【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介
子供向けのピアノコンクールには、決められた曲の中から選曲する「課題曲形式」と、自由に曲を選択できる「自由曲形式」、さらに課題曲と自由曲の両方が設定されているものがあります。
いずれも「レベルやテクニック、特性に合っているか」「体や手の大きさに合っているか」「コンクールの傾向に合っているか」「演奏技術や表現力の向上につながるか」「意欲的に取り組める好みに合った曲調であるか」といった観点で出場する子供たちにピッタリの曲を選ぶことが、結果を大きく左右します。
そこで本記事では、コンクールで入賞しやすい、あるいは入賞を狙いやすい作品の中から、特に小学校低学年のお子さんにオススメの楽曲を集めました。
ピアノコンクールの選曲にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介(31〜40)
25の練習曲 Op.100 第2曲「アラベスク」Johann Burgmüller

ヨハン・ブルグミュラー作曲の『アラベスク』は、軽やかで繊細なメロディが印象的なピアノ学習者にとって定番の練習曲!
細やかな右手のパッセージをどう乗り越えるか、中間部での左手のメロディをいかに美しく表現するかといった課題が盛り込まれた、テクニックと表現力の両方を求められる作品です。
この曲は、とにかく音の粒をそろえて演奏することが大切!
強弱を意識して表情豊かに演奏できるよう、まずは指の俊敏な動きが求められるメロディを丁寧にさらい、余裕をもって速いパッセージを演奏できるよう練習を積み重ねましょう!
遊んでいる子供たちBartók Béla

バルトークが1908年に作曲したピアノ曲集『子供のために』の第1曲目。
ハンガリーの民謡を基にした本作は、子供の遊ぶ様子を音楽で表現しています。
軽快でリズミカルな旋律が特徴的で、アレグロの速いテンポで進行。
シンプルな構成ながら、細かな強弱やアクセントを駆使して、生き生きとした動きを感じさせます。
わずか35秒程度の短い曲ですが、左右の手が掛け合うパッセージや、2度、7度の音程を的確に捉える必要があり、演奏者には高い技術が求められます。
ぜひピアノコンクールで挑戦してみてはいかがでしょうか?
ソナチネ 第5番 第1楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが1796年から1798年の間に作曲した『ソナチネ 第5番』。
C短調のソナタ形式で書かれた第1楽章は、力強いフレーズと静かなフレーズが対比され、独特のリズムと旋律で構成されています。
短い断片的なテーマと長く抒情的なメロディの対比が、動的で衝動的な効果を高めていますね。
本作は、ベートーヴェン初期の代表作の一つであり、後に彼が作曲する『悲愴ソナタ』や『第5交響曲』へとつながるエネルギッシュな作品です。
ピアノ学習者にとっては重要なレパートリーの一つとして知られているため、ぜひコンクールで取り組んでみてくださいね。
ソナチネ Op.55-3 第1楽章Friedrich Kuhlau

ドイツで生まれデンマークで活躍したフリードリヒ・クーラウは、古典派からロマン派にかけての時代に大きな足跡を残した作曲家。
1823年に作曲された『ソナチネ Op.55-3 第1楽章』は、今なお多くのピアノ教室でレッスンの教材として親しまれている作品です。
本作は明るくエネルギッシュなメロディが特徴で、子供たちがピアノを通して音楽の楽しさを感じられるよう作られています。
また、基礎的なテクニックをしっかりと学べるため、コンクールに挑戦することで演奏の向上を目指したい小学校低学年のお子さんに最適な1曲といえるでしょう。
ウィンナーワルツWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックの『ウィンナーワルツ』は、躍動感あふれるメロディと優雅なワルツのリズムが絶妙に融合した、幅広い年齢のピアノ学習者から愛されている作品です。
この曲には、リズムの取り方や表現の仕方など、工夫次第でさらに魅力的に演奏できるようなポイントが詰まっています。
さらに、楽譜にペダリングの指示も書かれているため、ペダルを効果的に使う練習にもなります。
音楽を楽しみながらある程度のテクニックも必要とされるこの曲は、ピアノに親しみながらコンクールへの挑戦を通して演奏の上達を目指すお子さんにピッタリです!
野原で踊ろうCornelius Gurlitt

作曲家、オルガニストとして活躍したドイツの作曲家、コルネリウス・グルリットの『野原で踊ろう』は、軽快で明るいメロディが印象的な楽曲。
『こども音楽会 Op.210』の14曲目に収録されている作品で、小さな手でも弾きやすいよう作曲されています。
自由に野原を駆け巡る喜びや、ダンスのような楽しさが表現されたこの曲は、小学校低学年の子供たちにとって親しみやすく、楽しく練習に取り組めること間違いなし!
左右の音量のバランスやリズムに注意しつつ、自由に踊る様子をイメージしながら演奏できるとよいですね。
ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky

カバレフスキーが1930年に作曲した『ソナチネOp.13-1』は、子供のための音楽教育に力を入れた彼の思いが込められています。
その中の第1楽章は、華やかな和音と穏やかな第二主題が特徴的。
ソナタ形式に基づき、技巧的には比較的平易ながら、音楽性を養うのに適した作品です。
冒頭部分は強く緊張感を持って演奏し、32小節目からの悲しい歌の部分との対比を表現するのがポイント。
速いテンポと強いフォルテが求められますが、カバレフスキーの音楽スタイルを知るうえで重要な要素を含んでいます。
コンクールをとおして取り組む曲にもオススメの1曲です。
こども音楽会 Op.210 第15曲「小さなロマンス」Cornelius Gurlitt

オルゴールから流れてくるようなかわいらしいメロディが印象的な、コルネリウス・グルリットの『小さなロマンス』。
多くのピアノ初級楽譜に収録されており、発表会曲としても人気の高い作品です。
ゆったりとした分散和音と、シンプルな単旋律で構成されているため、ピアノを習い始めて間もないお子さんでもチャレンジしやすいはず!
左右の音のバランスに気を配り、より美しい演奏を目指しましょう。
子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky

ピアノ発表会でも頻繁に演奏される作品『子供のアルバム-24のやさしい小品 Op.39 第8曲「ワルツ」』。
チャイコフスキーが38歳のときに作ったとされる作品で、ワルツのリズムをつかむのにうってつけです。
演奏のポイントは、3拍子を刻みつつ、スタッカートをとにかく軽やかに演奏すること。
スタッカートが頻出するワルツは非常に珍しいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
メヌエット ヘ長調 K2Wolfgang Amadeus Mozart

とてもかわいらしい雰囲気を持つベートーヴェンの『メヌエット ヘ長調 K2』。
優美な3拍子が特徴です。
似たフレーズが繰り返されるので、譜読みや暗譜に不慣れなお子さんでもチャレンジしやすい作品といえるでしょう。
ただし、審査員を引きつける演奏をするためには、微妙なニュアンスの変化でそれぞれを弾き分けることが欠かせません。
表現力を身につけるにはうってつけですね。
おわりに
子供向けのピアノコンクールに出場する際の参考にしていただけるよう、特に小学校低学年のお子さんにオススメのコンクール向け作品をご紹介しました。
ただし、コンクールは、いかに持っている力を発揮できるかが重要!
今回取り上げた曲を弾けば、必ず入賞できるというわけではありません。
あくまで選曲の参考として、生徒さんやお子さんが存分に力を出し切れるコンクール曲選びにお役立ていただければ幸いです。



