、孤独や寂しさを吹き飛ばすほどの情熱的なサウンドが響くロックナンバーです。