RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン

【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介

子供向けのピアノコンクールには、決められた曲の中から選曲する「課題曲形式」と、自由に曲を選択できる「自由曲形式」、さらに課題曲と自由曲の両方が設定されているものがあります。

いずれも「レベルやテクニック、特性に合っているか」「体や手の大きさに合っているか」「コンクールの傾向に合っているか」「演奏技術や表現力の向上につながるか」「意欲的に取り組める好みに合った曲調であるか」といった観点で出場する子供たちにピッタリの曲を選ぶことが、結果を大きく左右します。

そこで本記事では、コンクールで入賞しやすい、あるいは入賞を狙いやすい作品の中から、特に小学校低学年のお子さんにオススメの楽曲を集めました。

ピアノコンクールの選曲にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介(1〜10)

雨の日のふんすいWilliam Gillock

ウィリアム・ギロックが手掛けたこの曲は、雨の日の噴水を描いた印象派風の作品です。

美しいメロディーと技巧的な要素が見事に融合しており、ギロックの教育的な意図が感じられます。

静かな導入部から始まり、噴水が勢いよく噴き上がるような華やかな中間部を経て、再び穏やかな雰囲気に戻る構成は、聴き手を飽きさせません。

コンクールをとおして技術向上と表現力を磨くのに、最適な1曲といえるでしょう。

手が交差するところは、できる限り早くポジション移動をすることでミスタッチが減らせるので、そんな動きの練習もしてみてくださいね。

アレグロ 変ロ長調 K.3Wolfgang Amadeus Mozart

A1級 W.A.モーツァルト:アレグロ 変ロ長調 K.3(2021ピティナコンペ課題曲)  pf. 嶌村 直嗣:Shimamura, Naotsugu
アレグロ 変ロ長調 K.3Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトがわずか6歳のときに作曲したとされる、ピアノのための愛らしい小品。

まるで幼い心がおどるような、明るく軽やかなメロディが特徴で、聴いているだけで心が弾みますね。

短い中にもきらめくような音の粒と躍動感があふれているため、舞台での演奏にもピッタリです。

フレーズの歌わせ方や繊細な表現が求められるので、ただ楽譜通りに音を鳴らすだけでなく、楽譜に書かれた指示を注意深く読み解きつつ、審査員や観客にどうしたらうまく伝わるかを考えながら練習していきましょう。

子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇ましい騎手」Robert Schumann

大崎 夏輝(ピアノ)シューマン/勇ましい騎手(第41回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会)
子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇ましい騎手」Robert Schumann

活気に満ちた曲!

この曲は、1848年にロベルト・シューマンが愛する娘のために手掛けたピアノ小品集『子供のためのアルバム』に収められています。

スタッカートで刻むリズムは馬の軽快な足音のようで、とても勇ましい雰囲気!

短調のメロディが切ない表情を見せますが、決して暗く重々しい印象にならないよう気をつけましょう。

中間部で明るいヘ長調へと変わる部分では、その美しい対比を生かして、物語を紡ぐように演奏してみてくださいね。

真夜中の火祭り平吉毅州

真夜中の火祭 ピアノ 平吉毅州【発表会おすすめ】ピアニスト 近藤由貴/The Midnight Fire Festival Piano, Yuki Kondo
真夜中の火祭り平吉毅州

『真夜中の火祭り』は、平吉毅州さんが作曲した子供向けのピアノ曲集『虹のリズム』の中の1曲。

情熱的で力強い曲調で聴き映えすることから、コンクール曲や発表会曲として非常に人気の高い作品です。

8分の6拍子の不規則で複雑なリズムは、子供たちにとって大きな挑戦となるはず!

まずは、片手ずつの練習でリズムを正確に把握し、徐々にテンポアップしていくのがオススメです。

楽譜に書かれた強弱やアクセントを忠実に再現し、力強くドラマティックな演奏を目指しましょう!

トッカティーナDimitri Kabalevsky

【ピアノ発表会おすすめ】トッカティーナ ♫ カバレフスキー / Toccatina Op.27-12, Kabalevsky
トッカティーナDimitri Kabalevsky

軽快でリズミカルな1曲。

イ短調で書かれた本作は、左手で魅力的なメロディを奏で、右手が軽やかな伴奏を担当します。

さらに右手による三和音の最上部の音が、左手のメロディを追いかけるように配置されているところもポイントです。

小さな嵐のように展開していく楽曲のなかで、緊張と緩和のバランスが絶妙に表現されているので、技術と表現力の両方を鍛えられる作品といえるでしょう。