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恋に落ちる大滝詠一の色褪せない名曲・ナイアガラサウンド

ミュージシャンとしてだけでなく、レコーディングエンジニアやプロデューサー、レーベルのオーナーなどさまざまな顔を持つ大滝詠一さんの楽曲をフィーチャー!

日本語ロックのパイオニアとも言われ、1970年前後に活躍したバンド「はっぴいえんど」のメンバーでもあり、ソロ活動後はナイアガラ・レーベルを設立。

『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』や『NIAGARA CALENDAR』などのこだわりが詰まった名盤や、歌い継がれていく名曲『夢で逢えたら』が発表されました。

マニアックなサウンドが受け入れられずに苦労していたところ、リリースされた1981年のアルバム『A LONG VACATION』は歴史的名盤に。

大滝詠一さんの緻密に作りこまれた楽曲は、学生時代にあらゆる音楽を聴いて構造を分析した経験からもきているそうです。

J-POPの礎にも思える数々の名曲。

色あせることのないナイアガラ・サウンドは時代を巡っても燦然と輝き続けています。

恋に落ちる大滝詠一の色褪せない名曲・ナイアガラサウンド(41〜60)

暑さのせい大瀧詠一

[official] 「暑さのせい」from『大滝詠一 NOVELTY SONG BOOK』2023.03.21 Release
暑さのせい大瀧詠一

吉田羊さん、鈴木梨央さんが親子役で共演していることですっかりおなじみとなったポカリスエットのCM。

2023年は松坂慶子さんも加わり、通りすがりの優雅なご婦人という設定で夏の水分補給をコミカルに伝えるCMに仕上がっています。

そのシリーズCMで流れているのが大瀧詠一さんの『暑さのせい』。

大瀧詠一さんの未発表曲でもあるこの曲、シンプルに繰り返される歌詞が本当に『暑さのせい』で何かが狂わされるような気分にもなってくるナンバーです。

びんぼう大瀧詠一

1972年11月25日にリリースされたアルバム「大瀧詠一」のびんぼうの「ヒマダラケ・バージョン」です。

ソウルでファンクな演奏と歌に、びんぼうってこんな感じに歌うこともできるんだな〜と感心してしまうアレンジですね!

乱れ髪大瀧詠一

ファーストアルバム「大瀧詠一」に収録されている曲です。

彼の作品では初となるストリングス入りの曲で、アレンジはエンジニアの吉野金次が担当しています。

本人いわく、テンポをおさえたら「幸せな結末」になるとのことです。

聴き比べてみるのも良いですね。

福生ストラット(パートII)大瀧詠一

ウルフルズの「大阪ストラット」の元ネタにもなった曲で、1975年5月30日にリリースされたアルバム「NIAGARA MOON」に収録されています。

大瀧詠一を表現する上では欠かせない、このファンキーな演奏と歌唱に魅了された人は後をたちません。

空飛ぶくじら大瀧詠一

ピアノで始まり、少しクラシカルな楽器で演奏されるこの曲はあまりビートが出てこず、ビートルズ中期のポール・マッカートニーの作品のようなアレンジです。

また歌詞の内容が秀逸で、表現の豊かさに脱帽する1曲だといえます。