RAG Musicartist
素敵なアーティスト
search

鬼束ちひろの名曲・人気曲

鬼束ちひろさんは2000年にデビューし、同年リリースした楽曲『月光』でブレイクしました。

少しハスキーでありながらもきれいに出る高音の歌声が大変魅力的ですよね。

また彼女の楽曲の魅力としては歌詞が大切にされているということが挙げられますが、それは彼女のこだわりであり、曲作りの際にも詩を先に書いてから曲を書くそうです。

代表曲から隠れた名曲までピックアップしましたので、ぜひじっくりと聴いてみてください。

鬼束ちひろの名曲・人気曲(11〜20)

いい日旅立ち鬼束ちひろ

鬼束ちひろ – いい日旅立ち・西へ
いい日旅立ち鬼束ちひろ

魂を揺さぶるような歌声で独自の世界観を築いているのが鬼束ちひろさんです。

2000年にデビューし、ドラマ『TRICK』の主題歌として大ヒットした『月光』は、約56万枚を超えるセールスを記録しました。

ピアノと歌声だけで聴く人の心をつかむ表現力は、唯一無二の魅力ではないでしょうか?

名盤『Insomnia』はミリオンセラーを達成し、2001年12月には『眩暈』で日本レコード大賞作詞賞を受賞しています。

心を深くえぐるような歌詞と歌声に浸りたい方は、ぜひ彼女の世界に触れてみてください。

スロウダンス鬼束ちひろ

鬼束ちひろ – スロウダンス(映画「劇場版 ポルノグラファー~プレイバック~」映画バージョンMusic Video)
スロウダンス鬼束ちひろ

人気ボーイズラブ漫画『ポルノグラファー』の実写版といえば鬼束さんの主題歌は欠かせない、と考えているファンは多いのでは?

2021年2月にリリースされた鬼束さんにとって通算23差名目となるシングル曲『スロウダンス』は、同年に公開された『劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜』の主題歌としても起用されています。

抽象的で時に難解な言い回しとは違う、純粋で不器用な愛の形が描かれた歌詞は鬼束さんの違った魅力を引き出しており、デビューから20年以上が過ぎた2020年代の今も、衰えることのないシンガーソングライターとしての才能にあらためて驚かされますよね。

初期の鬼束さんしか知らない、という方にこそ聴いてもらいたい名曲です。

End of the world鬼束ちひろ

鬼束ちひろ – End of the world(「ポルノグラファー~インディゴの気分~」ドラマバージョンMusic Video)
End of the world鬼束ちひろ

2019年3月、配信限定シングルとしてリリースされた『End of the world』は、人気ボーイズラブ漫画を原作とするドラマ『ポルノグラファー〜インディゴの気分〜』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。

物悲しいピアノと鬼束さんのボーカルが聴こえてきた瞬間、もう鬼束ちひろワールドへと没入してしまいますね。

決してきらびやかな恋愛模様ではなく、苦しみや痛みといった鬼束さんの世界では欠かすことのできない要素はもちろん「世界の終わり」といった言葉がいかにも彼女らしいとは言えますが、大切な人への感謝の思いといったような優しい感情に触れて温かな感動が生まれることも強調しておきたいところ。

枯れることのない圧倒的な個性と才能は、ゴシップ的な話題やイメージで傷付くようなものでは決していないのです。

good bye my love鬼束ちひろ

タイトルだけ見て、昭和歌謡がお好きならアン・ルイスさんの往年の大名曲を思い出された方もいるかもしれませんね。

2016年11月に、メジャーレーベルからのシングルとしては約5年振りとなった『good bye my love』は、まさにアン・ルイスさんの『グッド・バイ・マイラブ』というタイトルを気に入っていた鬼束さんが、そこからタイトルを拝借した楽曲です。

美しいピアノとストリングスを主体としたバンド・サウンドという鬼束楽曲の王道とも言えるアレンジで魅せる6/8拍子のバラードで、失恋を歌った歌詞は初期の鬼束さんの曲のような深い闇を内包したものとは違い、優しいまなざしや小さな光、そして希望を感じ取れるのが最大の特徴と言えます。

時代に流されない、普遍的なラブソングの名曲ですね。

ヒナギク鬼束ちひろ

SUPER BEAVERやMY FIRST STORYといったバンド、アーティストのMVを手掛ける映像作家の池田圭さんによる美しいMVも印象的なこちらの『ヒナギク』は、2018年の8月に発表された鬼束さんによっては22枚目となるシングル曲。

FODオリジナルドラマ『ポルノグラファー』の主題歌として起用されたこともあって、放送当時10代や20代前半であれば、ドラマを見て初めて鬼束さんの存在を知った方もいらっしゃるかもしれません。

鬼束さんが得意とするピアノとストリングスを主体としたミディアムテンポのバラードとなっており、年齢とキャリアを重ねたアーティストならではのすごみを感じさせるボーカルはさすがの一言ですね。

実はこの曲、もともとは鬼束さんがあの坂本冬美さんをイメージして作曲されたという楽曲で、さまざまな事情から坂本さんが実際に歌唱するまでには至らなかったという経緯があるのです。

2021年10月、坂本冬美さんのデビュー35周年を記念したカバー・アルバム『Love Emotion』にて、満を持してこの曲が坂本さんの歌唱によって収録されました。

書きかけの手紙鬼束ちひろ

鬼束ちひろ – 書きかけの手紙(Live at Bunkamura Orchard Hall on November 17, 2020)
書きかけの手紙鬼束ちひろ

2020年の6月に発表された、鬼束ちひろさんによる配信限定のシングルです。

同年の2月にデビュー20周年を記念してリリースされたベスト・アルバム『REQUIEM AND SILENCE』のリカット・シングルという位置付けの楽曲であり、デビュー時からなんら変わらないシンガーソングライターとしての鬼束さんの個性を十二分に味わえる名バラードとなっています。

鬼束ちひろさん、そして徳永英明さんといったビッグネームのコンサートでバンドマスターを担っているキーボディストの坂本昌之さんによるサウンド・アレンジも見事です。

鬼束さんいわく「初めて自分のことを歌った曲」とのことですが、アーティストとしてどこか突き放したような客観的な視線も感じられた初期の名曲たちの歌詞と比べても、赤裸々な記憶の断片や希望を感じさせるメッセージは、40代となる年を迎えた鬼束さんだからこそ書くことのできた言葉と言えるでしょう。

同時に「自分」という言葉を使用しつつも「私」という一人称をあえて避けているようにも思えるのは、ソングライターとしての業のようなものを思わず想像してしまいます。

鬼束ちひろの名曲・人気曲(21〜30)

スター・ライト・レター鬼束ちひろ

2015年に鬼束ちひろさんのファンクラブ「Welcome To Butcher Club」限定で販売されたシングルです。

サウンドはとてもシンプルで、アコースティックギターの音色にあたたかさを感じる楽曲です。

歌詞は男女の恋、自分の気持ちを届けようとしているようすが描かれています。

星から連想させる多くの幻想的なワードが取り入れられることで、楽曲の世界が壮大なものになり、それが思いの大きさや強さを表しているようにも思えます。