【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介
子供向けのピアノコンクールには、決められた曲の中から選曲する「課題曲形式」と、自由に曲を選択できる「自由曲形式」、さらに課題曲と自由曲の両方が設定されているものがあります。
いずれも「レベルやテクニック、特性に合っているか」「体や手の大きさに合っているか」「コンクールの傾向に合っているか」「演奏技術や表現力の向上につながるか」「意欲的に取り組める好みに合った曲調であるか」といった観点で出場する子供たちにピッタリの曲を選ぶことが、結果を大きく左右します。
そこで本記事では、コンクールで入賞しやすい、あるいは入賞を狙いやすい作品の中から、特に小学校低学年のお子さんにオススメの楽曲を集めました。
ピアノコンクールの選曲にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介(21〜40)
ウィンナーワルツWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックの『ウィンナーワルツ』は、躍動感あふれるメロディと優雅なワルツのリズムが絶妙に融合した、幅広い年齢のピアノ学習者から愛されている作品です。
この曲には、リズムの取り方や表現の仕方など、工夫次第でさらに魅力的に演奏できるようなポイントが詰まっています。
さらに、楽譜にペダリングの指示も書かれているため、ペダルを効果的に使う練習にもなります。
音楽を楽しみながらある程度のテクニックも必要とされるこの曲は、ピアノに親しみながらコンクールへの挑戦を通して演奏の上達を目指すお子さんにピッタリです!
こども音楽会 Op.210 第15曲「小さなロマンス」Cornelius Gurlitt

オルゴールから流れてくるようなかわいらしいメロディが印象的な、コルネリウス・グルリットの『小さなロマンス』。
多くのピアノ初級楽譜に収録されており、発表会曲としても人気の高い作品です。
ゆったりとした分散和音と、シンプルな単旋律で構成されているため、ピアノを習い始めて間もないお子さんでもチャレンジしやすいはず!
左右の音のバランスに気を配り、より美しい演奏を目指しましょう。
子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky

ピアノ発表会でも頻繁に演奏される作品『子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」』。
チャイコフスキーが38歳のときに作ったとされる作品で、ワルツのリズムをつかむのにうってつけです。
演奏のポイントは、3拍子を刻みつつ、スタッカートをとにかく軽やかに演奏すること。
スタッカートが頻出するワルツは非常に珍しいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
野原で踊ろうCornelius Gurlitt

作曲家、オルガニストとして活躍したドイツの作曲家、コルネリウス・グルリットの『野原で踊ろう』は、軽快で明るいメロディが印象的な楽曲。
『こども音楽会 Op.210』の14曲目に収録されている作品で、小さな手でも弾きやすいよう作曲されています。
自由に野原を駆け巡る喜びや、ダンスのような楽しさが表現されたこの曲は、小学校低学年の子供たちにとって親しみやすく、楽しく練習に取り組めること間違いなし!
左右の音量のバランスやリズムに注意しつつ、自由に踊る様子をイメージしながら演奏できるとよいですね。
メヌエット ヘ長調 K2Wolfgang Amadeus Mozart

とてもかわいらしい雰囲気を持つベートーヴェンの『メヌエット ヘ長調 K2』。
優美な3拍子が特徴です。
似たフレーズが繰り返されるので、譜読みや暗譜に不慣れなお子さんでもチャレンジしやすい作品といえるでしょう。
ただし、審査員を引きつける演奏をするためには、微妙なニュアンスの変化でそれぞれを弾き分けることが欠かせません。
表現力を身につけるにはうってつけですね。
おわりに
子供向けのピアノコンクールに出場する際の参考にしていただけるよう、特に小学校低学年のお子さんにオススメのコンクール向け作品をご紹介しました。
ただし、コンクールは、いかに持っている力を発揮できるかが重要!
今回取り上げた曲を弾けば、必ず入賞できるというわけではありません。
あくまで選曲の参考として、生徒さんやお子さんが存分に力を出し切れるコンクール曲選びにお役立ていただければ幸いです。