RAG MusicHR-HM
おすすめのハードロック・ヘビーメタル
search

メタルの名盤。王道からニューメタルまで、一度は聴きたいおすすめのアルバム

一言にメタルといってもその範囲は広く、特に初心者のうちは何から聴いたらいいのか分からない、という方も多いのではないかと思います。

そこで、定番の名盤から1980年代に流行したスラッシュメタル、メロディアスなメタル、そして現在の流行に通じるニューメタルまで、メタルを語るうえでは外せない名盤をセレクトしました。

もしこの中に一つでも気になったものがあれば、ぜひそのサブジャンルを深く開拓してみてください。

必ずお気に入りのバンドが見つかるはずですよ!

メタルの名盤。王道からニューメタルまで、一度は聴きたいおすすめのアルバム

Vile

Devoured by VerminCannibal Corpse

Cannibal Corpse – Devoured by Vermin (OFFICIAL VIDEO)
Devoured by VerminCannibal Corpse

耐性のない方には絶対に見せてはいけない、デスメタルというジャンルが持つアングラ性や危険な雰囲気がそのまま形となったようなアルバム・ジャケットのインパクトも強烈な、フロリダ出身の代表的なデスメタル・バンドによる通算5枚目のアルバム。

『顰蹙』などという邦題をつけてしまう当時のセンスは少し笑ってしまいますが、もちろん肝心のサウンドの方も、一般の方に聴かせてしまったら最後、顰蹙を買うこと間違いなし。

2代目ボーカリスト加入後初となるアルバムでもあり、以前までの作品と比べると、ブルータルでありながらも楽曲全体的にドラマ性が感じられ、比較的マイルドなデスボイスで聴きやすいと言えますが……あくまで相対的な評価です。

Heartwork

HeartworkCarcass

日本では「リヴァプールの残虐王」の異名で名を馳せ、ゴアグラインドと呼ばれるサウンドでシーンを席巻していたカーカスが、デスメタルの暴虐性と正統派のハードロック的なメロディアスさを融合させたサウンドへとシフトした傑作アルバム。

1994年にリリースされ、バンドにとっては通算4枚目にしてメジャー第1弾となった作品です。

前作『屍体愛好癖』から新たに加入したギタリスト、アーチ・エネミーやスピリチュアル・ベガーズなどの活動でも知られるマイケル・アモットのメロディックなセンスがこれでもかと盛り込まれ、後のメロディックデスメタルと呼ばれるジャンルにも多大なる影響を与えました。

初期のファンにとっては残念な路線変更だったとも言えますが、メタルの歴史における重要な1枚として押さえておくべきアルバムと言えましょう。

おわりに

絶対に外せないメタルの名盤を厳選してお届けしました。

初心者の方だけでなく、長年のメタル愛好家の方にとっても、「久々に聴いてみたけどやっぱり名盤だなあ」と感じられるのではないでしょうか?

私自身がそうでしたが、若いうちはアンテナに引っかからなくても、しばらく時間をおいて聴いてみると「こんなにかっこよかったのか!」と感じることがあったりします。

ぜひこれらのアルバムの一部だけでも覚えておいていただければ嬉しいです。