いつも自分を奮い立たせてくれる、座右の銘にしたい言葉
座右の銘とは、自分を戒める言葉として身近に記したり心に刻むものですよね。
昔はことわざ、慣用句、四字熟語などから選ぶことが多かったと言われていますが、近年では偉人などの名言を座右の銘にしている方も多いようです。
大切なのはその方にとって人生の指針となり、それを支えにできるかどうかですよね。
そこで今回は、座右の銘にしたい言葉をリストアップしてみました。
偉人、経営者、スポーツ選手など、幅広く集めましたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
いつも自分を奮い立たせてくれる、座右の銘にしたい言葉(41〜50)
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。フリードリヒ・ニーチェ

実存主義の代表的な思想家として解釈されていることも多い古典文献学者、フリードリヒ・ニーチェ氏。
「君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ」という名言からは、自分を大切にすることの重要性が感じられますよね。
人は誰もが自分の中に才能や可能性を持っていますが、他人と比べたり、うまくいかないことが続いたりすると、心が折れてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、自分が自分を諦めてしまったら、何もかもが本当に終わってしまいます。
最後まで自分を信じることを教えてくれる名言です。
このまま行けと、僕の中の僕が命じるんだ。フィンセント・ファン・ゴッホ

ゴッホといえば、生前はあまり評価されず、描いた絵もほとんど売れなかった事で知られていますね。
評価されたのは亡くなってからで、『ひまわり』、『星月夜』など有名な作品は晩年に描かれたものが多いんです。
そんな彼が残した名言が「このまま行けと、僕の中の僕が命じるんだ」です。
どんなに周りに評価されなくても、生涯画家として生きたゴッホらしい言葉ではないでしょうか。
自分らしくというのはなかなか難しい事ではありますが、ゴッホのように貫けたなら、天才の一人として名を残せるかもしれませんね。
僕が目指すのは自分羽生結弦

オリンピック2連覇や世界選手権優勝などの輝かしい経歴を持つフィギュアスケーターの羽生結弦さん。
数多くの成功をおさめた彼の言葉は、他人との比較ではなく自分の理想や限界を追い求める姿勢が込められています。
過去の記録や成功に満足せず、常に自己成長を目指す彼の生き方は、多くの人々に目標達成の本質を教えてくれます。
他人と比べて生きるのではなく、自分の信じる道を進む彼の姿は努力を続けるためのモチベーションを与えてくれるでしょう。
たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最後まで戦いたいんだ。フィンセント・ファン・ゴッホ

とても力強い名言ですね。
負け戦と分かっていて戦う人は、あまりいないのではないでしょうか。
負けるのも嫌ですし、負けるためにがんばるのもつらいでしょう。
しかしゴッホは、負け戦だと分かっても自分の人生を最後まで生きたいと思っていたのですね。
みなさんはいかがでしょうか?
負け戦になるかは最後まで分かりません。
ゴッホは生前評価されませんでしたが、死後とても有名になりましたよ。
それは最後まで自分を信じて生きたからかもしれませんね。
もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である渋沢栄一

2024年7月から発行された新一万円札の肖像として話題になった実業家、渋沢栄一。
みずほ銀行、東京商工会議所、東京証券取引所などの設立に関わった人物で、その功績から「日本資本主義の父」と呼ばれています。
今いる場所に留まるのは「安定」ではなく「衰え」だと明言するその言葉、身が引き締まる思いですね。
自分を常に更新していこう、そういう気持ちが湧いてきます。
ビジネスパーソンはもちろんこと、スポーツに打ち込んでいる人にとっても響くんじゃないでしょうか。
夢見る事を止めた時、その人の青春は終わるのだ倉田百三

「目標がなくなった」「何をしたらいいかわからない」そういう思いに苛まれてしまったときに、表題の一文が胸に来るはず。
大正時代の大ベストセラー戯曲『出家とその弟子』その著者である、倉田百三の言葉です。
のちの文芸界に大きな影響を与えた彼の一端、学生時代の猛る情熱に思いを馳せずにはいられません。
その一文が載っている『愛と認識との出発』はネット図書館、青空文庫で読めますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
失敗と書いて、成長と読む野村克也

日本プロ野球の名将であり、監督としても多くの成功を収めた野村克也さんが残した言葉です。
失敗をネガティブな出来事ととらえるのではなく、成長へのステップとして受け入れることの大切さを伝えています。
彼は選手時代も監督時代に多くの挫折や困難を乗りこえて、そこから学びを得ることで自分やチームを成長させてきました。
失敗を恐れるのではなく、それを未来の成功のステップとする意識を教えています。
失敗をネガティブにとらえない視点を持つことで、新たな挑戦を続ける勇気がわいてくる言葉です。