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【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介

子供向けのピアノコンクールには、決められた曲の中から選曲する「課題曲形式」と、自由に曲を選択できる「自由曲形式」、さらに課題曲と自由曲の両方が設定されているものがあります。

いずれも「レベルやテクニック、特性に合っているか」「体や手の大きさに合っているか」「コンクールの傾向に合っているか」「演奏技術や表現力の向上につながるか」「意欲的に取り組める好みに合った曲調であるか」といった観点で出場する子供たちにピッタリの曲を選ぶことが、結果を大きく左右します。

そこで本記事では、コンクールで入賞しやすい、あるいは入賞を狙いやすい作品の中から、特に小学校低学年のお子さんにオススメの楽曲を集めました。

ピアノコンクールの選曲にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介(1〜10)

子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇ましい騎手」Robert Schumann

大崎 夏輝(ピアノ)シューマン/勇ましい騎手(第41回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会)
子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇ましい騎手」Robert Schumann

活気に満ちた曲!

この曲は、1848年にロベルト・シューマンが愛する娘のために手掛けたピアノ小品集『子供のためのアルバム』に収められています。

スタッカートで刻むリズムは馬の軽快な足音のようで、とても勇ましい雰囲気!

短調のメロディが切ない表情を見せますが、決して暗く重々しい印象にならないよう気をつけましょう。

中間部で明るいヘ長調へと変わる部分では、その美しい対比を生かして、物語を紡ぐように演奏してみてくださいね。

森の妖精William Gillock

Gillock : Ariel (A Forest Sprite) / ギロック:森の妖精
森の妖精William Gillock

キラキラとした音の粒がこぼれ落ちるような、ウィリアム・ギロックさんのピアノ作品です。

まるで森の奥深くでかわいらしい妖精たちが楽しげに踊っている姿が目に浮かぶようですね。

透明感あふれるメロディが、多くの子供たちの心をつかんでいる本作は、豊かな表現力を身につけたい、物語を紡ぐように音楽を奏でたいと願うお子さんピッタリ!

テンポを上げて弾くことだけにとらわれず、強弱や緩急などにも気を配りながら演奏すれば、コンクールでも一目置かれること間違いなしです!

アレグロ 変ロ長調 K.3Wolfgang Amadeus Mozart

A1級 W.A.モーツァルト:アレグロ 変ロ長調 K.3(2021ピティナコンペ課題曲)  pf. 嶌村 直嗣:Shimamura, Naotsugu
アレグロ 変ロ長調 K.3Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトがわずか6歳のときに作曲したとされる、ピアノのための愛らしい小品。

まるで幼い心がおどるような、明るく軽やかなメロディが特徴で、聴いているだけで心が弾みますね。

短い中にもきらめくような音の粒と躍動感があふれているため、舞台での演奏にもピッタリです。

フレーズの歌わせ方や繊細な表現が求められるので、ただ楽譜通りに音を鳴らすだけでなく、楽譜に書かれた指示を注意深く読み解きつつ、審査員や観客にどうしたらうまく伝わるかを考えながら練習していきましょう。

【小学校低学年向け】ピアノコンクールで入賞しやすい曲を一挙紹介(11〜20)

トッカティーナDimitri Kabalevsky

【ピアノ発表会おすすめ】トッカティーナ ♫ カバレフスキー / Toccatina Op.27-12, Kabalevsky
トッカティーナDimitri Kabalevsky

軽快でリズミカルな1曲。

イ短調で書かれた本作は、左手で魅力的なメロディを奏で、右手が軽やかな伴奏を担当します。

さらに右手による三和音の最上部の音が、左手のメロディを追いかけるように配置されているところもポイントです。

小さな嵐のように展開していく楽曲のなかで、緊張と緩和のバランスが絶妙に表現されているので、技術と表現力の両方を鍛えられる作品といえるでしょう。

小さなさすらい人Gustav Lange

G.Lange : Der kleine Wanderer ランゲ : 小さなさすらい人
小さなさすらい人Gustav Lange

親しみやすくメロディックなピアノ音楽で知られるドイツの作曲家、グスタフ・ランゲの『小さなさすらい人』は、冒険への憧れを感じさせるメロディが特徴的な作品です。

ピアノを学び始めたばかりのお子さんでも挑戦しやすく、指の独立性や表現力を育むのにピッタリのこの曲は、コンクール曲にも最適!

また、この曲への取り組みは、日本人にとってなじみが薄いとされる3拍子のリズムに慣れる絶好の機会でもあります。

まずは、ゆったりとしたテンポで丁寧に練習し、徐々に表情豊かな演奏を心がけるとよいでしょう!

ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

ショパン:ワルツ 第6番 「小犬のワルツ」 変ニ長調 Op.64-1 /國安 桔平(第46回入賞者記念コンサートB級[金賞])
ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

『子犬のワルツ』として親しまれている、フレデリック・ショパン作曲の『ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1』。

子犬がじゃれあうような軽快さと愛らしさを音楽で表現しているこの曲は、コンクール曲や発表会曲として頻繁に取り上げられている名曲中の名曲です。

明るく躍動感あふれるメロディを魅力的に演奏するためには、譜読みの段階から正しい指使いを身につけ、基礎的なテクニックを磨きつつ練習に取り組むことが重要!

小学校低学年の子供たちにとって、この曲は大きな挑戦であるとともに、音楽の楽しさと表現の豊かさを学べる素晴らしい機会になるはずです。

パリの休日William Gillock

【2018年度学生ピアノコンクール:金賞】(7歳)パリの休日 ギロック
パリの休日William Gillock

子供向けの作品を数多く残しているウィリアム・ギロックさん。

『パリの休日』はコンクールや発表会で頻繁に演奏されている人気の作品で、初心者が挑戦すべき要素が多く詰まっています。

終盤に関しては全音音階が登場するため、不思議な響きを味わうよい経験になるでしょう。

ぜひコンクールで取り組んでみてはいかがでしょうか。