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おすすめのハードロック・ヘビーメタル
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【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ

メタルと一口に言っても、重厚な骨太サウンドを軸にして、スラッシュ、デス、ブラック、パワー、プログレッシブなど、さまざまなジャンルが存在することをご存知でしょうか?

1970年代から始まったヘビーメタルは、時代とともに進化を遂げ、今では多種多様な音楽性を内包する一大ジャンルとなっています。

今回は、そんなメタルの名盤の中から、特に入門編として最適な名作の数々をご紹介します。

メタルの奥深さと魅力を存分に味わえる作品ばかりですから、メタルに興味を持ち始めた方も、より深く知りたい方も、ぜひチェックしてみてください!

【初心者向け】メタルの名盤。歴史に残るおすすめのアルバムまとめ(21〜30)

Slaughter of the Soul

Blinded By Fearat the gates

At The Gates – Blinded By Fear [Official Video]
Blinded By Fearat the gates

スウェーデン出身でメロディック・デスメタルの礎を築いた、アット・ザ・ゲイツ。

彼らが1995年に発表した『Slaughter of the Soul』は、このジャンルの金字塔として名高い作品です。

ゲームなどにも楽曲が使われ、その衝撃的なリフを聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?

スウェーデン・グラミー賞にもノミネートされた本作は、デスメタルの激しさと哀愁に満ちたメロディアスなギターが融合したスタイルが魅力!

一聴すると攻撃的な印象ですが、まずはスラッシュメタルの影響を受けたタイトなリフの心地よさに浸ってみてください。

後世に多大な影響を与えた歴史的なサウンドは、メタルの世界の扉を開きたい方にピッタリの一枚といえるでしょう。

Rage Against The Machine

Killing In the NameRage Against The Machine

Rage Against The Machine – Killing In the Name (Official HD Video)
Killing In the NameRage Against The Machine

この衝撃的なデビュー・アルバム1枚で、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは音楽シーンに大きな変革をもたらしました。

90年代はジャンル問わずミクスチャーの時代と言えますが、ヒップホップとハードロックの融合という手法を革新的なサウンドにまで導いたレイジの功績は、いつまでも語られるべきものだと言えましょう。

ハーバード大学出身にして政治家の秘書を務めたインテリ、トム・モレロによるギターの概念を覆すようなプレイの数々、鉄壁のグルーブを生み出すティム・コマーフォードとブラッド・ウィルクによるリズム・セクション、ポリティカルなメッセージを過激にラップするカリスマ、ザック・デ・ラ・ロッチャのボーカル・スタイルは、本作の時点ですでに完成形にまで至っています。

Dirt

Would?Alice In Chains

Alice In Chains – Would? (Official HD Video)
Would?Alice In Chains

アメリカ・シアトル出身のアリス・イン・チェインズによる、1992年リリースの2ndアルバム『Dirt』。

全世界で500万枚を超える大ヒットを記録した、バンドの代表作として知られる名盤です。

薬物依存や孤独といった、人間の心の闇を赤裸々に描いた歌詞が、多くの人の心をとらえて離さない、強烈で味わい深い作品。

重厚なギターリフだけでなく、レイン・ステイリーさんとジェリー・カントレルさんが織りなす陰鬱で美しいハーモニーも魅力的!

この唯一無二のダークな世界観が、かえって聴く者に不思議な安らぎとカタルシスをもたらします。

グランジシーンの代表的なアルバムでありながら、後のメタルシーンにも大きな影響を与えたアルバムですから、メタルファンも要チェックですよ。

Pyromania

PhotographDef Leppard

イングランドのロックバンド、デフ・レパードのキャリアを決定づけた3rdアルバム『Pyromania』。

ヘヴィメタルがポップな輝きをまとった、まさに革命的な作品として今なお多くのファンを魅了していますよね。

プロデューサーの手腕も光る緻密なサウンドは、骨太なギターリフと耳に残るキャッチーなメロディが奇跡的な融合を果たし、その後の音楽シーンの地図を塗り替えました。

メンバー交代や財政難といった数々の困難を乗り越えて生み出された情熱は、アルバム全体からひしひしと伝わってきます。

ハードロックの迫力とポップスの親しみやすさを併せ持つ、この歴史的名盤の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

Crack the Skye

OblivionMastodon

21世紀を代表するメタル名盤の1つに数えられる、アメリカのバンド、マストドンの『Crack the Skye』。

メンバーの個人的な悲しみを昇華させた壮大な物語と、プログレッシブなサウンドが融合した傑作です。

テクニカルな演奏技術に裏打ちされた、練り込まれたアンサンブルで魅せる楽曲展開は、まるで壮大なSF映画のよう。

数々の音楽メディアで年間ベストに選ばれ、ゲームにも楽曲が採用されるなど、その評価は折り紙付きです。

重厚でありながらもドラマティックな音の世界に浸りたい、そんな時にピッタリの作品といえるでしょう。

Among The Living

Caught In A MoshANTHRAX

スラッシュメタル四天王、BIG4の一角を占めるアンスラックスが1987年にリリースしたサード・アルバム。

この作品を、バンドの最高傑作に挙げる方も多いですよね。

ミディアム・テンポでザクザクと刻まれるヘビーサウンドから、スラッシーに疾走していく表題曲のオープニング・ナンバーを始めとして、これぞアンスラックスと言いたい、彼らならではのヘビーメタルがこれでもかと詰め込まれています。

とにかくエネルギッシュで攻撃的なナンバーばかりですが、緩急自在の巧みなバンド・アンサンブルで繰り出されるサウンドはスラッシュ一辺倒というわけではなく、メロディックでキャッチーな要素もあり、多くの聴きどころがありますよ。

Angels Cry

Carry OnAngra

1990年代という時期はオルタナティブ・ロックやグランジといった新たなジャンルが次々と登場し、正統派のヘビーメタルにとっては冬の時代とも呼ばれていたのですが、もちろん素晴らしいアルバムは多数リリースされていました。

ブラジルを代表するヘビーメタル・バンド、アングラが1993年にリリースしたデビュー・アルバムもその1つ。

代表曲『キャリー・オン』を始めとする、いわゆるジャーマンメタルからの影響を感じさせるスピード感と流麗なメロディ、緻密に構成されたバンド・アンサンブルで織り成す楽曲の数々は、とくに日本のメタル好きを魅了しました。

初代ボーカリスト、故アンドレ・マトスの驚異的なハイトーン・ボーカルも冴え渡っています。