【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ
メタルと一口に言っても、重厚な骨太サウンドを軸にして、スラッシュ、デス、ブラック、パワー、プログレッシブなど、さまざまなジャンルが存在することをご存知でしょうか?
1970年代から始まったヘビーメタルは、時代とともに進化を遂げ、今では多種多様な音楽性を内包する一大ジャンルとなっています。
今回は、そんなメタルの名盤の中から、特に入門編として最適な名作の数々をご紹介します。
メタルの奥深さと魅力を存分に味わえる作品ばかりですから、メタルに興味を持ち始めた方も、より深く知りたい方も、ぜひチェックしてみてください!
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【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ(1〜10)
Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones

1997年にリリースされ、MTVでのヒットをきっかけにバンドを飛躍させたデフトーンズの『Around The Fur』。
アメリカ出身の彼らは、ヘヴィネスと耽美的な世界観を融合させ、「ヘヴィ・ロック界のレディオヘッド」とも称されるバンドです。
本作はKerrang!誌の年間ベストアルバム賞にも輝いた名盤!
静と動のコントラストが強烈なインパクトを放ち、ボーカルのチノ・モレノさんが使い分ける吐息と絶叫が頭から離れない!
という方も多いのではないでしょうか?
激しさの中に潜む繊細な美しさを表現したサウンドは、ヘヴィミュージックの奥深さに触れたいなら心にグッとくるはず!
20年代のグランジゲイズといったジャンルへも多大なる影響を及ぼしていますから、メタルファンならずともぜひチェックしてみてください。
SchismTool

アメリカのロックバンド、トゥールの3rdアルバム『Lateralus』。
2001年にリリースされ、全米チャート1位に輝いた大ヒット作です。
フィボナッチ数列をリズムに取り入れるなど、数学的で哲学的なテーマが込められた本作は、まさに聴く芸術作品!
プログレッシブ・メタルやアートロックを融合した複雑な楽曲群は、78分を超える長尺ながら聴き手を飽きさせません。
グラミー賞も受賞した本作の、技巧的で緻密な演奏は圧巻です。
じっくり音楽の世界に没入したい、知的な刺激に満ちた体験を求める方にピッタリの作品といえるでしょう。
音の迷宮を探検するように、その奥深い世界観を味わってみてはいかがでしょうか?
Dream HouseDeafheaven

「ブラックゲイズ」という独自の音楽性で注目を集める、アメリカのバンド、デフヘヴンの名を世界に知らしめた『Sunbather』。
メタルの激しい絶叫や嵐のようなドラムに、陽光のようにきらめく美しいギターサウンドが融合した、まさに唯一無二の作品です!
Appleのキーノートで紹介され、ジャンルの垣根を越えて衝撃を与えたことでも知られています。
富への嫉妬や孤独といったパーソナルな感情が、壮大で幻想的な音の風景の中で描かれるのが非常に印象的。
音楽で心を揺さぶるような体験をしたい方にオススメしたい1枚ですよ!
【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ(11〜20)
The Number Of The BeastIron Maiden

ヘビーメタルの歴史を語る上で、欠かすことのできない大傑作アルバム!
『魔力の刻印』という邦題でも知られる本作は1982年にリリースされ、現ボーカリストのブルース・ディッキンソンが加入後初となる作品ということも踏まえて、バンドにとって重要な意味を持つ1枚です。
2012年、本国イギリスにおいてHMVが「ここ60年で最も優れたイギリスのアルバム」の記念投票を行った結果、本作が1位に選出されたことを覚えている方もいらっしゃるのでは?
フィンガー・ピッキングから放たれる強烈なベース音を軸として、流麗なツイン・ギターが絡み合うアイアン・メイデンの基本的なスタイルを味わってみたいという方は、まずこのアルバムを聴いてみましょう!
WalkPantera

90年代以降のヘビーメタル、及びラウドロックに最も影響力のあるアルバムの1つ。
1990年にリリースした名盤『カウボーイズ・フロム・ヘル』をヒットさせたパンテラが、1992年に発表したメジャー第2弾にして『俗悪』という物凄い邦題でも有名な傑作です。
いわゆるグルーヴメタルというジャンルを形作った作品とも言われ、後続のバンドに与えた影響は計り知れないものがあります。
ダイムバッグ・ダレルによるソリッドなギターリフ、8ビート一辺倒ではない独自のグルーブを生み出すヴィニー・ポールのドラムス、レックス・ブラウンが鳴らす安定感のあるベース、フィル・アンセルモによるカリスマティックで表現力豊かなボーカル……いつ聴いてもカッコいいの一言!
Blackwater ParkOpeth

スウェーデンが誇るバンド、オーペスのキャリアを代表する名盤『Blackwater Park』。
デス・メタルの激しさとアコースティックの静けさが同居する独自の音楽性で、メタル史にその名を刻む作品として知られています。
このアルバムは、複雑ながらも美しい曲展開を追体験することで、音楽のダイナミズムを学ぶのにピッタリの一枚。
プロデューサーにスティーヴン・ウィルソンさんを迎えたことで生まれた、深く叙情的なサウンドも、多くのファンを惹きつける理由の一つです。
壮大な物語を聴くように、音の風景の移ろいをじっくり味わってみてくださいね!
Chop Suey!System Of A Down

90年代後半のニューメタル・ブームの中で頭角を現したバンドでありながら、同系統のバンドとは一線を画すオリジナリティで、シーンに異彩を放っていたシステム・オブ・ア・ダウンが2001年にリリースした傑作セカンド・アルバム。
同年にリリースされたスリップノットの『アイオワ』と並んで、00年代以降のヘビーロック~ラウドミュージックにおける金字塔的な1枚と言えましょう。
メンバー全員がアルメニア人の血を引くというバックボーンを持った彼らの音楽性は、ふざけているようで、難解かつ哲学的な歌詞も含め、あまりにも独特過ぎて簡潔に説明することが困難ではありますが、普通のヘビーメタル、ヘビーロックとは違った音楽が聴いてみたいという方であれば、一度は聴いてみるべきと断言します。





