朝のクラシック|気持ちよく目覚めたい方にオススメのクラシック音楽名曲選
クラシック音楽にはさまざまな効果があると言われています。
特にリラックス効果に関しては学術的にも認められているところがあり、例えば畜産業界でも動物にクラシック音楽を聴かせるなど、実践的な使われ方をしています。
もちろん、それは人間に対しても同様で、心が落ち着く作品が多く存在しています。
今回はそんなクラシック音楽のなかでも、朝にピッタリな名曲をピックアップしました。
朝からクラシック音楽を聴くと一日の勉強も仕事も捗るはず!
もくじ
- 朝のクラシック|気持ちよく目覚めたい方にオススメのクラシック音楽名曲選
- 森にてAlbert Ketèlbey
- 交響詩「モルダウ」Bedřich Smetana
- 海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」Bohuslav Martinů
- 動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns
- 交響詩「海」 3つの交響的スケッチより第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」Claude Debussy
- 夢Claude Debussy
- 組曲「鏡」:洋上の小舟Claude Debussy
- 静かな潟Eric Coates
- 水上の音楽 ホーンパイプGeorg Friedrich Händel
- 水上の音楽 第2組曲 – II. アラ・ホーンパイプGeorg Friedrich Händel
- 夏の朝Heino Kasuki
- ひばりFranz Joseph Haydn
- ヴァイオリン協奏曲「四季」より「春」第1楽章Antonio Lucio Vivaldi
- 春の歌Felix Mendelssohn
- 弦楽四重奏:ディベルティメント ニ長調 K.136Wolfgang Amadeus Mozart
- 「アルルの女」よりメヌエットGeorges Bizet
- 「水上の音楽」 アラ・ホーンパイプGeorg Friedrich Händel
- 愛の挨拶Edward Elgar
- ホルン協奏曲第1番Wolfgang Amadeus Mozart
- バレエ組曲「くるみ割り人形」3.花のワルツPeter Ilyich Tchaikovsky
- ペール・ギュント 第1組曲 ホ長調 作品46 「朝」Edvard Hagerup Grieg
- アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525Wolfgang Amadeus Mozart
- 弦楽四重奏曲:ディベルティメント ヘ長調 KV 138Wolfgang Amadeus Mozart
- 「心と口と行いと生活で」より第10曲 コラール合唱「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach
- energy flow坂本龍一
- ハイドンの主題による変奏曲 作品56aJohannes Brahms
- エレンの歌 第3番 作品52 第6番「アヴェ・マリア」Franz Peter Schubert
- カノンとジグ ニ長調 P37 第1曲: カノンJohann Pachelbel
- トランペット・ヴォランタリーJeremiah Clark
- 弦楽セレナード ハ長調 作品48 第2楽章Peter Ilyich Tchaikovsky
- 組曲 「馬あぶ」 Op.97a 第8曲「ロマンス」Dmitri Dmitriyevich Shostakovich
- シシリエンヌ 作品78Gabriel Urbain Fauré
- 弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品3-5 第2楽章 「ハイドンのセレナーデ」Roman Hoffstetter
- ノクターン第2番Frederic Chopin
- 花のワルツPyotr Tchaikovsky
- アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart
- ブランデンブルク協奏曲第3番J.S.Bach
- 水上の音楽ヘンデル
- 旋律のようにJohannes Brahms
- 弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin
- 「四季」より「春」Antonio Vivaldi
- EARTH村松崇継
- 弦楽のための協奏曲 ト短調 RV 152Antonio Lucio Vivaldi
- 交響曲第9番 ホ短調 作品95, B. 178Antonín Leopold Dvořák
- パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」Sergei Vasil’evich Rachmaninov
- 歌劇「カルメン」第2幕 花の歌「お前が投げたこの花は」Georges Bizet
- 組曲 第3番 作品33「変奏」より 主題「アンダンテ」Anton Stepanovich Arensky
- 子どものためのアルバム 作品68 第41番「北欧の歌」Robert Alexander Schumann
朝のクラシック|気持ちよく目覚めたい方にオススメのクラシック音楽名曲選(1〜20)
森にてNEW!Albert Ketèlbey

木漏れ日が差し込む穏やかな森の情景が目に浮かぶような、そんなピアノ曲はいかがでしょうか。
アルバート・ケテルビーによるこの楽曲は、まるで森の中で深呼吸しているような、安らぎを与えてくれます。
ピアノの優しい旋律が、木々のささやきや小鳥のさえずりを描いているかのようですね。
ピアノ曲集『A Dream Picture』に収められ、その愛らしさから「かわいい」と評されることもあるんですよ。
1993年のローズマリー・タックによる録音もまた、心に染み入りますね。
約3~4分の短い中に自然の息吹が凝縮されていますね!
暑さを忘れ、心静かに過ごしたい時や読書のお供にいかがでしょう。
本作を聴けば、きっと穏やかな気持ちになれるはずです。
交響詩「モルダウ」NEW!Bedřich Smetana

雄大な川の旅路を音楽で見事に描き出した、チェコの作曲家ベドルジフ・スメタナによる交響詩です。
フルートとクラリネットによる二つの泉のきらめきから始まり、次第に大きな流れとなって農民の結婚式の賑わいや月光の下で妖精が舞う幻想的な風景を映し出し、やがて古都プラハを悠々と流れる様は一度聴いたら忘れられないほど壮大です。
名高い交響詩集『Má vlast』中の一編である本作は、スメタナが聴力を失いつつあった1874年に書かれた作品で、その美しい旋律は多くの人を魅了します。
映画『ツリー・オブ・ライフ』などでも使用され、親しまれている名曲となっています。
夏の日に涼やかな気分を味わいたい方や、情景が豊かなオーケストラ音楽に浸りたい方に聴いてほしい一曲です。
海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」NEW!Bohuslav Martinů

ピアノの巧みなアルペジオが、夕暮れ時の海辺に打ち寄せる波、そして吹きすさぶ風の情景を描き出す作品です。
ボフスラフ・マルトゥーによる本作は、1921年に書かれたピアノ独奏のための小品で、アルバム『Evening on the Sea-shore H.128 他3曲』に収録されています。
印象派的な色彩が豊かな響きのなかに、ロンド形式という古典的な骨格が息づき、自然の描写と構築美の対話が見事な1曲となっています。
ダイナミックな展開は副題の「嵐」を思わせ、技巧的なカデンツァを経て再び穏やかさを取り戻す構成が印象的です。
夏のひとときに、ドラマティックでありながらも涼やかなピアノの調べに浸りたい方に聴いてほしい名曲です。
動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」NEW!Camille Saint-Saëns

組曲『Le Carnaval des animaux』からの旋律で、カミーユ・サン=サーンスによる名高い作品です。
元は1886年初頭の謝肉祭の余興として構想された組曲中の1曲で、作曲者が存命中に唯一出版を許したものです。
チェロが奏でる流麗なメロディは、水面を滑る白鳥の優雅な姿や、伝説に語られる「白鳥の歌」の幻想的な情景を思わせます。
1905年にアンナ・パヴロワがこの曲に合わせて創作したバレエ「死の白鳥」は世界的に知られ、フィギュアスケートの羽生結弦選手もエキシビションで使用し感動を呼びました。
夏の暑さを忘れさせ、心に潤いを与えてくれるような、美しいチェロの音色に浸りたい方に聴いてほしい一曲です。
交響詩「海」 3つの交響的スケッチより第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」NEW!Claude Debussy

きらめく海の情景が目に浮かぶような、クロード・ドビュッシーの管弦楽作品より、一日の始まりを告げる楽章です。
本作は、夜明けの微かな光から真昼の眩い太陽へと移り変わる海の姿を、オーケストラの多彩な音色でまるで絵画のように描き出しています。
繊細な音の重なりは、聴く人を涼やかで穏やかな気持ちにさせてくれますね。
1905年10月に初めて演奏された際にはさまざまな意見が出ましたが、今日ではドビュッシーの代表作の一つとして多くの人に親しまれています。
夏の日に爽やかな音楽で心をリフレッシュしたい方や、イマジネーションを広げてくれる美しいメロディに浸りたい方には、ぜひ触れてほしい名曲です。
夢NEW!Claude Debussy

ここで紹介するのは、クロード・ドビュッシーが1890年に手がけた、まるで夢の中を漂うような美しいピアノ小品です。
優しく甘美な旋律とアルペジオが織りなす幻想的な雰囲気が特徴で、聴く人を心地よいまどろみへと誘いますね!
静かに目を閉じれば、夏の日の木陰で微睡むような、涼やかで穏やかな情景が目に浮かぶことでしょう。
本作は後にラリー・クリントンによって歌詞がつけられ、「My Reverie」として1938年にヒットし、ビング・クロスビーらにも歌われました。
夏の暑さを忘れさせてくれる、そんな音楽体験を求める方や、穏やかな気分に浸りたい時に聴いてみると、きっとすてきな時間が過ごせるのでおすすめです!