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おすすめのハードロック・ヘビーメタル
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【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ

メタルと一口に言っても、重厚な骨太サウンドを軸にして、スラッシュ、デス、ブラック、パワー、プログレッシブなど、さまざまなジャンルが存在することをご存知でしょうか?

1970年代から始まったヘビーメタルは、時代とともに進化を遂げ、今では多種多様な音楽性を内包する一大ジャンルとなっています。

今回は、そんなメタルの名盤の中から、特に入門編として最適な名作の数々をご紹介します。

メタルの奥深さと魅力を存分に味わえる作品ばかりですから、メタルに興味を持ち始めた方も、より深く知りたい方も、ぜひチェックしてみてください!

【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ(11〜20)

Korn

BlindKorn

Korn – Blind (Official HD Video)
BlindKorn

今でこそ、日本でも安定した人気を誇るベテラン・バンドとして認知されているコーンですが、デビューした頃は日本ではあまり売れていない存在でした。

ツインの7弦ギターから繰り出される変則的なリフ、ドンシャリの音作りで強烈な金属音を叩き出すベース、ジャズの影響も感じさせるゴーストノートを多用したドラム、幼児期のトラウマを赤裸々に吐き出すカリスマティックなボーカル……1994年にリリースされたセルフタイトルのデビュー作は、ラウドミュージックの概念を変えるほどの衝撃をシーンに与えましたが、異様ともいえるヘビーロックをどのように売り出せばいいのか、レコード会社側が分からなかったのではないかと想像してしまいます。

コーンを模倣したバンドは多く現れましたが、このオリジナリティに到達したバンドは皆無と言えましょう。

Blackwater Park

Blackwater ParkOpeth

スウェーデンが誇るバンド、オーペスのキャリアを代表する名盤『Blackwater Park』。

デス・メタルの激しさとアコースティックの静けさが同居する独自の音楽性で、メタル史にその名を刻む作品として知られています。

このアルバムは、複雑ながらも美しい曲展開を追体験することで、音楽のダイナミズムを学ぶのにピッタリの一枚。

プロデューサーにスティーヴン・ウィルソンさんを迎えたことで生まれた、深く叙情的なサウンドも、多くのファンを惹きつける理由の一つです。

壮大な物語を聴くように、音の風景の移ろいをじっくり味わってみてくださいね!

Holy Diver

Holy DiverDio

Dio – Holy Diver (Official Music Video) [HD]
Holy DiverDio

元レインボーやブラック・サバスで活躍したボーカリストのロニー・ジェイムス・ディオさんが率いるアメリカのバンド、ディオのデビュー作『Holy Diver』。

ヘヴィメタルの歴史を語る上で欠かせない名盤として知られる1枚です。

善と悪といった哲学的なテーマを、壮大なファンタジーの世界観で描いているのがこの作品の大きな特徴。

ロニーさんのオペラティックな歌声とドラマティックなサウンドが絡み合い、聴く人を物語の中へと引き込みます。

メタルの持つ様式美や重厚な物語性を体感したい方にとって、まさに最高の作品といえるでしょう。

パワフルな演奏に身を任せるのもよいですが、象徴的なジャケットの意味を考えながらじっくり聴き込むのもオススメですよ!

From Mars to Sirius

To SiriusGOJIRA

Gojira – To Sirius [OFFICIAL VIDEO 2005]
To SiriusGOJIRA

フランス出身のバンド、ゴジラのキャリアを決定づけたといっても過言ではない名盤『From Mars to Sirius』。

死にゆく惑星を救う旅という壮大な物語を描いた、コンセプトアルバムです。

デス・メタル由来のヘヴィさとプログレッシブな知性が融合し、重厚なリフと複雑なリズム、そして静寂すら感じさせる美しいメロディが共存しています。

曲の展開はまるで壮大なSF映画のようで、聴き手をぐいぐい引き込む力強さが魅力。

ヘヴィな音楽の中に深い物語性やメッセージを求める方に、ピッタリの作品といえるでしょう。

その奥深い世界観にぜひ挑戦してみてくださいね!

Painkiller

PainkillerJudas Priest

英国が誇るヘヴィメタルの重鎮、ジューダス・プリーストが1990年に発表した『Painkiller』。

新ドラマーのスコット・トラヴィスさんを迎え、ロブ・ハルフォードさん脱退前の最後の金字塔となった作品です。

雷鳴のごときドラムと切れ味鋭いツインギター、そして悪魔的なハイトーンシャウトが一体となり、聴く者の魂を揺さぶるのがこのアルバムの特徴!

「メタルの救世主」をテーマに、生と死の境を駆け抜けるような圧倒的なスピード感と攻撃性で満たされています。

正統派ブリティッシュメタルの魂を、ぜひ全身で浴びてみてください。

Ashes of the Wake

Laid to RestLamb Of God

Lamb of God – Laid to Rest (Official HD Video)
Laid to RestLamb Of God

アメリカ出身のヘヴィメタル・バンド、ラム・オブ・ゴッドの出世作として知られている『Ashes of the Wake』。

2004年に発表されたこの4枚目のアルバムは、ゲームへの楽曲収録などもあって、その名を一気に轟かせました。

当時の社会情勢を色濃く反映した重いテーマを、叩きつけるようなグルーヴと鋭利なギターリフで表現。

バンド初のメジャー作品ながら攻撃性は一切衰えず、RIAAゴールド認定も獲得しました。

重厚でテクニカルな音の渦に飲み込まれたい方にとって、ピッタリの作品といえるでしょう。

【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ(21〜30)

Screaming for Vengeance

The Hellion / Electric EyeJudas Priest

英国が誇るヘビーメタル・バンドの代表的な存在であり、メタル・ゴッドと呼ばれるボーカリストのロブ・ハルフォードを擁するジューダス・プリーストが1982年にリリースした大ヒット・アルバム。

『復讐の叫び』という邦題でも知られる本作は、ポップ路線の前作『黄金のスペクトル』が批判的な評価をとなってしまい、商業的にもそれほど成功しなかったことを踏まえて、本来の姿ともいえるサウンドへと再び回帰した作品でもあります。

これぞヘビーメタルの様式美、と喝采したくなるほどの流麗なギターリフの数々、冴え渡るハイトーン・ボーカルとシャウト、粒ぞろいの楽曲の数々、どれをとっても一級品。

ヘビーメタルの歴史に燦然と輝く、名盤中の名盤です!