【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介
子供向けのピアノコンクールには、決められた曲の中から選曲する「課題曲形式」と、自由に曲を選択できる「自由曲形式」、さらに課題曲と自由曲の両方が設定されているものがあります。
いずれも「レベルやテクニック、特性に合っているか」「体や手の大きさに合っているか」「コンクールの傾向に合っているか」「演奏技術や表現力の向上につながるか」「意欲的に取り組める好みに合った曲調であるか」といった観点で出場する子供たちにピッタリの曲を選ぶことが、結果を大きく左右します。
そこで本記事では、コンクールで入賞しやすい、あるいは入賞を狙いやすい作品の中から、特に小学校低学年のお子さんにオススメの楽曲を集めました。
ピアノコンクールの選曲にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
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【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介(1〜10)
チューリップのラインダンス平吉毅州

まるで色とりどりのチューリップが一斉にステップを踏んでいるような、心はずむメロディに心をつかまれる平吉毅州さんの作品です。
こどものためのピアノ曲集『虹のリズム』に収録されています。
演奏時間は1分30秒ほどと短いながら、長7度の和音や左手の技巧など、練習しがいのある要素が詰まっています。
まずはゆっくりとしたテンポで確実にリズム感をつかむことからはじめましょう。
軽快な演奏で聴衆と審査員を魅了できるよう、コツコツ練習を積み重ねてくださいね!
森の妖精William Gillock

キラキラとした音の粒がこぼれ落ちるような、ウィリアム・ギロックさんのピアノ作品です。
まるで森の奥深くでかわいらしい妖精たちが楽しげに踊っている姿が目に浮かぶようですね。
透明感あふれるメロディが、多くの子供たちの心をつかんでいる本作は、豊かな表現力を身につけたい、物語を紡ぐように音楽を奏でたいと願うお子さんピッタリ!
テンポを上げて弾くことだけにとらわれず、強弱や緩急などにも気を配りながら演奏すれば、コンクールでも一目置かれること間違いなしです!
真夜中の火祭り平吉毅州

『真夜中の火祭り』は、平吉毅州さんが作曲した子供向けのピアノ曲集『虹のリズム』の中の1曲。
情熱的で力強い曲調で聴き映えすることから、コンクール曲や発表会曲として非常に人気の高い作品です。
8分の6拍子の不規則で複雑なリズムは、子供たちにとって大きな挑戦となるはず!
まずは、片手ずつの練習でリズムを正確に把握し、徐々にテンポアップしていくのがオススメです。
楽譜に書かれた強弱やアクセントを忠実に再現し、力強くドラマティックな演奏を目指しましょう!
【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介(11〜20)
トッカティーナDimitri Kabalevsky

軽快でリズミカルな1曲。
イ短調で書かれた本作は、左手で魅力的なメロディを奏で、右手が軽やかな伴奏を担当します。
さらに右手による三和音の最上部の音が、左手のメロディを追いかけるように配置されているところもポイントです。
小さな嵐のように展開していく楽曲のなかで、緊張と緩和のバランスが絶妙に表現されているので、技術と表現力の両方を鍛えられる作品といえるでしょう。
ソナチネ Op.55-1 第1楽章Friedrich Kuhlau

ソナチネ作品のなかでも高い人気を誇る、フリードリヒ・クーラウの『ソナチネ Op.55-1』。
キラキラと輝くような力強い音で幕を開け、聴く人の心をグッとつかみます。
その後に続くのは、まるで小川のせせらぎのように優しく、うっとりするほど美しいメロディ。
この2つの側面をどう表現するかが、演奏の楽しいポイントなんです。
元気いっぱいの曲調と、歌うような旋律の両方に挑戦したいお子さんや、表現の幅を広げたいお子さんは、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

『子犬のワルツ』として親しまれている、フレデリック・ショパン作曲の『ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1』。
子犬がじゃれあうような軽快さと愛らしさを音楽で表現しているこの曲は、コンクール曲や発表会曲として頻繁に取り上げられている名曲中の名曲です。
明るく躍動感あふれるメロディを魅力的に演奏するためには、譜読みの段階から正しい指使いを身につけ、基礎的なテクニックを磨きつつ練習に取り組むことが重要!
小学校低学年の子供たちにとって、この曲は大きな挑戦であるとともに、音楽の楽しさと表現の豊かさを学べる素晴らしい機会になるはずです。
子供のノート(7つのピアノの小品)楽しいお話 Op.69-4Dmitry Shostakovich

ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが愛娘のために心を込めて作ったピアノ小品集『子供のノート Op.69』。
その4番目の小品は、まるで子供がいたずらを仕掛けてくるような、遊び心いっぱいの楽しい1曲です。
アレグロの快活なテンポに乗って、おどけたような旋律が次々と現れ、聴く人を笑顔にします。
物語を想像しながら弾けば、豊かな表現力が自然と身につくはず。
コンクールで個性を輝かせたいお子さんや、音楽でユーモアを表現する楽しさを知ってほしいお子さんにピッタリの作品です。






